マンションの大規模修繕のスケジュール工程とかかる期間について | 株式会社新東亜工業  

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マンションの大規模修繕のスケジュール工程とかかる期間について

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大規模修繕工事は、計画段階から着工、完了まで 約2〜3年 かかります。以下は工程の概要です

大規模修繕のスケジュール工程と期間

マンションの大規模修繕工事は、建物の耐久性や安全性、快適性を維持するために必要な工事です。

大規模修繕工事は、一般的に以下の5つの工程で行われます。

計画段階(数ヶ月)

大規模修繕工事の目的や内容、予算、スケジュールなどを計画する段階です。

建物診断(数ヶ月)

建物の現状や劣化状況、補修や改善の必要性などを調査する段階です。

総会の承認(数ヶ月)

大規模修繕工事の計画や見積もり、業者の選定などを管理組合の総会で承認する段階です。

工事実施(約1年)

大規模修繕工事の実際の作業を行う段階です。

竣工検査(数ヶ月)

大規模修繕工事の完成度や品質、効果などを検査する段階です。

大規模修繕のタイミングと周期

マンションの大規模修繕工事のタイミングと周期は、建物の種類や構造、築年数、環境、使用状況などによって異なりますが、一般的には、以下のような基準があります。

建物の耐用年数や劣化度合い、法令や規制の変更、住民の要望などに応じて、大規模修繕工事のタイミングを決める必要があります。

一般的には、建物の耐用年数の半分程度が目安とされています。例えば、耐用年数が60年の場合は、30年目に大規模修繕工事を行うことが推奨されています。

大規模修繕工事のタイミングに応じて、大規模修繕工事の周期を決める必要があります。

一般的には、10年から15年程度が目安とされています。例えば、30年目に大規模修繕工事を行った場合は、40年目か45年目に再度大規模修繕工事を行うことが推奨されています。

大規模修繕工事のタイミングと周期を適切に決めることで、建物の価値や機能を維持することができます。

注意点とまとめ

マンションの大規模修繕工事には、以下のような注意点があります。

大規模修繕工事は、管理組合の総会で承認される必要があります。

管理組合の総会では、大規模修繕工事の計画や見積もり、業者の選定などについて、住民の意見や質問を聞くことが重要です。

専門的な知識や技術が必要な工事です。大規模修繕工事の業者の選定は、信頼性や実績、品質やコストなどを慎重に比較検討することが重要です。

玄関ドアや窓などの部分的な補修だけでなく、外壁や屋根などの全体的な改善も行うことが重要です。

大規模修繕工事は、建物の耐久性や安全性、快適性を向上させるだけでなく、省エネや防災などの付加価値も提供することができます。

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