2024.02.13
ウレタン防水の施工単価はいくら?施工方法の違い・費用を抑える方法を徹底解説
ウレタン防水工事を正式に依頼する前に、「見積もりの単価が適正なのか知りたい」「単価を下げる方法はあるのか」と費用について考える方も多いのではないでしょうか。
ウレタン防水は日本で最もポピュラーな防水工法ですが、悪徳業者も多いため注意が必要です。
そこで、ウレタン防水工法の種類、それぞれの単価、費用を抑える方法などを紹介します。
ウレタン防水工事とは?
日本国内で施工されている防水工事のうち、ウレタン防水は46%を占めています。
防水工事のなかでは比較的単価が安く、塗り替えによる補修も可能です。
また、複雑な形状にも施工でき、メリットが多い工法です。
ただし、手抜き工事を行う悪徳業者も多い点に注意しなければなりません。
ウレタン防水の工法は3種類|それぞれの防水工法の特徴解説
ウレタン防水は、状況に合わせて3種類の工法から選ぶ必要があります。
ここでは、ウレタン防水の工法の種類、それぞれの特徴を紹介します。
密着工法
密着工法は、下地に直接ウレタン樹脂を塗布する工法です。
密着工法はイニシャルコストが安く、工程が少ないため工期を短縮できます。
しかし、密着工法は下地の影響が大きいため、雨漏りなどで下地が腐食している場合は使用できません。
そのため、密着工法は、狭いベランダや下地に問題がない新築の場合に用いられます。
通気緩衝工法
通気緩衝工法は「断熱工法」とも呼ばれ、下地と防水層の間に通気緩衝シートを挟み込む工法です。
通気緩衝工法は、雨漏りで下地が湿気を含んでいる場合や、蒸気の出るコンクリートの上に施工する場合によく用いられます。
透湿層が防水層の蒸気を逃がし、膨れができるのを防ぐことが特徴です。
通気緩衝工法は専門性が高いため、防水工事の専門業者に依頼しなければ施工は難しいでしょう。
メッシュ工法
メッシュ工法は、下地と防水層の間にメッシュシートを挟み込む工法です。
ウレタン防水材を下地に塗布して、メッシュ状になった補強布を貼り、上からウレタン防水材を塗布します。
凹凸がある場所や、勾配で塗膜が均一にならない場所の施工におすすめです。
例えば、ルーフバルコニーや屋上などの施工面積が大きい場所に適しています。
ウレタン防水工法別の単価目安を紹介
ウレタン防水工法ごとに、単価は若干異なります。工法別の単価を見ていきましょう。
密着工法
密着工法の単価は、4,000~5,500円/㎡が目安です。
単価が安いため、既存防水層の劣化が著しくなく、費用を抑えたい方には適しています。
通気緩衝工法
通気緩衝工法の単価は、5,500~6,500円/㎡が目安です。
雨漏りや水漏れをしている場合、密着工法では表面が膨れる可能性があるため通気緩衝工法を選びましょう。
メッシュ工法
メッシュ工法は、5,000~8,000円/㎡が目安です。
メッシュシートを挟むことで防水層の強度が増し、地震にも強い仕上がりになります。
ただし、密着工法や通気緩衝工法に比べて単価は割高です。
なお、いずれの単価はあくまで目安であり、塗装面の状態や施工場所、面積によって変動します。
詳しい単価は業者に見積もりを依頼し、確認しましょう。
ウレタン防水の施工価格
ウレタン防水を行うことが多い場所は、ベランダとバルコニーです。
ベランダとバルコニーの施工価格、工事内容の内訳も紹介します。
ベランダ防水
ベランダのウレタン防水では密着工法は採用されることが多く、施工単価は4,000~7,000円/㎡です。
通気緩衝工法を使用する場所と比較すると価格を抑えられます。
ウレタン防水工事の内訳は次のとおりです。
工事内容 | 金額 |
高圧洗浄/10㎡ | 2,000円 |
下地処理・ケレン/10㎡ | 2,000円 |
改修用ドレン設置/1個 | 12,000円 |
発生材処分費/一式 | 10,000円 |
ウレタン防水/10㎡ | 55,000円 |
ウレタン防水施工費用の合計金額は、85,000円が目安です。
水漏れが発生している箇所では通気緩衝工法を採用する必要があるため、まずは業者にメンテナンス箇所の確認を依頼しましょう。
屋上防水
屋上にウレタン防水を施工する場合、下地に水分が含まれている可能性があるため、通気緩衝工法をおすすめします。
密着工法よりも高く、施工単価は5,500~6,500円/㎡程度です。
ウレタン防水工事の内訳は次のとおりです。
工事内容 | 金額 |
高圧洗浄/80㎡ | 16,000円 |
下地処理・ケレン/80㎡ | 16,000円 |
改修用ドレン設置/1個 | 12,000円 |
伸縮目地撤去/一式 | 1,200円 |
入隅部シール打ち/一式 | 500円 |
脱気筒設置/3個 | 45,000円 |
発生材処分費/一式 | 15,000円 |
ウレタン防水工事/80㎡ | 600,000円 |
ウレタン防水施工費用の合計金額は、70万5,700円が目安です。
屋上のウレタン防水を検討している方は、外壁塗装も合わせて行うことで効率よく建物全体のメンテナンスができるでしょう。
ウレタン防水をするメリット
防水工事には種類がありますが、ウレタン防水には単価や補修のしやすさなどいくつかのメリットがあります。
ここでは、ウレタン防水をする主なメリットを紹介します。
比較的単価が低い
ウレタン防水は、他の防水工法に比べて単価が低いです。
防水工事の種類 | 単価相場 |
---|---|
ウレタン防水 | 4,000~8,000円/㎡ |
FRP防水 | 約8,000円~13,000円/㎡ |
塩ビシート | 約7,000円~12,000円/㎡ |
アスファルト防水 | 約4,500円~8,000円/㎡ |
工法によって耐用年数は変わるため一概にはいえないものの、工事費を抑えたい方にはおすすめの工法です。
工事後の補修をしやすい
ウレタン防水は、重ね塗りで補修できる工法です。
また、ウレタン防水ほど補修が簡単な工法は他にありません。
例えば、施工後に傷がついても、部分的に塗り直せば補修できます。
メンテナンス費用についても、ウレタン防水は比較的安価です。
複雑な形状にも施工可能
ウレタン防水はシートを貼る工法ではなく、塗って仕上げる防水工法です。
そのため、複雑な建物の防水工事に適しています。
凹凸のある建物や、正方形ではない複雑な形状の建物にも施工しやすいでしょう。
ウレタン防水をするデメリット
ウレタン防水にはメリットが多いですが、デメリットや注意点もあります。
防水工事の依頼をする前に、デメリットも確認しておきましょう。
手抜き工事のトラブルが起こりやすい
ウレタン防水、塗った後の下地の状況が確認できません。
そのため、業者にとっては手抜きしやすい工法でもあります。
信頼できる職人に工事を頼まなければ、「手抜き工事により雨漏りする」ということにもなりかねません。
職人の技術力で仕上げが異なる
ウレタン防水工事は、職人の腕によって仕上がりが変わります。
工場で作られた既製品を使うシート防水と異なり、ウレタン防水は現場で職人が材料を混ぜ合わせるためです。
また、「何mm単位で重ね塗りをする」など、職人の技術が必要な工法でもあります。
見積もりの単価が安いという理由だけで選ぶと、剥がれやすかったり、塗膜が膨らんだりといった施工不良が発生する可能性もあるでしょう。
そのため、ウレタン防水工事は、信頼できる業者に任せることが大切です。
5年ごとにトップコートの塗り替えが必要
ウレタン防水層は紫外線に弱いため、3~5年ごとにトップコートを塗り替える必要があります。
フッ素トップコートは、性能の高さから耐用年数が10年ともいわれています。
少なくとも、1年に1回はトップコートの劣化の兆候をチェックしましょう。
症状が深刻化する前に、適切な時期にメンテナンスを行うことが大切です。
防水工事における工事単価・費用について
防水工事はマンションや建物の屋上やベランダ、外壁などにおいて水の侵入を防ぐために行う重要な工事です。適切な防水工事を行うことで、建物の耐久性を保ち、漏水や劣化を防ぐことができます。以下では、防水工事における工事単価と費用について詳しく解説します。
防水工事の種類と特徴|工事ごとの単価や費用の目安
防水工事にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴や費用が異なります。以下に主な防水工事の種類と工事ごとの単価や費用の目安を紹介します。
防水工事の種類 | 特徴 | 費用の目安(㎡あたり) |
---|---|---|
シート防水 | ゴムシートや塩ビシートを使用して防水層を形成する方法。耐久性が高く、施工が比較的容易。 | 4,000円〜8,000円 |
ウレタン防水 | 液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する方法。柔軟性があり、複雑な形状にも対応可能。 | 5,000円〜8,000円 |
FRP防水 | ガラス繊維強化プラスチック(FRP)を使用する方法。耐久性と防水性が非常に高い。 | 5,000円〜10,000円 |
アスファルト防水 | 熱アスファルトや改質アスファルトシートを使用する方法。耐久性があり、大規模建物に適している。 | 4,000円〜8,000円 |
防水工事における注意点
防水工事を行う際には、以下の点に注意する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
施工業者の選定 | 信頼できる施工業者を選定することが重要です。相見積もりでの費用の確認、業者の実績や口コミを確認しましょう。 |
材料の選定 | 建物の状況や用途に応じて適切な防水材料を選定することが重要です。 |
定期点検とメンテナンス | 防水工事後も定期的に点検を行い、必要に応じてメンテナンスを行うことで、防水効果を長持ちさせることができます。 |
特に防水工事業者を選ぶ際にはしっかり見極めて、選ぶようにしましょう。
防水工事の費用を抑える方法
防水工事の費用を抑えるためには、以下の方法が考えられます。
方法 | 説明 |
---|---|
複数業者からの見積もり取得 | 複数の業者から見積もりを取り、内容や価格を比較検討します。 |
事前の点検と小規模修繕 | 定期的な点検と小規模な修繕を行うことで、大規模な防水工事の頻度を減らし、費用を抑えることができます。 |
長期的な計画 | 長期的な視点で防水工事の計画を立て、必要な時期に適切な修繕を行うことが重要です。 |
以上が、防水工事における工事単価と費用についての解説です。防水工事を計画する際には、これらのポイントを参考にし、適切な工法と材料を選定することで、雨漏りや漏水を防ぎ効果的な防水対策を行うことができます。
ウレタン防水工事の費用を抑える方法
ウレタン防水工事にかかる費用は、可能な限り抑えたいと考える方が多いでしょう。
そこで、工事の費用を抑える方法、ポイントを紹介します。
火災保険や補助金を利用
火災保険や補助金を利用すれば、ウレタン防水工事の費用を抑えることができます。
火災保険は、火災だけではなく自然災害にも適用されます。
防水工事で火災保険を利用できる事例としては、風災による被害が挙げられます。
例えば、暴風で飛来した物によって防水層が損傷した場合、火災保険が適用されることがあります。
また、住んでいる自治体によっては、防水工事に対して補助金が出る場合もあります。
防水工事を行う際は、火災保険が適用されるか、補助金を受けられるかなどを事前に確認しておくとよいでしょう。
自分で工事を行う
DIYのウレタン防水は、工事費を抑えることができます。
ウレタン防水塗料には、1液型と2液型がありますが、2液型の塗料を使うことで材料費も抑えられるでしょう。
1液型はそのまま使用でき、2液型はウレタン樹脂を固めるために硬化剤を加えます。
2液型は手間がかかりますが、1液型よりコストは安いのです。
また、塗料によっては遮熱効果、滑り止め効果など特殊な効果を持つものもあります。
塗料の種類や機能性を見直すことで、コストダウンが図れるでしょう。
ただし、DIYには次のようなデメリットがあります。
- 施工品質が落ちる
- 手間がかかる
- 失敗するリスクがある
- 保証を受けられない
失敗のリスクを考えると、業者に依頼した方が費用対効果は高いかもしれません。
施工に不安がある場合は無理にDIYをせず、プロに依頼する方法がおすすめです。
定期的なメンテナンスの実施
ウレタン防水は、適切なメンテナンスを行うことで長持ちさせることができます。
具体的には、こまめな清掃と、専門業者による定期点検です。
防水層を長持ちさせることで、費用対効果も高くなるでしょう。
ドレン排水溝の掃除
大雨が降る前に、ドレン周辺の落ち葉を掃除しましょう。
落ち葉がドレンに詰まると、大雨の時に屋根に水が溜まり、雨漏りを引き起こします。
そのため、台風が来る前に、落ち葉を掃除して取り除いておくと安心です。
マンションやアパートのオーナーは、夏の屋上清掃を管理業者に依頼するとよいでしょう。
業者の定期点検を受ける
ウレタン防水のコーナー部やシーリングは、自身では点検できない部分です。
定期点検で、業者にしっかりチェックしてもらいましょう。
見積もりの際に、定期点検がサービスに含まれているかどうか確認する必要があります。
点検は、1年、5年、10年ごとに受けられると安心です。
ウレタン防水工事を依頼する際の注意点
ウレタン防水工事を行う業者はたくさんあり、初めてウレタン防水工事を依頼する方は、どこに依頼すればよいのか迷うでしょう。
そこで、ウレタン防水工事業者を選ぶ際のポイントを紹介します。
専門業者に依頼する
防水工事の依頼は、防水工事の専門業者に依頼しましょう。
防水工事は工務店や塗装業者にも依頼できますが、中間マージンが発生するため費用が高くなる場合があります。
塗装業者とは、主に外壁塗装や屋根塗装を行う業者のことで、外壁塗装工事と防水工事を専門に行う場合もあります。
防水工事は高い技術力が必要ですが、塗装業者のなかには防水工事の知識や経験が少ない業者も存在します。
そのため、工事の品質に妥協したくない場合は、防水工事の専門業者に見積もりを依頼しましょう。
また、防水工事の実績が豊富、口コミや評判が良いなど、安心して任せられる業者に相談することが大切です。
悪徳業者を避ける
専門業者に見積もりを依頼する場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、相見積もりを取りしましょう。
1社だけに見積もりを依頼すると、提示された単価が適正かどうか判断できません。
複数社から相見積もりを取ることで、相場を把握し、慎重に比較検討できます。
見積もりを依頼する際は、時間がかかっても複数社に相談しましょう。
複数の業者に相見積もりを取る
防水工事を悪徳業者に依頼しないよう注意が必要です。
悪徳業者には、次のような特徴があります。
- すぐに契約するよう迫る
- 見積もりが不明瞭
- 大幅に値引きをする
- 突然訪問点検に来る
疑問や不安を感じたら、すぐに契約せず、相見積もりを取る、ホームページを家訓するなど慎重に検討しましょう。
保証やアフターメンテナンスの内容を確認
工事後の保証内容や、アフターメンテナンスの有無を確認します。
ウレタン防水工事後5年、新築の場合は最長10年の保証が付くことが一般的です。
優良業者であれば、施工後に報告書や保証書を発行します。
定期点検を実施し、万が一施工後に不具合が発生した場合でも、保証期間内であれば無償で修理をしてくれます。
依頼前に保証やアフターメンテナンスの有無と内容を確認し、保証書を発行してくれる優良業者に依頼をしましょう。
見積書の詳細をチェック
業者から受け取る見積書は、金額以外にもさまざまな項目を細かく確認する必要があります。
具体的にチェックすべき箇所は次のとおりです。
見積もり料金が適正
防水工事の価格は、安ければよいと考える方もいるでしょう。
しかし、価格が相場より大幅に安い場合は、必ず理由があります。
大切なことは、安さよりも適正価格であることです。
まずは、相場がどれくらいなのかをチェックしてみましょう。
そして、相場に近い見積もりを出してくれる業者をおすすめします。
工法・工程を記載
見積書を発行せず、口頭のみで総額を伝える業者もいます。
見積もりは、金額だけではなく、工程や工法の確認のためにも重要です。
必ず見積書を受け取り、工法や工程が含まれているか確認しましょう。
工法や完成までの日数が書かれていれば、安心して工事を任せることができます。
下処理や材料名を記載
ウレタン防水工事には、様々な材料が使われます。
材料によって単価が異なるほか、人によってはアレルギーを起こす物質が含まれているものもあります。
そのため、見積書には必ず材料名と個別料金が記載されているかチェックしましょう。
また、ウレタン防水工事にどのような材料が使われているのか、事前にインターネットで調べておくことをおすすめします。
保証年数の年数が記載
見積もりは、価格だけを記載すればよいというものではありません。
保証期間や、定期点検の必要年数が書かれていることも重要です。
保証期間は業者や工法によって多少異なりますが、一般的には10年です。
長くても問題はないものの、10年より短い場合は他社に依頼した方が安心でしょう。
防水工事での助成金や補助金について【屋根防水や屋上防水】
大規模修繕に関わらず屋根防水、屋上防水などは場合によって多くの資金が必要になります。
そんな時に活用できるのが助成金や補助金です。各地方自治体では修繕工事や外壁塗装などにおいて補助金などを用意している場合があります。
防水工事の場合リフォーム補助金や住宅改修工事における助成金などがあり、該当する場合には防水工事の補助金を受けることが可能です。
以下の内容が基本的な補助金申請時の条件です。
- 補助金申請できる地域に住んでいる
- 以前同じ補助金や助成金を受け取っていない
- 税金を滞納していない
- 省エネに関するものや耐震補強など、その地方自治体の目的にあった工事であること
詳しくはお住まいの各自治体のホームページ、または問い合わせをして確認してみましょう。
防水工事に関してのよくある質問を紹介
ここでは防水工事に関してよくある質問を紹介していきます。
Q
防水工事前に何か準備は必要ですか?
A
防水工事前には、施工箇所の周りを整理し、私物や家具などは移動が必要になります。また、工事中の騒音や振動について、事前に確認しておきその時間帯の過ごし方などを決めておくとスムーズに対応できます。
Q
防水工事を行う周期はどのくらいですか?
A
一般的に、防水工事は10年から15年ごとに行うのが目安です。定期的な点検を行い、劣化が見られる場合は早めに工事を実施すると、建物の寿命を延ばすことができます。
Q
雨天時も防水工事は行いますか?
A
防水工事は晴天時に行うのが基本です。雨天時に施工すると、乾燥が不十分になり、防水効果が落ちることがあります。そのため、天気を見ながらスケジュールを調整し、品質を確保します。
Q
防水工事中に臭いがすることはありますか?
A
防水工事では、使用する材料によって臭いが発生することがあります。特に溶剤系の材料を使うと匂いが強くなることがあります。臭いについて気になる場合はご相談の上、水性材料を選べば臭いは抑えられます。工事中は換気をしっかり行い、匂いがこもらないようにしましょう。
ウレタン防水工事は単価が安い!業者選びは慎重に
ウレタン防水工事の単価について解説してきました。
まとめると、
- 単価はウレタン防水工事の種類によって異なる
- 単価が安いのは密着工法で4,000~5,500円/㎡
- 依頼する際は必ず見積もりを取る
- 相場とかけ離れた価格になっていないか確認
- 工法や工程の記載があるかどうかも見逃せない
良い業者を見つけるためには、まず単価を確認する必要があります。
状態に適した防水工事・工法で、建物の価値を守りましょう。