コラム    

マンション大規模修繕工事の竣工検査のポイントを解説!建物の確認申請は必要?

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マンションの大規模修繕工事が完了した後には、竣工検査が行われ、大規模修繕が計画通りに進んだか、また工事の内容や品質に問題がないかを確認するための重要な診断です。特に、確認申請が必要な場合があり、建物診断や劣化診断を受けることが求められることもあります。

この記事では、竣工検査の内容や、必要な確認申請について、しっかりと押さえておくべきポイントを解説していきますので、安心して大規模修繕工事を完了させるために、事前に知識を身につけておきましょう。

マンションの資産価値維持や居住者の安全な生活のために、大規模修繕工事は欠かせません。この記事を通じて、大規模修繕工事に対する理解を深め、より良い住環境づくりの一助となれば幸いです。

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新東亜工業の大規模修繕工事の特徴
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大規模修繕の竣工検査とは?

大規模修繕の竣工検査は、工事が計画通りに完了したかを確認する重要なプロセスです。

竣工検査は、工事の品質を保証し、将来的な問題を未然に防ぐために行われます。

工事が契約書に記載された通りに実施されたか、施工不備がないかなどを確認することで、建物の安全性と機能性を維持します。

例えば、外壁の塗装や防水工事が計画通りに行われたかを確認することで、将来的な雨漏りや劣化を防ぎます。

したがって、竣工検査は大規模修繕工事の成功を確実にするために不可欠なステップです。

大規模修繕における建物の確認申請について

大規模修繕における建物の確認申請とは、修繕工事が建物の構造や用途に影響を与える場合、または一定の規模以上の改修を行う場合に、地方自治体などに届け出る手続きのことです。

確認申請が必要なケースとしては、建物の外観や構造に大きな変更が加わる修繕や、耐震補強、用途変更を伴う工事などが挙げられます。

通常の大規模修繕工事であれば、外壁や屋上の防水、塗装などの範囲であれば申請は不要ですが、法規的な基準を超える改修や増築にあたると、確認申請が必要になります。

この申請を行うことで、工事が法律に適合しているかを確認し、安全で適正な修繕工事を進めるためのチェックが行われるのです。

大規模修繕工事とは?

大規模修繕工事は、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させるために非常に重要な工事です。

大規模修繕とは、経年劣化によって傷んだ建物の部分を補修し、新築時の機能を回復させる工事のことです。 12~15年ごとに、外壁の補修や塗装、屋上の防水工事などをまとめて行う大掛かりな工事となるため、足場を組んで行われることが一般的です。 工事の対象は、主にマンションの共有部分です。

大規模修繕工事は、建物の美観を回復させるだけでなく、安全性や快適性を向上させる効果もあります。 例えば、外壁のひび割れを放置すると、雨水が侵入し、鉄筋が錆びて建物の強度が低下する可能性があります。 また、防水工事を行うことで、雨漏りを防ぎ、建物の劣化を遅らせることができます。

さらに、大規模修繕工事は、時代の変化に合わせて、建物の機能や性能を向上させる良い機会でもあります。 例えば、バリアフリー化や省エネ対策など、現代のライフスタイルに合わせた改修を行うことで、より快適で暮らしやすい住まいを実現できます。

修繕工事と改修工事についての違い

修繕工事と改修工事は、どちらも建物の維持や改善を目的とした工事ですが、目的や内容にいくつかの違いがあります。

修繕工事

修繕工事は、建物の劣化や損傷を修復し、元の状態に戻すことを目的とした工事です。主に老朽化や経年劣化による不具合を修理するために行われ、建物の機能を維持することが重要視されます。例えば、外壁のひび割れ補修や、防水層の再施工、給排水設備の修理などが修繕工事に該当します。修繕工事は、建物の現状を保つために必要なもので、定期的に行うことが推奨されます。

改修工事

改修工事は、建物の機能やデザインを改善し、現状よりも良くすることを目的とした工事です。単なる修理に留まらず、設備の更新やレイアウトの変更、新たな機能の追加など、建物全体の性能向上を図るための工事です。例えば、古くなった設備の最新化や、内装デザインの変更、エネルギー効率の向上を目的としたリノベーションなどが改修工事に該当します。

大規模修工事後に竣工検査でチェックしておくべき内容

竣工検査では、以下の項目をチェックすることが推奨されます。

  • 契約通りの内容で作業ができているか
  • 施工不備がないか
  • 汚れがないか
  • 撤去されたものが元通りの配置になっているか

これらのチェックは、工事が適切に行われたかを確認し、後のトラブルを防ぐために重要です。施工箇所の汚れや不備がないかを確認することで、品質の高い仕上がりを保証します。

これらのチェックポイントを押さえることで、竣工検査を効果的に行うことができます。

大規模修繕工事後の竣工検査は専門家の立ち会いを依頼するのもおすすめ

専門家による竣工検査の立ち会いは、工事の品質を確実にするために有効です。

専門家は、工事の細部にわたるチェックを行い、一般の人が見落としがちな問題点を指摘できます。

実際に、専門家に依頼する管理組合が増えているというデータがあります。

防水工事の細かな不備や、外壁塗装のムラなど、専門的な視点からのチェックが可能です。

したがって、より厳密な検査を行いたい場合は、専門家に竣工検査の立ち会いを依頼することをおすすめします。

竣工検査の書類は保証書と契約書をしっかり確認する

竣工書類の中でも、保証書と契約書は特に重要です。

これらの書類は、工事の品質を保証し、将来的なトラブルが発生した際の対応を明確にするために必要です。

保証書には、工事に関する保証期間や条件が記載されており、問題が発生した場合の修繕費用の負担に関する情報が含まれています。

保証書に記載された保証期間内であれば、無償で補修してもらえるため、内容を確認した上で大事に保管することが重要です。

したがって、竣工検査後は、これらの書類を確認し、適切に保管することが重要です。

大規模修繕後にアフター点検も実施

大規模修繕後のアフター点検は、工事の長期的な品質を保つために必要です。

アフター点検は、工事完了後に時間が経過してから発生する可能性のある問題を早期に発見するために行われます。

多くの施工業者では、アフター点検は大規模修繕のアフターサービスの一環として含まれており、定期的な点検が推奨されています。

アフター点検では、外壁のひび割れや防水層の劣化など、時間とともに顕在化する問題をチェックします。

したがって、定期的なアフター点検を行うことで、建物の安全性と機能性を維持し、長期的なコストを削減することができます。

大規模修繕工事・改修工事を依頼する際に確認すべきポイント

大規模修繕工事・改修工事を依頼する際に確認すべきポイントをいくつかご紹介します。

信頼できる施工業者を選ぶことは、工事の成功にとって最も重要な要素です。施工業者の実績や信頼性を知るためには、過去の施工事例や顧客からの評判を確認しましょう。国土交通省の許可を受けた優良な業者であるかどうかも確認しておくと安心です。

大規模修繕工事は、通常数ヶ月から半年以上かかります。そのため、長期にわたる工事期間中に発生するトラブルを最小限に抑えるためにも、綿密な施工計画とスケジュールが必要です。施工業者から具体的な施工計画とスケジュールを提示してもらい、内容をしっかりと確認しましょう。

大規模修繕工事は多額の費用がかかります。そのため、費用についても事前にしっかりと確認しておくことが重要です。施工業者から見積もり書を提示してもらい、工事内容や支払い方法などを確認しましょう。また、不透明な箇所や不明な点があれば、必ず質問して納得いくまで説明してもらいましょう。

工事完了後も、アフターフォローが充実している業者を選ぶことが大切です。不具合が発生した場合に迅速に対応してくれる業者であれば、安心です。施工業者からアフターフォローの内容についても確認しておきましょう。

大規模修繕工事でよくある質問

ここでは大規模修繕工事でよくある質問を紹介します。工事費用や施行中の疑問をまとめました。

Q

大規模修繕で10戸のマンションではどのくらいが費用目安?

A

10戸のマンションの大規模修繕の費用は、規模や建物の状態、修繕内容によって異なりますが、一般的には1000万円から1,500万円程度が目安とされています。具体的な費用は、外壁や共用部分の修繕内容、使用する材料の種類によって変動するため、詳細な見積もりを施工業者で確認しましょう

Q

マンション大規模修繕時にエアコンは使用できる?室外機はどうする?

A

大規模修繕中でも基本的にはエアコンの使用は可能ですが、外壁塗装や防水工事の際には一時的に使用を控える必要がある場合があります。室外機は、作業に支障がない限りそのまま設置された状態で保たれることが一般的です。ただし、工事の進捗によっては室外機を一時的に移動させる場合もあるため、管理組合や施工業者からの指示に従ってください。

Q

マンション大規模修繕の際のベランダの荷物やアンテナはどうすればいい?

A

大規模修繕の際には、ベランダの荷物は一時的に室内に移動させる必要があります。特に、外壁塗装や防水工事の影響を受けやすいものは、工事開始前に片付けてください。また、テレビアンテナや物干し竿も取り外しが必要になる場合がありますので、事前に管理組合や施工業者の指示に従い、適切に対応してください。

Q

大規模修繕の際に洗濯物は外に干せる?

A

大規模修繕期間中は、外壁工事や塗装の影響でベランダに洗濯物を干すことが制限されることがあります。工事用のネットやシートが張られるため、日光が遮られたり、塗料やホコリが付着する可能性があります。管理組合や施工業者からの案内に従い、洗濯物は室内で乾かすか、コインランドリーの利用を検討してください。

Q

大規模修繕の際に立ち会いや在宅が必要なことはある?

A

大規模修繕では、住戸内に立ち入る必要のある作業が発生する場合があります。例えば、配管の点検やベランダ側のサッシ工事などが該当します。その際には、居住者の立ち会いや在宅を求められることがあるため、事前に管理組合や施工業者からの連絡を確認し、予定を調整してください。それ以外の工事については基本的に在宅の必要はありませんが、作業内容によって異なるため、詳細は管理組合の案内を確認することが重要です。

この他、大規模修繕のよくある質問について知りたい方は以下の記事をご覧ください

大規模修繕工事の竣工検査についてまとめ

大規模修繕工事の竣工検査は、工事が完了した後に、施工内容や品質が契約通りに仕上がっているかを確認する重要な工程です。竣工検査では、外観や設備機器、内装など、さまざまな項目をチェックし、不備があれば施工会社に補修を依頼します。

マンションの資産価値を維持し、快適な住環境を保つためには、適切な時期に大規模修繕工事を行い、竣工検査をしっかりと実施することが重要です。

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