「長尺シート」とは、主にマンションの廊下や階段で使われている「防滑性ビニル床シート」のことをいいます。 近年、大規模修繕の際に既存のコンクリートなどの床面から長尺シート貼りの床にしたいとの要望をたくさんいただきます。
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機能性に優れる
一番は、遮音効果。長尺シートには厚みがある為、床面を歩く衝撃音が緩和されます。また表面に凹凸がある為、防滑性能に優れ滑りにくくなっています。
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掃除が楽
汚れにくい素材なのでとても手入れが楽です。共有部分はもちろん、専有部のバルコニーでもメンテナンスのしやすさが人気です。
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デザインの 自由度が高い
様々なデザインのシートを用途に応じて選ぶことができます。硬質の質感も出しやすく高級感や表情も増します。
古いシートや既存の材料の撤去を行い、床の素地を出します。 長尺シートを新設する場合も同様に汚れなどをしっかり落としていきます。
この時点での浮きやひび割れなどはしっかり補修し、モルタルなどで平らにします。
階段や廊下の長尺シートを張らない箇所の防水工事です。 隙間から雨水が侵入するのを防ぎます。
専用の接着剤を隅々まで塗ってシートを貼ります。 専用のローラでしっかりと圧着し仕上げていきます。
巾木や側溝など端部のシーリング処理、シートとシートのジョイント部分をしっかりと溶接し、繋ぎ目の隙間を埋めていきます。バルコニーなどは、ドレンの周辺のシーリングも行います。