防水工事の良い業者を教えて!失敗しない選び方と優良業者を見抜く7つのポイント
2025/11/17
「防水工事をどこに頼めばいいのか分からない」
「悪徳業者に騙されたらどうしよう」
そんな不安を抱えていませんか?
防水工事は建物を長持ちさせるために欠かせない重要な工事です。
しかし、業者選びを誤ると、施工不良で数年後に雨漏りが再発したり、高額な追加費用を請求されたりするリスクがあります。
この記事では、優良業者を見抜くための具体的なポイントと、安心して依頼できる業者の選び方を分かりやすく解説します。
相見積もりの取り方から資格の確認方法まで、実践的なノウハウをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
防水工事はどこに頼むべき?業者の種類を知ろう
防水工事を依頼できる業者は複数の種類があり、それぞれに特徴があります。
どの業者に依頼するかによって、工事の品質や費用が大きく変わる可能性があるため、まずは業者の種類を理解することが重要です。
防水工事専門業者(防水屋)
防水工事専門業者は、その名の通り防水に特化した専門業者です。
国土交通省の令和6年度建設業許可業者数調査によると、全国に約40,000業者以上の防水工事業者が存在しています。
防水工事の知識と技術に優れ、ウレタン防水からシート防水、アスファルト防水まで、あらゆる工法に対応できる技術力を持っています。
建物の状態を正確に診断し、最適な防水工法を提案してくれるため、確実な防水性能を求める方に最もおすすめです。
専門業者ならではの豊富な施工実績があり、難しい現場にも対応できる経験値の高さが強みといえます。
塗装業者
塗装業者は外壁塗装を主業務としていますが、ウレタン防水などの塗膜系防水工事にも対応できる業者が多く存在します。
外壁塗装と防水工事を同時に依頼できるため、足場代などのコストを削減できるメリットがあります。
ただし、塗装業者によって防水工事の技術レベルには大きな差があります。
シート防水やアスファルト防水といった専門性の高い工法は対応できない場合もあるため、依頼前に施工実績を確認することが大切です。
リフォーム会社・ハウスメーカー
リフォーム会社やハウスメーカーに依頼する場合、実際の防水工事は下請けの専門業者が行うケースがほとんどです。
他のリフォーム工事と一括で管理してもらえる利便性がある一方で、中間マージンが発生するため費用が1.2〜1.5倍程度高くなる傾向があります。
ただし、キッチンや浴室のリフォームなど複数の工事を同時に行う場合は、窓口が一つにまとまるため、スケジュール調整や支払い管理が楽になるメリットもあります。
信頼できる大手ハウスメーカーであれば、施工後のアフターサービスも充実しているため、安心感を重視する方には向いています。
【結論】どこに頼むのがベスト?
結論として、防水工事だけを依頼するなら防水工事専門業者への直接依頼が最もおすすめです。
専門業者なら高い技術力と豊富な経験があり、中間マージンもかからないため適正価格で質の高い工事が受けられます。
特に自社施工を行っている業者を選べば、施工後のトラブル対応も迅速です。
一方、外壁塗装など他のリフォーム工事も同時に検討している場合は、リフォーム会社や塗装業者に相談するのも一つの選択肢です。
複数の業者から見積もりを取り、あなたの状況に最適な業者を選びましょう。
良い防水工事業者を見抜く7つのチェックポイント
優良な防水工事業者を見極めるには、明確な判断基準を持つことが重要です。
ここでは、実際に業者選びで確認すべき7つの具体的なチェックポイントをご紹介します。
1.建設業許可・防水施工技能士などの資格を持っているか
信頼できる防水工事業者かどうかを判断する最初のポイントは、公的な資格や許可を持っているかです。
建設業許可(防水工事業)は、500万円以上の工事を請け負うために必要な許可であり、一定の技術力と経営基盤を持つ証明になります。
さらに、1級・2級防水施工技能士といった国家資格を持つ職人が在籍しているかも重要です。
防水施工技能士は、実際の施工技術と知識を国が認定した資格であり、この資格保有者が多い業者ほど人材育成に力を入れている優良業者といえます。
2.施工実績が豊富で事例を公開しているか
過去の施工実績を積極的に公開している業者は、自社の技術力に自信を持っている証拠です。
ホームページやSNSで施工事例の写真や詳細を確認してみましょう。特に、あなたが依頼したい建物と似た規模や種類(戸建て住宅、マンション、ビルなど)の施工実績があるかが重要です。
施工事例が豊富な業者ほど、様々なトラブルにも対応できる経験値を持っていると判断できます。
公開されている事例の質と量をしっかりチェックしましょう。
3.現地調査を丁寧に行い、分かりやすく説明してくれるか
優良業者は必ず無料で詳細な現地調査を実施し、建物の状態を細かくチェックします。
その際、写真や図面を使って素人にも分かりやすく説明してくれるかが重要なポイントです。
専門用語ばかり使って説明する業者ではなく、「なぜこの工法が必要なのか」「どのような劣化症状があるのか」を丁寧に教えてくれる業者を選びましょう。
また、調査時に建物の隅々まで確認し、想定される問題点を事前に指摘してくれる姿勢も大切です。
現地調査の段階で業者の誠実さや技術レベルが見えてくるため、複数の業者を比較して、最も信頼できると感じた業者に依頼することをおすすめします。
4.見積書が詳細で透明性があるか
見積書の内容は業者の信頼性を測る重要な判断材料です。優良業者の見積書には、工事内容、使用材料の名称と数量、単価、総額がすべて明記されています。
「防水工事一式」といった曖昧な表記ではなく、下地処理、プライマー塗布、防水層形成、トップコート塗布など、工程ごとに詳細が記載されているかを確認しましょう。
また、追加費用が発生する可能性がある場合の条件も明示されているべきです。
不明な項目があれば遠慮せず質問し、納得できる説明が得られるかも重要です。透明性の高い見積書を提示する業者ほど、施工後のトラブルが少ない傾向があります。
5.保証内容とアフターサービスが充実しているか
一般的な保証期間は5〜10年ですが、業者によって保証内容は大きく異なります。
保証書を必ず発行してくれるか、保証範囲(どのような不具合まで対応するか)が明確に記載されているかを確認しましょう。
また、定期点検サービスを提供している業者は、防水層の状態を継続的にチェックしてくれるため安心です。
保証内容が口頭説明だけでなく書面で提示され、万が一のトラブル時の連絡先や対応手順が明確な業者を選ぶことが大切です。
アフターサービスが充実している業者ほど、長期的な信頼関係を築ける優良業者といえます。
6.口コミや評判が良好か
GoogleマップやSNS、口コミサイトでのレビューや評価を確認してみましょう。
特に注目すべきは、施工品質だけでなく、スタッフの対応やアフターフォローに関する評価です。
良い口コミと悪い口コミの両方を読み、バランスの取れた評価を持つ業者を選ぶことが重要です。
また、近隣での施工実績があるか、知人からの紹介があるかも信頼性の指標になります。
リピート率が高い業者は顧客満足度が高い証拠であり、安心して任せられる可能性が高いでしょう。
ただし、口コミだけで判断せず、他のポイントも総合的に評価することが大切です。
7.自社施工体制が整っているか
下請けに丸投げせず、自社の職人が直接施工する体制を持つ業者を選びましょう。
自社施工の業者は中間マージンが発生しないため費用を抑えられるだけでなく、施工品質の管理が徹底されています。
また、トラブル発生時の対応も迅速で、責任の所在が明確です。職人の経験年数や技術力、現場管理体制がしっかりしているかも確認ポイントです。
見積もり時に「実際に施工するのは誰か」「現場監督は常駐するか」といった質問をしてみましょう。
自社施工を強みとしている業者は、これらの質問に対して明確に答えてくれるはずです。
こんな業者は要注意!悪徳業者の見分け方
残念ながら、防水工事業界には悪質な業者も存在します。
高額な費用を請求されたり、手抜き工事で数年後にトラブルが発生したりする被害を避けるため、悪徳業者の典型的な特徴を知っておきましょう。
相場より極端に安い見積もりを出す業者
「他社より圧倒的に安い」という誘い文句には要注意です。
相場より極端に安い見積もりを出す業者は、材料費を削減したり、必要な工程を省略したりしている可能性があります。
例えば、本来2回塗りが必要な防水材を1回しか塗らない、下地処理を適切に行わない、といった手抜き工事により、数年で防水性能が失われるリスクがあります。
「今だけ特別価格」「キャンペーン中で半額」といった甘い言葉に惑わされず、適正価格の範囲内かを冷静に判断することが大切です。相見積もりを取って、平均的な価格帯を把握しておきましょう。
契約を急がせる営業手法
「今日契約すれば大幅値引きします」「この価格は今日限りです」といった、契約を急がせる営業トークは悪徳業者の典型的な手口です。
冷静に比較検討する時間を与えず、焦らせて契約させようとする姿勢は、後から不透明な追加費用を請求する意図が隠れている可能性があります。
優良業者であれば、顧客が納得するまでしっかり考える時間を提供し、無理に契約を迫ることはありません。
防水工事は高額な投資ですから、複数の業者を比較し、家族とも相談したうえで決断すべきです。
急かされたと感じたら、その業者は避けるのが賢明です。信頼できる業者は、あなたの判断を尊重してくれます。
会社情報や保証内容が不透明
会社の所在地や連絡先が曖昧、ホームページがない、実績情報が乏しいといった業者は避けるべきです。
透明性のある情報公開をしていない業者は、施工後に連絡が取れなくなるリスクがあります。また、保証期間や保証範囲を明示しない、保証書の発行を渋る業者も危険です。
万が一不具合が発生した際に、「それは保証対象外です」と逃げられる可能性が高いでしょう。
信頼できる業者は、会社概要、施工実績、資格情報、保証内容をホームページや資料で明確に公開しています。
所在地がレンタルオフィスのみで実態がない業者も要注意です。契約前に会社情報をしっかり確認し、不安要素があれば他の業者を検討しましょう。
突然の訪問営業で不安を煽る
「近所で工事をしていて、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」「今すぐ修理しないと雨漏りしますよ」と、突然訪問してきて不安を煽る業者は、ほぼ100%悪徳業者と考えて間違いありません。
無料点検と称して屋根に上がり、問題を誇張したり、最悪の場合は故意に傷をつけて「すぐに修理が必要」と迫るケースもあります。
信頼できる業者は飛び込み営業をせず、ホームページやチラシなどで情報を提供し、顧客からの問い合わせを待つのが一般的です。
着工金・中間金の全額前払いを要求
工事開始前に着工金や中間金の全額前払いを要求する業者には注意が必要です。
優良業者は基本的に工事完了後の支払い、または完了後に大部分を支払う条件を提示します。
高額な前払い金を要求する業者は、代金を受け取った後に工事を放棄したり、手抜き工事をしたりするリスクがあります。契約後すぐに着工金を請求してくる業者も疑うべきです。
支払い条件は契約前に必ず書面で確認し、「契約時10%、完了時90%」といった合理的な条件かをチェックしましょう。
もし全額前払いを強く求められた場合は、その業者との契約は見送るべきです。支払い条件の透明性は、業者の信頼性を測る重要な指標です。
防水工事の良い業者を選ぶ実践的な5ステップ
ここからは、実際に防水工事業者を選ぶ際の具体的な手順を5つのステップで解説します。
このプロセスを丁寧に実践することで、失敗のない業者選びができます。
- STEP
インターネットで3〜4社をピックアップ
「地域名+防水工事」で検索し、3〜4社をピックアップします。
ホームページの情報量と更新頻度を確認し、施工事例や資格情報が豊富に掲載されている業者を優先的に選びましょう。
また、GoogleマップやSNSでの口コミ評価もチェックポイントです。
地域密着型の業者と、広域対応の大手業者をバランスよく候補に入れると、比較がしやすくなります。
- STEP
無料相談・現地調査を依頼する
複数社に同時に依頼してOKです。この段階で重要なのは、電話やメールでの対応の丁寧さです。
問い合わせへの返信が早く、質問に対して誠実に答えてくれる業者は好印象です。
現地調査では、業者がどれだけ細かく建物をチェックするか、どのような説明をしてくれるかをしっかり観察しましょう。
- STEP
相見積もりを取って比較する
現地調査を依頼した業者(3〜4社)から見積もりを取り、内容を比較します。
比較する際は、価格だけでなく、以下の項目をチェックしましょう。
- 提案される防水工法とその理由
- 使用する材料の種類とメーカー
- 工期(何日かかるか)
- 保証期間と保証内容
- 見積もりの詳細度(工程ごとに明記されているか)
最安値の業者を自動的に選ぶのではなく、総合的に判断して最もバランスの良い業者を選びましょう。
また、不明な項目があれば必ず質問し、納得できる説明が得られるかも重要です。
- STEP
不明点を質問して対応を見る
見積もり内容について、疑問点や不明点があれば遠慮なく質問しましょう。
「なぜこの工法が必要なのか」「他の工法との違いは何か」「追加費用が発生する可能性はあるか」「アフターサービスの具体的な内容は何か」といった質問をしてみてください。
質問への回答が曖昧だったり、面倒そうな態度を取ったりする業者は避けるべきです。
また、あなたの予算や要望に対して柔軟に対応してくれるか、代替案を提示してくれるかも判断材料になります。
この段階で最も信頼できると感じた業者が、契約候補の最有力となります。
- STEP
契約前に最終確認
契約書には工事内容、使用材料、工期、支払い条件、保証内容がすべて明記されているべきです。
口頭での約束は後でトラブルの元になるため、すべて書面に残してもらいます。
特に、保証書の発行時期と保証範囲、追加費用が発生する条件、工事の遅延時の対応などを再確認してください。不明点や不安があれば、契約前に必ず解消しておきます。
また、近隣への挨拶は業者が行ってくれるのか、工事中の騒音や臭いへの配慮はどうかも確認しておくと安心です。
防水工事の費用相場を知っておこう
防水工事の適正価格を知っておくことは、悪徳業者を避けるために非常に重要です。
ここでは、工法別の費用相場と、一般的な住宅の防水工事にかかる費用の目安をご紹介します。
工法別の費用相場一覧
防水工事の費用は、採用する工法によって大きく異なります。
下記の表は、一般的な工法別の平米単価をまとめたものです。
| 工法 | 平米単価 | 特徴 |
|---|---|---|
| ウレタン防水 | 5,000〜7,000円/㎡ | 住宅のベランダに最も多く採用される工法 |
| FRP防水 | 4,000〜7,500円/㎡ | 軽量で強度が高く、戸建て住宅に適している |
| シート防水 | 4,000〜7,000円/㎡ | マンションやビルの屋上に多く使用される |
| アスファルト防水 | 5,500〜8,000円/㎡ | 耐久性が非常に高く、大規模建物に適している |
上記の単価に加えて、下地処理や既存防水層の撤去費用、足場代などが別途かかる場合があります。
見積もり時には、総額だけでなく内訳も確認しましょう。
一戸建て住宅の防水工事費用の目安
一般的な一戸建て住宅での防水工事にかかる費用の目安は以下の通りです。
建物の状態や劣化の程度によって変動しますが、おおよその参考にしてください。
| 施工箇所 | 目安面積 | 費用相場 |
|---|---|---|
| ベランダ・バルコニー | 約10㎡ | 10〜30万円 |
| 屋上・陸屋根 | 約50㎡ | 25〜40万円 |
| 外壁防水 | — | 30〜80万円 |
| 基礎防水 | — | 20〜50万円 |
これらの費用には、一般的に下地処理や防水層の施工、トップコートまでが含まれます。
ただし、既存の防水層の状態が悪く全面撤去が必要な場合や、下地の補修が大規模になる場合は、さらに費用が上乗せされることがあります。
複数箇所をまとめて施工することで、足場代を共有できるため、トータルコストを抑えられる場合もあります。
見積もり時に、どの範囲までの工事が含まれているのかを明確に確認しましょう。
相場より安すぎる・高すぎる見積もりに注意
相見積もりを取った際、極端に安い見積もりや逆に高すぎる見積もりには注意が必要です。
相場より30%以上安い見積もりは、材料の質を落としている、必要な工程を省略している、追加費用を後から請求する意図がある、といった可能性があります。
一方で、相場より大幅に高い見積もりは、不必要な工事を含めている、中間マージンが高すぎる、などの理由が考えられます。
適正価格の範囲内(相場の±10〜20%程度)に収まっているかを確認し、価格差の理由を業者に質問してみましょう。
防水工事の業者に関するよくある質問(FAQ)
防水工事の業者選びに関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
Q
防水工事の見積もりは無料ですか?
A
ほとんどの防水工事業者が、現地調査と見積もりを無料で行っています。
ただし、極まれに調査費用を請求する業者もいるため、依頼前に「見積もりは無料ですか?」と確認しておくと安心です。
無料見積もりを提供している業者であれば、複数社に依頼して比較検討することができます。
遠方への出張や特殊な診断機器を使用する場合には費用がかかることもありますが、一般的な住宅の防水工事であれば無料が基本です。
Q
防水工事の保証期間は何年が適切ですか?
A
防水工事の保証期間は、一般的に5〜10年が標準です。
新築住宅の場合は、住宅品質確保促進法(品確法)により10年の瑕疵担保責任が義務付けられています。
既存建物の改修工事では、使用する材料や工法、建物の状態によって保証期間が異なります。
高品質な材料と確実な施工を行う業者であれば、7〜10年の長期保証を提供している場合もあります。
保証内容だけでなく、保証範囲(どのような不具合まで対応するか)や、定期点検の有無も合わせて確認することが重要です。保証書は必ず書面で受け取りましょう。
Q
相見積もりは何社取るのが良いですか?
A
3〜4社が最適です。2社以下では比較が不十分で適正価格が分かりにくく、5社以上になると比較が複雑になり、かえって判断が難しくなります。
また、相見積もりを取っていることを業者に伝えても問題ありません。
誠実な業者であれば、むしろ「他社と比較して納得したうえで選んでほしい」という姿勢を持っています。
相見積もりは、あなたの権利であり、賢い選択をするための大切なプロセスです。
Q
雨の日でも防水工事はできますか?
A
基本的に雨天時の施工は避けます。防水工事で使用する材料は、雨や湿気があると密着性が低下したり、硬化不良を起こしたりするリスクがあります。
特にウレタン防水やFRP防水といった塗膜系の工法は、晴天時の施工が原則です。
優良業者は天候を考慮してスケジュールを組み、雨天時には無理に作業を進めず、晴れた日に延期します。
逆に、悪天候の中でも強行しようとする業者は、品質よりもスピードを優先している可能性があるため注意が必要です。
Q
防水工事業者と契約する前に確認すべきことは?
A
契約前には、以下の項目を必ず書面で確認しましょう。
- 工事内容の詳細(工法、使用材料、工程)
- 工期(開始日と完了予定日)
- 総額と支払い条件(分割払いの可否、支払い時期)
- 保証期間と保証内容(保証書の発行時期も確認)
- 追加費用が発生する条件
- 工事の遅延や中止時の対応
- 近隣への挨拶や配慮
口頭での約束だけでなく、すべて契約書に明記してもらうことが重要です。
不明点や不安があれば、契約前に必ず解消しておきましょう。納得できない点があれば、契約を見送る勇気も必要です。
まとめ|良い防水工事業者に出会うために
防水工事の業者選びは、建物を長持ちさせるための最も重要な決断の一つです。
ここまでご紹介した内容を最後にもう一度振り返りましょう。
- 建設業許可・防水施工技能士などの資格を持っている
- 施工実績が豊富で事例を公開している
- 現地調査を丁寧に行い、分かりやすく説明してくれる
- 見積書が詳細で透明性がある
- 保証内容とアフターサービスが充実している
- 口コミや評判が良好
- 自社施工体制が整っている
- 相場より極端に安い見積もり
- 契約を急がせる営業手法
- 会社情報や保証内容が不透明
- 突然の訪問営業で不安を煽る
- 着工金・中間金の全額前払いを要求
業者選びで最も重要なのは、相見積もりと丁寧な比較検討です。
3〜4社から見積もりを取り、価格だけでなく技術力、対応の質、保証内容を総合的に評価しましょう。
焦らず、じっくりと比較することで、あなたに最適な業者が見えてきます。
信頼できる業者との出会いが、あなたの大切な建物を守り、長持ちさせる第一歩です。
この記事でご紹介したポイントを参考に、安心して任せられる優良業者を見つけてください。
まずは複数の防水工事業者に無料相談を依頼し、あなたの建物に最適な提案を受けてみましょう。
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| シート防水 | ・合成ゴム系の防水シートを下地に貼り付ける工法 ・耐久性・耐候性・耐熱性・撥水性に優れています |
| ウレタン塗布防水 | ・液体のウレタンを塗布して防水層を形成 ・下地の形状になじみやすく、安価で短期間施工が可能 ・屋上やベランダなど様々な場所に対応可能 |
| FRP防水 | ・ガラス繊維強化プラスチックを使用した工法 ・軽量で耐久性に優れている ・乾くのが早いため施工日数が短くて済む |
| アスファルト防水 | ・合成繊維不織布にアスファルトを含ませたシートを貼り重ねる工法 ・アスファルトを染みこませているため、高い耐久性を誇ります |
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