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マンション大規模修繕の空き巣対策・防犯対策は?

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大規模修繕工事中の空き巣被害について

マンションの大規模修繕工事は、建物の耐久性や美観を保つために必要なものですが、同時に空き巣のリスクも高まります。

なぜなら、足場があることで、不審者が外壁から侵入しやすくなるからです。

実際に、大規模修繕工事中の空き巣被害は、全国で年間約200件発生していると言われています。

空き巣被害に遭った場合、住民だけでなく、管理組合やオーナーも責任を問われる可能性があります。

管理組合は、住民の安全を守るために、工事会社に防犯対策を依頼する義務があります。

オーナーは、賃貸契約において、借主の財産を守るために、防犯対策を講じる義務があります。

これらの義務を怠った場合、住民から損害賠償を請求される恐れがあります。

したがって、大規模修繕工事中の空き巣被害を防ぐためには、工事会社に依頼する足場の防犯対策と、住民への周知と追加で行う防犯対策が必要です。

工事会社に依頼する足場の防犯対策

工事会社に依頼する足場の防犯対策として、以下の3つが挙げられます。

  • 出入り口の施錠と金網養生で足場からの侵入を防ぐ
  • センサーライトや防犯センサーを設置して不審者を撃退
  • 外から見えやすい透過シートの採用で犯罪を防止

まず、出入り口の施錠と金網養生で足場からの侵入を防ぐことが重要です。

出入り口の施錠と金網養生で足場からの侵入を防ぐ

そこで、出入り口には鍵をかけるだけでなく、金網や鉄板などで覆うことで、不審者の侵入を阻止します。

足場には、工事のために必要な出入り口がありますが、これが空き巣の侵入経路になります。

また、足場の隙間や窓からの侵入も防ぐために、金網養生という方法があります。

これは、足場の外側に金網を張り巡らせることで、足場に登ることを困難にするものです。

センサーライトや防犯センサーを設置して不審者を撃退

次に、センサーライトや防犯センサーを設置して不審者を撃退することが効果的です。

センサーライトは、人や動物の動きを感知して自動的に点灯する照明です。

これを足場に設置することで、夜間に不審者が近づいたときに、明るく照らして威嚇します。

また、防犯センサーは、人の動きを感知して警報音や音声で警告する装置です。

これを足場に設置することで、不審者に気づかせて退散させます。

外から見えやすい透過シートの採用で犯罪を防止

最後に、外から見えやすい透過シートの採用で犯罪を防止することができます。

透過シートとは、外からは中が見えるが、中からは外が見えない特殊なシートです。

これを足場に張ることで、住民のプライバシーを守りながら、不審者には中の様子が丸見えになります。

これにより、不審者は犯行を躊躇するとともに、周囲の人や警察に発見されやすくなります。

以上のように、工事会社に依頼する足場の防犯対策は、足場からの侵入を防ぐ、不審者を撃退する、犯罪を防止するという3つの効果があります。

住民への周知と追加で行う防犯対策

工事会社に依頼する足場の防犯対策だけでは、空き巣被害を完全に防ぐことはできません。

住民自身も、以下の3つの防犯対策を行う必要があります。

  • 外壁工事中は窓に補助錠やアラームを付ける
  • 足場付近に防犯カメラを設置
  • 空き巣被害が起こったときのために保険の加入を検討

外壁工事中は窓に補助錠やアラームを付ける

まず、外壁工事中は窓に補助錠やアラームを付けることが必要です。

足場があることで、窓からの侵入が容易になります。

そこで、窓には通常の鍵だけでなく、補助錠やアラームを付けることで、侵入を防ぎます。補助錠は、窓の開閉を固定する金具で、窓をこじ開けるのを難しくします。

アラームは、窓が開かれたときに音や光で知らせる装置で、不審者を威嚇します。

足場付近に防犯カメラを設置

足場付近に防犯カメラを設置することが有効です。

防犯カメラは、不審者の姿や顔を記録することで、犯人の特定や逮捕に役立ちます。

また、防犯カメラがあることを示すステッカーや看板を貼ることで、不審者に犯行を思いとどまらせることもできます。

空き巣被害が起こったときのために保険の加入を検討

空き巣被害が起こったときのために保険の加入を検討することが必要です。

空き巣被害に遭った場合、財産の損失や精神的な苦痛が発生します。

これらの被害を補償するためには、火災保険や住宅総合保険などの保険に加入することがおすすめです。

保険に加入することで、空き巣被害に遭った場合、財産の損失や精神的な苦痛が発生します。

これらの被害を補償するためには、火災保険や住宅総合保険などの保険に加入することがおすすめです。

保険に加入することで、空き巣被害に遭っても、保険金で被害を最小限に抑えることができます。

保険の種類や内容によって、補償の範囲や額が異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

以上のように、住民への周知と追加で行う防犯対策は、窓に補助錠やアラームを付ける、足場付近に防犯カメラを設置する、保険の加入を検討するという3つの方法があります。

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