築50年の木造住宅は外壁塗装ができる?相場費用なども解説 | 株式会社新東亜工業  

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築50年の木造住宅は外壁塗装ができる?相場費用なども解説

「耐用年数が過ぎたらもう住めないの?」「メンテナンスはどうすれば良い?」など、築年数が長くなってくるときになることも出てくるでしょう。

木造住宅の法定耐用年数は22年とされているので、その倍以上の50年がたってしまったならなおさらです。しかし、法定耐用年数は住宅の寿命ではありません。

法定耐用年数が過ぎてしまったとしても、きちんとメンテナンスをしていれば快適な生活を送ることも可能です。

本記事では、築50年を過ぎた木造住宅のメンテナンスや外壁塗装について詳しく解説します。

築50年の住宅は外壁塗装で寿命が延びる?

築50年の住宅は、リフォームするべきか建て替えをするべきか悩む、という人も少なくないでしょう。実際のところ、今後何十年も住み続けるなら、建て替えたほうが良いこともあります。

しかし、外壁塗装をするだけでも、住宅の寿命を延ばすことはできるため、おすすめです。家族構成や今後のライフプラン、予算に応じて建て替えるのか外壁塗装をするのかを選ぶと良いでしょう。

予算で見ると外壁リフォームがおすすめ

「今後何十年も住み続けるかわからない」「緊急でとりあえず住めるようにしたい」といった場合には、外壁塗装がおすすめです。

どのような工事を行うかにもよりますが、外壁塗装・屋根塗装なら60万~400万円程度かかりますが、建て替えとなると1500~2000万円はかかるでしょう。

建て替えるほどの予算がない場合は、ひとまず外壁塗装をするだけでも住宅の寿命を延ばすことができるからです。

外壁塗装の種類と費用相場

外壁塗装といっても、ただ単に壁の塗り替えを行うだけというわけにはいきません。築50年ともなれば、外壁自体を取り換えなくてはならない可能性もあるからです。外壁塗装には、以下のような種類が考えられます。

外壁塗装の種類費用相場特徴
塗り替え80~120万円・既存の壁を壊す必要がない・塗料によってさまざまな効果が得られる
カバー工法(重ね張り)120~180万円・既存の壁を壊す必要がない・壁を重ねることで強度を増すことができる
張り替え150~200万円・既存の壁を撤去する・新しい壁を作る

築50年の住宅の外壁は劣化している

外壁は、紫外線や年数によって劣化していきます。とくに築50年の住宅なら、なおさらでしょう。外壁が劣化する原因としては、以下のようなものが考えられます。

  • 太陽の紫外線や熱
  • 雨や風
  • 経年劣化

外壁には、塗装がしてありますが、塗膜が常に太陽の熱や紫外線にさらされているため、分解されて劣化してきてしまいます。とくに太陽が当たりやすい位置にある部分は、劣化が早い場合があるので注意しておかなくてはなりません。

また、外壁は常に雨や風にさらされているため、そういった面でも劣化してきてしまいます。その他、経年による劣化があります。いわゆる耐用年数というもので、年数がたってくるにしたがって、外壁にひび割れやチョーキングと呼ばれる現象が起こります。

木造住宅の場合は耐用年数が22年とされているため、築50年であれば外壁は張り替えをしたほうが良い場合もあります。

ただし、必ずしも張替えが必異様とは限りません。外壁塗装の前に業者に相談して、塗装だけにするのか、カバー工法で重ね張りにするのか、いっそ張り替えてしまうのか選ぶようにしましょう。

使用している塗料によっても耐用年数は異なるため、耐用年数に関しては以下の表を参考にしてみてください。

種類耐用年数
アクリル5~7年
ウレタン8~10年
シリコン10~15年
フッ素12~15年
遮熱系14~20年
無機塗料20年~

ただ単に耐用年数が長ければよいというものではないため、塗装をするときには業者とよく相談をして、どの塗料にするかを決めると良いでしょう。

外壁の劣化のサイン

築年数がたっているからといって、必ずしも外壁が劣化しているとは限りません。定期的にメンテナンスをしている場合は、築50年以上たっていても塗り直しが必要ないこともあります。ここでは、外壁が劣化しているときのサインについてみていきましょう。

コーキングの割れ・はがれ

建物の壁と壁のすき間には、ゴムのような物が詰められているのを見たことがないでしょうか。これはコーキングと呼ばれるもので、壁のすき間から雨水が侵入しないようにしてあるものです。このコーキングは、経年劣化などによって割れたり剥がれたりしてしまいます。

藻やコケが発生している

壁は年数がたつと、藻やコケが繁殖してしまうことがあります。とくに日当たりが悪い壁や皮が近くにある場合、湿度が高い地域などは発生しやすいといえるでしょう。藻やコケが生えてきているのも、壁が経年劣化してきているサインといえます。

塗膜の浮き・剥がれ

外壁の塗料には耐久年数があり、長い間メンテナンスをせずに放置しておくと経年劣化で塗膜納期や剥がれが起こる場合があります。塗膜の浮きや剥がれがあった場合には、外壁の劣化のサインであるため、早めに塗り替えをおこないましょう。

築50年の家の外壁塗装の手順

築年数が経過すると、どうしても外壁に劣化症状が出てしまうものです。ここでは、築50年の家の外壁塗装を行うときの手順に関して解説します。

1.コーキングの打ち替え

コーキングは劣化しているため、既存のコーキングはすべて撤去する必要があります。コーキングをそのまま残して増し打ちするケースもありますが、そもそもコーキングは劣化しているため、劣化しているものをそのまま残して重ね塗りしても、耐久性などに問題が出てきてしまいます。

とくに築50年もたっている住宅ならなおさら、既存のコーキングは全て撤去して新しくした方が良いでしょう。

2.高圧洗浄

外壁にはコケやカビ、そのほかにもさまざまな汚れがついています。そのため、外壁を塗りなおす場合は、先に高圧洗浄を行って全体をきれいにする必要があります。高圧洗浄は、水を特殊な機械で打ち出すことによって外壁の汚れをきれいに洗い流すことです。

また、あまりにも汚れがひどすぎるという場合には、バイオ洗浄を行うこともあります。バイオ洗浄液を使用することによって、水だけでは落としきれない汚れも落とすことができますよ。

3.塗料を選ぶ

前述したとおり、塗料にはさまざまな種類があります。塗料の中でもおすすめはシリコンやフッ素などの耐久力に優れた塗料です。

また、外壁の劣化原因となる紫外線が気になる場合には、耐久力だけでなく、紫外線への耐候性が高いフッ素塗料などがおすすめです。

その他、塗料の種類によって弾性も違ってくるため、外壁がモルタルなどであれば弾性のある塗料がおすすめです。ただし、壁の材質によっては弾性のある塗料が合わない場合もあるため、業者とよく相談をするようにしましょう。

また、塗料の中には断熱性のあるものもあるため、塗料の特徴をしっかり把握して、外壁にあう塗料を選ぶことが大切です。

4.塗り替え

塗料を選んだら、塗り替えを行います。もし建物診断などをおこなって建物の壁そのものを撤去した方が良いのであれば、できるだけ早く建物の壁の張替え工事を行いましょう。

まとめ

築50年の家も、きちんと手入れをすることで、長持ちさせることが可能です。とくに、建物の外壁や屋根に関しては、定期的にチェックをして、必要であれば塗装のし直しや張り替えを行わなくてはなりません。

とはいえ、何をしていいかわからないという人がほとんどのため、まずは一度プロの業者に依頼しましょう。

壁や屋根の劣化具合を見てもらい、必要であれば塗装工事や張替えを行います。外壁や屋根のメンテナンスを定期的に行うことで、築50年の住宅でも快適に暮らしていくことができるでしょう。

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