マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕は必要なの? | 株式会社新東亜工業  

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マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕は必要なの?

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マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕について

マンションの大規模修繕は、建物の耐震性や安全性を確保するために必要な工事です。

しかし、大規模修繕には様々な項目があり、その中には玄関ドアの修繕も含まれます。

玄関ドアの修繕は、マンションの外観や防犯性、断熱性などに影響する重要な工事です。

しかし、玄関ドアの修繕には注意点があります。

それは、玄関ドアは内側と外側で扱いが違うということです。

この記事では、マンションの玄関ドアの修繕について、内側と外側の違い、修繕が必要なケース、修繕方法、費用目安、回数による内容の違い、修繕の際のポイントなどを詳しく解説します。

マンションの玄関ドアは内側と外側で扱いが違う

マンションの玄関ドアは、内側と外側で扱いが違います。

内側のドアは、個人の所有物として扱われます。

つまり、修繕の必要性や方法、費用などは、個人の判断や負担になります。

一方、外側のドアは、共用部分として扱われます。

つまり、修繕の必要性や方法、費用などは、管理組合の判断や負担になります。

このように、玄関ドアは内側と外側で扱いが違うため、修繕の際には注意が必要です。

例えば、内側のドアを自分で交換したいと思っても、外側のドアとの調和や規格などを考慮しなければなりません。

また、外側のドアの修繕は、管理組合の決議や工事業者の選定などに従わなければなりません。

このように、玄関ドアの修繕は、内側と外側で扱いが違うことを理解しておく必要があります。

マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕が必要なケース

マンションの玄関ドアの修繕が必要なケースは、主に以下の3つです。

  • ドアの劣化や損傷が目立つ場合
  • ドアの防犯性や断熱性が低下している場合
  • ドアのデザインや色が古くなっている場合

ドアの劣化や損傷が目立つ場合

ドアの劣化や損傷は、ドアの表面や枠にひび割れや剥がれ、錆びや変色などが見られる場合です。

これらは、ドアの強度や耐久性に影響するだけでなく、マンションの外観や印象にも悪影響を与えます。

ドアの防犯性や断熱性が低下している場合

ドアの防犯性や断熱性は、ドアの開閉や施錠がスムーズにできない場合や、ドアの隙間から風や音が漏れる場合などに低下していると考えられます。

これらは、ドアの機能や性能に影響するだけでなく、住民の安全や快適さにも悪影響を与えます。

ドアのデザインや色が古くなっている場合

ドアのデザインや色は、ドアの形や素材、色合いなどが流行や時代に合わなくなっている場合です。

これらは、ドアの美観や個性に影響するだけでなく、マンションの価値や魅力にも悪影響を与えます。

このように、マンションの玄関ドアの修繕が必要なケースは、ドアの状態や目的によって異なります。

マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕方法

マンションの玄関ドアの修繕方法は、主に以下の3つです。

  • カバー方法
  • ドア交換工法
  • 引き抜き方法

カバー方法

カバー方法は、ドアの表面に新しい素材を貼り付ける方法です。

ドアの形やサイズは変わりませんが、ドアの外観や色が変わります。カバー方法のメリットは、工事期間が短く、工事費用が安いことです。

カバー方法のデメリットは、ドアの厚みが増えることや、ドアの機能や性能が改善されないことです。

カバー方法は、ドアの劣化や損傷が軽度で、ドアのデザインや色を変えたい場合に適しています。

ドア交換工法

ドア交換工法は、ドアの枠ごと新しいドアに交換する方法です。

ドアの形やサイズは変わりますが、ドアの外観や色は自由に選べます。

ドア交換工法のメリットは、ドアの機能や性能が向上することや、ドアのデザインや色が豊富にあることです。

ドア交換工法のデメリットは、工事期間が長く、工事費用が高いことです。

ドア交換工法は、ドアの劣化や損傷が重度で、ドアの機能や性能を改善したい場合に適しています。

引き抜き方法

引き抜き方法は、ドアの枠を残してドアだけを引き抜いて新しいドアに交換する方法です。

ドアの形やサイズは変わりませんが、ドアの外観や色は自由に選べます。

引き抜き方法のメリットは、ドア交換工法よりも工事期間が短く、工事費用が安いことです。

引き抜き方法のデメリットは、ドアの枠が劣化している場合は適用できないことや、ドアのデザインや色が限られることです。

引き抜き方法は、ドアの枠がまだ良好で、ドアの外観や色を変えたい場合に適しています。

このように、マンションの玄関ドアの修繕方法は、ドアの状態や目的によって選ぶ必要があります。

マンションの玄関ドアの修繕にかかる費用目安

マンションの玄関ドアの修繕にかかる費用は、修繕方法やドアの種類、サイズ、素材などによって異なります。

一般的な目安としては、以下の表のようになります

修繕方法費用(税込)
カバー方法5万円~10万円
ドア交換工法20万円~40万円
引き抜き方法15万円~30万円

ただし、これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は工事業者や見積もりによって変わります。

また、内側のドアの修繕は個人の負担になりますが、外側のドアの修繕は管理組合の負担になります。

そのため、外側のドアの修繕費用は、管理費や修繕積立金などから支払われます。

このように、マンションの玄関ドアの修繕にかかる費用は、様々な要因によって変動します。

マンションの大規模修繕で玄関ドアの修繕の内容は回数によって違う

ンションの大規模修繕は、一般的には10年~15年に1回のペースで行われます。

しかし、玄関ドアの修繕の内容は、回数によって違います。以下に、1回目、2回目、3回目の修繕の内容を示します。

1回目の修繕

ドアの表面の清掃や補修、塗装などのメンテナンスを行います。

ドアの機能や性能に問題がなければ、カバー方法で外観を変えることもできます。

1回目の修繕は、ドアの劣化や損傷が軽度であれば十分な対策となります。

2回目の修繕

ドアの表面の清掃や補修、塗装などのメンテナンスを行います。

ドアの機能や性能に問題があれば、引き抜き方法でドアを交換します。

2回目の修繕は、ドアの劣化や損傷が中度であれば十分な対策となります。

3回目の修繕

ドアの表面の清掃や補修、塗装などのメンテナンスを行います。

ドアの機能や性能に問題があれば、ドア交換工法でドアと枠を交換します。

3回目の修繕は、ドアの劣化や損傷が重度であれば必要な対策となります。

このように、マンションの玄関ドアの修繕の内容は、回数によって違います。そのため、ドアの状態や目的に応じて、適切な修繕方法を選ぶ必要があります。

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