2階建てマンションの防水工事価格はいくら?工法別の費用や総額の目安と見積もりの注意点を解説
2025/12/03
2階建てマンションの防水工事を検討されているオーナー様にとって、最も気になるのが「実際にいくらかかるのか」という価格の問題ではないでしょうか。
建物を長持ちさせるために必要な工事とはわかっていても、予算の目安が分からないと計画が立てられず、不安ばかりが募ってしまいます。
この記事では、2階建てマンションの防水工事にかかる価格について、工法別の費用相場から総額の目安、見積もりのチェックポイントまで、実務経験に基づいた具体的な情報をお伝えします。オーナー様が適正価格で安心して防水工事を依頼できるよう、わかりやすく解説していきます。
防水工事は決して安い買い物ではありません。だからこそ、正しい知識を持って業者選びや工法選択を行うことが、建物の資産価値を守り、長期的なコストを抑えることにつながります。
ぜひ最後までお読みいただき、納得のいく防水工事実現のための参考にしてください。
目次
2階建てマンションの防水工事とは
防水工事は、建物を雨水の浸入から守り、構造体の劣化を防ぐために欠かせない重要なメンテナンス工事です。特に2階建てマンションでは、屋上やベランダ、外廊下など、雨水にさらされる部分が多く存在します。
防水層は経年劣化により徐々にその機能を失っていきます。適切な時期に防水工事を行わないと、雨漏りが発生し、建物内部の木材や鉄筋が腐食・錆びてしまい、最終的には建物全体の耐久性を大きく損なう結果となります。
2階建てマンションの防水工事は、主に屋上防水、ベランダ防水、外廊下防水などに分類されます。建物の構造や使用状況、立地条件によって最適な防水工法が異なるため、まずは現状の防水層の状態をしっかりと診断することが重要です。
防水工事が必要になるタイミング
防水工事が必要となる具体的なサインを見逃さないことが大切です。以下のような症状が見られたら、早急に専門業者による診断を受けることをおすすめします。
- 屋上やベランダに水たまりができやすくなった
- 防水層の表面にひび割れや膨れが見られる
- 防水シートが剥がれている箇所がある
- 室内の天井や壁にシミや変色が現れた
- 雨漏りが発生している
- 前回の防水工事から10年以上経過している
これらの症状を放置すると、修繕費用が膨らむだけでなく、入居者の生活にも支障をきたしてしまいます。
定期的な点検と適切なタイミングでの防水工事が、建物を長持ちさせる秘訣です。
2階建てマンション特有の防水箇所
2階建てマンションでは、以下の箇所に防水工事が必要となることが一般的です。
| 防水箇所 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| 屋上 | ・最も雨水にさらされ、防水工事の優先度が高い。 ・排水不良や劣化が雨漏りに直結する。 |
| ベランダ | ・居住者が日常使用するため摩耗が激しい。 ・物の設置や歩行によるダメージも多い。 |
| 外廊下 | ・風雨に常時さらされる共用部。 ・滑りやすさや表面劣化にも注意が必要。 |
| 庇・出窓周辺 | ・雨水が溜まりやすい構造で弱点になりやすい。 ・細部の防水処理が重要。 |
建物全体の防水計画を立てる際には、これらの箇所を総合的に診断し、優先順位をつけて工事を進めることが費用対効果の面でも重要です。
2階建マンションの防水工事の種類と1㎡あたりの価格相場
防水工事には主に4つの種類があり、それぞれ特徴や適した施工箇所、費用が異なります。
2階建てマンションでよく採用される防水工法について、詳しく見ていきましょう。
| 工法 | 特徴 | 費用相場(㎡) | 適した箇所 | 耐用年数 |
|---|---|---|---|---|
| ウレタン防水 | 液体状の樹脂で複雑形状にも対応。 密着工法と通気緩衝工法がある。 | 5,000円〜7,500円 | 屋上・ベランダ・外廊下・ドレン周り | 10〜13年 |
| シート防水 | 均一品質で耐久性が高く、大面積向け。 施工が比較的早い。 | 4,000円〜7,500円 | 平坦で広い屋上 | 12〜15年 |
| FRP防水 | 軽量で高強度。 耐摩耗性に優れ継ぎ目のない防水層。 | 5,000円〜7,000円 | ベランダ・バルコニー(歩行頻度が高い場所) | 10〜12年 |
| アスファルト防水 | 重ね貼りで高耐久。 熱工法・トーチ・常温工法がある。 | 5,500円〜8,000円 | 大規模建物の屋上、耐久性重視の箇所 | 15〜25年 |
ウレタン防水の特徴と価格
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法で、2階建てマンションの防水工事で最も多く採用されています。
費用相場:1平方メートルあたり5,000円~7,500円
耐用年数:10年~13年程度
ウレタン防水の最大のメリットは、液体状の材料を使用するため、複雑な形状の屋上やベランダにも対応しやすい点です。排水ドレンや配管などの障害物が多い場所でも、継ぎ目のない防水層を形成できます。
工法には「密着工法」と「通気緩衝工法」の2種類があります。密着工法は既存の下地に直接ウレタンを塗布する方法で、費用は比較的抑えられます。一方、通気緩衝工法は下地との間に通気層を設けることで、建物内部の湿気を逃がし、膨れを防ぐ効果があります。
シート防水の特徴と価格
シート防水は、塩化ビニール製またはゴム製のシートを敷き詰めて防水層を作る工法です。広い面積の屋上に適しています。
費用相場:1平方メートルあたり4,000円~7,500円
耐用年数:12年~15年程度
シート防水は工場で製造された均一な品質のシートを使用するため、施工後の品質が安定しやすく、耐久性に優れています。施工期間も比較的短く、工事中の建物への影響を最小限に抑えられます。
ただし、シートという性質上、凹凸の多い場所や複雑な形状の箇所には不向きです。2階建てマンションの広い屋上など、平坦で障害物の少ない場所に最適な工法といえます。
FRP防水の特徴と価格
FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックを使用した防水工法で、軽量かつ高強度な防水層を形成します。
費用相場:1平方メートルあたり5,000円~7,000円
耐用年数:10年~12年程度
FRP防水の特徴は、軽量でありながら非常に高い強度を持つ点です。人が歩行するベランダや、物を置く可能性のある屋上に適しています。継ぎ目がなく、耐摩耗性に優れているため、劣化しにくいメリットがあります。
一方で、地震などの揺れによるひび割れが発生しやすい面もあります。また、紫外線による劣化を防ぐため、定期的なトップコートの塗り替えが必要です。
アスファルト防水の特徴と価格
アスファルト防水は、アスファルトを染み込ませた防水シート(ルーフィング)を何層にも重ねて防水層を作る、伝統的な防水工法です。
費用相場:1平方メートルあたり5,500円~8,000円
耐用年数:15年~25年程度
アスファルト防水の最大の強みは、耐久性の高さです。長年の実績があり、信頼性の高い工法として、特に大規模な建物で採用されています。
工法には「熱工法」「トーチ工法」「常温工法」の3種類があります。熱工法は最も防水性が高いものの、アスファルトを溶かす際に煙や臭いが発生するため、住宅地では避けられることもあります。常温工法は臭いや煙の問題がなく、近年注目されています。
2階建てマンション防水工事の総額目安|延面積別の費用価格
実際の工事費用は、防水工事の単価だけでなく、さまざまな付帯費用が加わって総額が決まります。
ここでは、2階建てマンションの防水工事にかかる総額の目安をご紹介します。
小規模マンション(延床面積100平方メートル程度)の場合
2階建て4世帯程度の小規模マンションで、屋上防水工事を行う場合の総額目安です。
| 工事項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 屋上防水工事(ウレタン防水・50平方メートル) | 25万円~37.5万円 |
| 足場設置費用 | 15万円~25万円 |
| 下地補修費用 | 5万円~15万円 |
| 排水ドレン改修 | 3万円~8万円 |
| 笠木防水処理 | 5万円~10万円 |
| 諸経費・管理費 | 10万円~15万円 |
| 総額 | 63万円~110.5万円 |
建物の劣化状況により、下地補修費用が大きく変動することがあります。また、防水工法を変更することで、総額も変わってきます。
中規模マンション(延床面積200平方メートル程度)の場合
2階建て8世帯程度の中規模マンションで、屋上と外廊下の防水工事を行う場合の総額目安です。
| 工事項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 屋上防水工事(シート防水・100平方メートル) | 40万円~75万円 |
| 外廊下防水工事(ウレタン防水・40平方メートル) | 20万円~30万円 |
| 足場設置費用 | 30万円~50万円 |
| 下地補修費用 | 15万円~30万円 |
| 排水設備改修 | 8万円~15万円 |
| 笠木・手摺防水処理 | 10万円~20万円 |
| 諸経費・管理費 | 20万円~30万円 |
| 総額 | 143万円~250万円 |
中規模以上のマンションでは、工事範囲が広がるため、足場費用や管理費の比率が下がり、相対的にコストパフォーマンスが向上する傾向があります。
費用に含まれる項目の内容詳細
防水工事の見積もりには、防水材料費以外にもさまざまな項目が含まれます。それぞれの内容を理解しておくことで、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
足場設置費用
2階建てマンションの防水工事では、安全に作業を行うため足場の設置が必要です。費用相場は1平方メートルあたり700円~1,200円程度で、建物の外周や高さによって総額が変わります。
下地補修費用
既存の防水層を撤去し、下地のひび割れや欠損を補修する費用です。建物の劣化状況によって大きく変動し、数万円から数十万円の幅があります。
高圧洗浄費用
防水工事の前に、汚れや古い塗膜を除去するための高圧洗浄を行います。費用相場は1平方メートルあたり70円~250円程度です。
排水設備改修費用
ドレンや排水溝の清掃、改修工事にかかる費用です。防水工事と同時に行うことで、効率的に施工できます。
諸経費・現場管理費
工程管理、品質管理、安全管理などにかかる費用で、通常は工事費全体の5%~15%程度が目安です。
2階建てマンション防水工事の見積もりチェックポイント
適正価格で質の高い防水工事を実現するためには、見積もり内容をしっかりと確認することが欠かせません。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討する際のチェックポイントをご紹介します。
マンション防水工事の見積もりポイント1.工事範囲と数量の明確性
見積書に記載された工事範囲と数量が具体的に示されているかを確認しましょう。
- 防水工事を行う面積(平方メートル数)が正確に記載されているか
- 屋上、ベランダ、外廊下など、施工箇所が明確に区分されているか
- 下地補修の範囲や程度が具体的に記載されているか
- 排水ドレンや笠木など、細部の施工内容が含まれているか
「一式」という表記だけで詳細が不明な見積もりは、後々トラブルの原因となる可能性があります。必ず具体的な数量と単価が記載されているものを選びましょう。
マンション防水工事の見積もりポイント2.使用材料と工法の詳細
どのような材料を使用し、どの工法で施工するのかが明記されているかを確認します。
- 防水材のメーカー名と商品名が記載されているか
- ウレタン防水の場合、密着工法か通気緩衝工法かが明示されているか
- 下塗り、中塗り、上塗りなど、塗布回数が明確か
- 使用する材料の品質規格や保証内容が記載されているか
材料の品質は耐久性に直結します。安価な見積もりの場合、材料のグレードが低い可能性もあるため、必ず確認しましょう。
マンション防水工事の見積もりポイント3.保証期間と保証内容
防水工事後の保証内容は、業者選びの重要な判断材料です。
- 防水層の保証期間は何年か(一般的には5年~10年)
- 保証の対象範囲(材料のみか、施工不良も含むか)
- 保証期間中のメンテナンス条件はあるか
- 万が一の雨漏り発生時の対応内容が明確か
保証内容が充実している業者は、自社の施工品質に自信を持っている証拠でもあります。書面での保証書発行を必ず確認しましょう。
マンション防水工事の見積もりポイント4.極端に安すぎる見積もりに注意
相場よりも極端に安い見積もりには、以下のようなリスクが潜んでいる可能性があります。
- 材料の品質が低い、または塗布回数が少ない
- 下地補修が不十分で、すぐに不具合が発生する
- 施工後の保証が一切ない、または短期間のみ
- 追加工事で後から高額請求される
- 経験の浅い職人による施工で品質が安定しない
適正価格から大きく外れた見積もりを見たときは、その理由を必ず業者に確認し、納得できる説明が得られない場合は避けた方が賢明です。
マンション防水工事の見積もりポイント5.施工実績と資格の確認
見積もりを依頼する際には、業者の施工実績や保有資格も重要な判断材料となります。
- 2階建てマンションでの防水工事実績が豊富か
- 防水施工技能士などの国家資格保有者が在籍しているか
- 建設業許可(防水工事業)を取得しているか
- 過去の施工事例や写真を見せてもらえるか
- アフターフォローの体制が整っているか
信頼できる業者は、これらの情報を積極的に開示してくれます。不明な点があれば遠慮なく質問し、納得できるまで説明を求めましょう。
2階建てマンション防水工事の価格を抑えるポイント
2階建てマンションの防水工事は決して安くはありませんが、工夫次第で塗料の価格や総費用を適切に抑えることが可能です。
ただし、品質を犠牲にしてまで安くすることは、後々のトラブルや追加費用につながるため避けるべきです。
マンション防水工事の価格を抑える方法1.複数業者からの相見積もり
最低でも3社以上から見積もりを取ることで、適正価格の判断がしやすくなります。
相見積もりを取る際は、同じ条件(工事範囲、使用材料、工法)で依頼することが重要です。条件が異なると、単純な価格比較ができなくなってしまいます。見積書を比較する際は、総額だけでなく、各項目の単価や内訳も詳しくチェックしましょう。
ただし、価格だけで業者を選ぶのではなく、施工実績、保証内容、担当者の対応なども総合的に判断することが大切です。
マンション防水工事の価格を抑える方法2.適切なタイミングでの施工
防水層の劣化が進んでから工事を行うと、下地補修費用が大幅に増加します。定期的な点検を行い、適切なタイミングで防水工事を実施することで、トータルコストを抑えられます。
一般的に、防水工事の目安は以下の通りです。
| 工法 | 実施目安年数 | 備考 |
|---|---|---|
| ウレタン防水 | 10年〜13年ごと | 紫外線に弱く経年劣化が早いため、 トップコートを5〜6年で塗り替えると延命できる |
| シート防水 | 12年〜15年ごと | シートの剥離や端部のめくれが劣化のサイン。 固定金具の緩みも注意点 |
| FRP防水 | 10年〜12年ごと | 強度は高いが紫外線に弱いため、 トップコートは3〜5年で更新すると劣化を防げる |
| アスファルト防水 | 15年〜25年ごと | 高耐久だが重量があるため下地状況を要確認。 長期的に最も安定した工法 |
これらの期間を目安に、専門業者による定期点検を受け、小さな不具合のうちに対処することが、長期的なコスト削減につながります。
マンション防水工事の価格を抑える方法3.外壁塗装など他の工事との同時施工
防水工事と外壁塗装、鉄部塗装などを同時に行うことで、足場設置費用を一度で済ませることができ、トータルコストを削減できます。
2階建てマンションの場合、足場設置費用は20万円~50万円程度かかります。この費用を複数の工事で共有できれば、大きな節約効果が期待できます。
建物の修繕計画を立てる際は、防水工事と他の外装工事のタイミングを合わせることを検討しましょう。長期修繕計画を作成し、計画的にメンテナンスを行うことが、最も効率的な資金運用につながります。
マンション防水工事の価格を抑える方法4.補助金・助成金の活用
自治体によっては、マンションの大規模修繕や省エネ改修に対する補助金制度が用意されている場合があります。
防水工事単独での補助金は少ないものの、耐震改修や省エネ改修と組み合わせることで、助成を受けられるケースもあります。お住まいの自治体の建築課や住宅課に問い合わせてみることをおすすめします。
また、住宅金融支援機構の「マンション共用部分リフォーム融資」など、低金利の融資制度も活用できる場合があります。
2階建てマンションで信頼できる防水工事業者を選ぶには?
適正価格で高品質な防水工事を実現するためには、信頼できる業者選びが最も重要です。
ここでは、優良な防水工事業者を見分けるためのポイントをご紹介します。
マンション防水工事業者の選び方のポイント1.建設業許可と資格の確認
防水工事を適切に行える業者かどうかを判断する基準として、以下の資格や許可を確認しましょう。
- 建設業許可(防水工事業):500万円以上の工事を請け負う場合に必要な許可
- 防水施工技能士:国家資格である技能検定に合格した技術者の証
- 防水工事保証協会会員:第三者保証が受けられる協会への加盟
- メーカー認定施工店:防水材メーカーから施工技術を認定された店
これらの資格や許可を保有している業者は、一定の技術水準と信頼性があると判断できます。業者のホームページや会社案内で確認するか、直接問い合わせてみましょう。
マンション防水工事業者の選び方のポイント2.施工実績と専門性
2階建てマンションの防水工事には、建物の構造や用途に応じた専門知識が必要です。以下の点を確認しましょう。
- マンションやアパートなど集合住宅での施工実績が豊富か
- 得意とする防水工法は何か(複数の工法に対応できるか)
- 過去の施工事例を写真や資料で見せてもらえるか
- 地域での営業年数が長く、実績が確認できるか
- 同規模の建物での施工事例があるか
特に、2階建てマンション特有の課題(共用部分の施工、居住者への配慮、工期の調整など)に精通している業者を選ぶことが重要です。
マンション防水工事業者の選び方のポイント3.提案力とコミュニケーション
優れた防水工事業者は、単に見積もりを提出するだけでなく、建物の状況に応じた最適な提案をしてくれます。
- 現地調査を丁寧に行い、建物の状態を詳しく説明してくれるか
- 複数の工法を比較し、メリット・デメリットを説明してくれるか
- 質問に対して分かりやすく、誠実に答えてくれるか
- 長期的なメンテナンス計画について助言してくれるか
- 居住者への配慮や工事中の対応について具体的な提案があるか
担当者とのコミュニケーションがスムーズで、信頼関係が築けそうかどうかも重要な判断材料です。工事は数週間にわたることもあるため、気持ちよくやり取りできる業者を選びましょう。
マンション防水工事業者の選び方のポイント4.アフターフォロー体制
工事完了後のフォロー体制が整っているかも、業者選びの重要なポイントです。
- 定期点検サービスの有無
- 保証期間中の対応体制(連絡先、対応時間など)
- 万が一のトラブル時の対応フロー
- 無料の相談窓口があるか
- 工事記録や保証書の発行体制
長く付き合える信頼できるパートナーとして、アフターフォローに力を入れている業者を選ぶことで、建物の長寿命化が実現できます。
2階建てマンション防水工事の価格に関するよくある質問(FAQ)
2階建てマンションの防水工事では、特に「価格」に関する質問が多く寄せられます。工事費用は工法・施工面積・下地の状態・足場の有無で大きく変動するため、正しい相場感を知ることが重要です。
ここでは、2階建てマンションの防水工事においてよく聞かれる5つの質問を、わかりやすくまとめています。
Q
2階建てマンションの屋上防水工事の価格はいくらくらいですか?
A
2階建てマンションの屋上防水工事の一般的な価格は、50㎡で25万〜40万円が相場です。
ウレタン防水は㎡5,000〜7,500円、シート防水は㎡4,000〜7,500円が目安となります。
下地補修が発生した場合は追加費用がかかるため、事前の調査が価格を判断する鍵となります。
Q
2階建てマンションの防水工事で足場が必要な場合、価格はどれくらい増えますか?
A
屋上だけの防水工事であれば足場不要のケースが多く、価格を抑えられます。
しかし外廊下・庇・立ち上がりの施工を含む場合は足場が必要になり、10万〜30万円程度が追加されます。
防水工事の総額を左右する大きな要素のため、見積もり段階で必ず確認すべきポイントです。
Q
ベランダ防水だけの工事価格はどれくらいですか?
A
ベランダ防水のみの工事は1戸あたり3万〜10万円程度が相場です。
FRP防水は㎡5,000〜7,000円、ウレタン防水は㎡5,000〜7,500円程度となります。
同時に複数戸をまとめて施工すると単価が下がるケースが多く、効率よくコストを抑えられます。
Q
2階建てマンションの防水工事にかかる期間とその価格への影響は?
A
防水工事の期間は屋上のみなら2〜4日、外廊下やベランダを含む場合でも3〜7日程度が目安です。
工期そのものが価格に直結するわけではありませんが、ウレタン防水は乾燥時間が必要なため人工費が増え、シート防水は短期で済むため費用が抑えられる傾向があります。
工法選びが価格に大きく影響します。
Q
防水工事中の入居者対応で追加費用は発生しますか?
A
基本的には入居者対応で追加費用がかかることはありませんが、ベランダの荷物移動や共用部調整が必要な場合、数千円〜数万円の費用が発生するケースがあります。
入居者が多いマンションほど調整が複雑になり、結果的に人工費が増えるため、事前の打ち合わせが価格抑制につながります。
Q
小規模マンションの防水工事は費用が安くなりますか?
A
小規模マンションの場合、施工面積が限られるため総額が比較的抑えられる傾向があります。
ただし、防水工事の単価そのものは面積に関係なく固定されるため、極端に安くなるわけではありません。
屋上が小さい2階建てマンションでは足場不要のケースが多く、この点が価格や費用を下げる大きな要因になります。
複数の防水箇所をまとめて依頼すると、人工移動が減り総額をさらに抑えられることがあります。
2階建てマンションの防水工事の価格について|まとめ
2階建てマンションの防水工事価格について、工法別の平米価格から総額の費用目安、見積もりのチェックポイント、信頼できる業者の選び方まで詳しく解説してきました。
防水工事の費用は、採用する工法や建物の状態によって大きく変動しますが、小規模マンションで60万円~110万円程度、中規模マンションで140万円~250万円程度が一般的な相場です。この金額には、防水材料費だけでなく、足場設置費用、下地補修費用、諸経費などが含まれています。
適正価格で質の高い防水工事を実現するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 複数業者から相見積もりを取り、工事内容と価格を比較検討する
- 見積書の内容を詳細にチェックし、不明点は必ず確認する
- 極端に安い見積もりには注意し、その理由を明確にする
- 建設業許可や資格を持ち、実績のある業者を選ぶ
- 保証内容とアフターフォロー体制を確認する
- 適切なタイミングで施工し、他の工事との同時施工も検討する
防水工事は、建物を長持ちさせるための重要な投資です。目先の費用だけにとらわれず、長期的な視点で最適な工法と信頼できる業者を選ぶことが、建物の資産価値を守り、入居者の満足度を高めることにつながります。
この記事でご紹介した情報を参考に、納得のいく防水工事を実現してください。定期的なメンテナンスと適切なタイミングでの防水工事が、あなたの大切な資産を守る最良の方法です。