外壁塗装はどこに頼む?業者の種類と選び方のコツ!注意点や優良業者の見極め方 | 株式会社新東亜工業  

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外壁塗装はどこに頼む?業者の種類と選び方のコツ!注意点や優良業者の見極め方

外壁塗装を検討している方は、どこに頼むのがよいのか、依頼する際の注意点はあるのかなど、疑問や不安を抱くこともあるでしょう。

住まいの大切な修繕を任せる際には、適正な価格で優良な業者に依頼したいものです。

しかし、相場と比較して高額な費用を要求してくる悪徳な業者も少なくありません。

そこで、外壁塗装を依頼できる業者の種類、どこに頼むとよいのかを解説します。

外壁塗装は10年~15年に1度の塗り替えが目安

外壁塗装を依頼する時期、タイミングは塗料によって異なりますが基本的には10~15年に1度です。

10年以上経過している場合は、ひび割れや目地がないか、カビが生えていないか、触ったときに粉が吹いていないかなどをチェックしましょう。

外壁塗装はどこに頼む?業者の種類

外壁塗装の依頼先は、大きく分けて6種類あり、特徴が異なります。

外壁塗装を行うために必要な資格は特にありません。

そのため、様々な業者が外壁塗装を受け付けています。

しかし、業者の種類によって工事の進め方が異なるため、選ぶ際にはメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

外壁塗装専門業者

外壁塗装を専門に行っている業者で、塗装技能士の資格を持つ熟練の職人など塗装のスペシャリストが揃っています。

網戸や雨どい、シャッターの交換、防水工事など、外壁塗装に関連するリフォーム工事も行っている業者も多いです。

また、多くの塗装業者は自社施工が可能のため、ほかの業者と比較すると費用が安く工期が短い点が特徴です。

さらに、ほとんどの塗装業者は自社で施工でき、中間マージンが発生せず、費用の負担を軽減できます。

ただし、少数精鋭で運営しているところも多く、他の塗装業者や足場専門業者に委託しているケースも珍しくありません。

一部の作業を別の業者に委託している場合は、部分的な中間マージンが発生します。

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、主に新築住宅を建設する業者のことです。

ハウスメーカーの多くは大手企業であり、テレビCMや雑誌などでの広告宣伝費をかけています。

さらに、広告宣伝費だけでなく、住宅展示場でのイベント開催や、飛び込み客営業、問い合わせ対応営業など、様々な営業代行業者を雇うことも特徴です。

また、自社に工事部門がないため、工事はすべて外注に頼らざるを得ません。

様々な経費が発生するハウスメーカーに外壁塗装を依頼すると、中間マージンや広告宣伝費がかさみ、結果的に工事費が非常に高くなるでしょう。

しかし、住宅を建てたメーカー以外に外壁塗装を含めたリフォームをした場合、新築時のメーカー保証が無効になる可能性があります。

また、大手ハウスメーカーでは施工費が高くなりますが、現場管理はハウスメーカーが厳選した優良業者に任せられ、手厚い工事保証もついてくるため安心です。

リフォーム業者

リフォーム業者とは、塗装工事以外の外装工事や内装工事など、リフォーム工事全般を行うことができる業者のことです。

例えば、内装工事であればフローリングや壁紙の張り替え、キッチンやお風呂などの水回り設備の交換やリフォームを依頼できます。

また、室内の間取り変更、防水工事、防音工事、耐震補強工事など規模が大きいリフォームも行っているため、家全体をリフォームしたい方におすすめです。

ただし、様々な箇所のリフォームができるとしても、業者によって得意不得意があります。

外壁塗装を依頼する場合は、塗装の実績が豊富な業者なのかどうか確認しましょう。

工務店

工務店は、住宅建築のノウハウを持っている建設業者です。

ハウスメーカーと比べて色や塗料の種類が豊富で、ハウスメーカーと同じ価格で自由度の高い施工ができます。

ただし、工務店によって、塗装スタッフの知識や接客対応、過去の実績などが異なるケースが多いです。

塗装業者に外注する場合、中間マージンが発生するため、費用が割高になるでしょう。

また、工務店ごとに料金設定が異なり、統一されていないことから、予算設定が難しい点に注意が必要です。

ホームセンター

外壁塗装を依頼できるホームセンターもあります。

大手の有名ホームセンターであれば、外壁塗装の専門部署を設けている場合もありますが、下請け業者を利用することが多いです。

そのため、中間マージンが発生します。

訪問販売業者

訪問販売業者は自社で工事を行わず、下請け業者に多くの工事を任せて中間マージンをカットしていることがあります。

つまり、下請け業者も手抜き工事をせざるを得ません。

結果、高い契約金を払っているにもかかわらず、質の悪い仕事が行われるという事態に陥ります。

国民生活センターに寄せられる住宅リフォームに関する苦情の多くは、訪問販売業者との契約に関するものです。

突然現れて工事を勧められ、「すぐに工事をしないと危ない」と不安を煽られても、基本的に契約はしないことが大切です。

しかし、すべての訪問販売業者が悪質なわけではありません。

本当に信用できるのであれば、外壁塗装を検討してもよいでしょう。

外壁塗装業者選びの注意点

外壁塗装をきっかけとして、詐欺行為やトラブルが起こることは多いです。

他人を無条件に信用することは避け、悪質業者を見極めるポイントを理解し、自分の身は自分で守りましょう。

例えば、「すぐに外壁塗装をしなければ危険」などと契約を急ぎ、家族や友人、知人に相談する時間を作らせないことがあります。

さらに、過度な値引きをするなどの傾向が見られた際は要注意です。

目安として、10万円以上の値引きを提示する業者は悪質な可能性が高いでしょう。

見積もりの信頼性が低いため費用が安くなりがちで、極端な値引きをしても外壁塗装業者は利益を出しています。

また、サービスの一環として大幅な値引きを行うケースや、外壁の劣化が激しいケースも少なくありません。

心配な場合は、他の事業者の意見を聞いてみましょう。

外壁塗装工事は決して安い工事ではなく、安全にも関わります。

トラブルから身を守るための予備知識を身に付け、リスクヘッジをしましょう。

外壁塗装の優良業者探しのポイントは?選び方のコツ

信頼できる外壁塗装業者を探すためには、いくつかのポイントがあります。

選び方のコツを押さえておくことで、大きな失敗を防ぎ、リーズナブルな価格で高品質な塗装工事を受けられるでしょう。

ここでは、外壁塗装の優良業者を見極める方法、どこに頼むか決めるコツを紹介します。

相見積もりが基本!複数の塗装業者の見積もりをチェック

最も重要なポイントは、複数の塗装業者に連絡し、相見積もりを取ることです。

最低でも3社に連絡し、価格やサービス内容、作業内容などを比較しましょう。

見積もり金額だけではなく、工事内容や担当者のアドバイスなども比較し、納得のうえ契約できる外壁塗装業者を見つけることが大切です。

見積もり内容に不安な点があれば、担当者に確認し、不透明な点は契約前に必ず解消しておきましょう。

費用だけでなく、担当者の人柄も見て、安心して任せられる業者を選ぶことがポイントです。

施工実績や依頼者からの評判

多くの外壁塗装業者の公式サイトには、「お客様の声」や「施工事例」などのタイトルで施工実績が掲載されています。

優良業者の特徴としては、実施実績だけでなく、各工程の写真や動画など詳細な内容が挙げられます。

自分の仕事に誇りを持っている職人を雇っている業者は、良い業者である可能性が高いです。

外壁塗装をどこに頼むか迷ったときは見積もりで比較しよう

外壁塗装をどこに頼むか迷う方は多いですが、業者にも様々な種類があり、簡単に決めることは難しいといえます。

自分や家族に合った塗装業者を見つけるためにも、気になる業者・メーカーに見積もりを依頼する方法が有効です。

納得できる価格で、高品質な外壁塗装をしてくれる業者を見つけましょう。

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