2024.03.21
マンション大規模修繕工事の業者選定で失敗しない!施工会社や施工業者の選び方のポイントとは?
マンションの大規模修繕工事では、施工業者選定が成功のカギを握ります。適切な業者を選ばないと、工事が遅延したり、品質に問題が出ることもありるため、業者選定は、慎重に行いましょう。
業者選びのポイントは、信頼性や実績、費用の比較が重要で、特に、入札や公募を通じて透明性を持たせ、施工会社の選定方法をしっかり把握しておくことが大切です。
この記事では、マンション大規模修繕工事とは?、施工業者選定方法のポイント、業者の種類や選定方式のメリット・デメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
大規模修繕や防水工事のご相談は実績豊富な新東亜工業へ

目次
大規模修繕工事とは?
大規模修繕工事は、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させるために非常に重要な工事です。
大規模修繕とは、経年劣化によって傷んだ建物の部分を補修し、新築時の機能を回復させる工事のことです。 12~15年ごとに、外壁の補修や塗装、屋上の防水工事などをまとめて行う大掛かりな工事となるため、足場を組んで行われることが一般的です。 工事の対象は、主にマンションの共有部分です。
大規模修繕工事は、建物の美観を回復させるだけでなく、安全性や快適性を向上させる効果もあります。 例えば、外壁のひび割れを放置すると、雨水が侵入し、鉄筋が錆びて建物の強度が低下する可能性があります。 また、防水工事を行うことで、雨漏りを防ぎ、建物の劣化を遅らせることができます。
さらに、大規模修繕工事は、時代の変化に合わせて、建物の機能や性能を向上させる良い機会でもあります。 例えば、バリアフリー化や省エネ対策など、現代のライフスタイルに合わせた改修を行うことで、より快適で暮らしやすい住まいを実現できます。
修繕工事と改修工事についての違い
修繕工事と改修工事は、どちらも建物の維持や改善を目的とした工事ですが、目的や内容にいくつかの違いがあります。
修繕工事
修繕工事は、建物の劣化や損傷を修復し、元の状態に戻すことを目的とした工事です。主に老朽化や経年劣化による不具合を修理するために行われ、建物の機能を維持することが重要視されます。例えば、外壁のひび割れ補修や、防水層の再施工、給排水設備の修理などが修繕工事に該当します。修繕工事は、建物の現状を保つために必要なもので、定期的に行うことが推奨されます。
改修工事
改修工事は、建物の機能やデザインを改善し、現状よりも良くすることを目的とした工事です。単なる修理に留まらず、設備の更新やレイアウトの変更、新たな機能の追加など、建物全体の性能向上を図るための工事です。例えば、古くなった設備の最新化や、内装デザインの変更、エネルギー効率の向上を目的としたリノベーションなどが改修工事に該当します。
地震や台風からマンションなどの減災・防災を考えるためにも大規模修繕工事を
大規模修繕工事ではタイルの修繕や、階段や屋上の防水など様々な部分に関わる工事を行います。予知保全や予防保全という観点でも地震や台風、大雨からの被害から守ることにつながります。
様々な災害が起きてからの修繕は困難なことが多いため、大規模修繕工事は計画を立ててしっかり行うことが重要です。
マンションの資産価値を守るなら、新東亜工業の大規模修繕工事
新東亜工業は、東京を中心にマンション大規模修繕の多くの実績を持つ専門業者として建物の寿命を延ばし、快適な住環境を提供します。
- 自社一貫施工で高品質・低コスト
新東亜工業では、調査から施工、アフターサービスまでを自社で一貫して行うため、中間マージンが発生せず、コストを抑えながら高品質な工事を実現します。 - 経験豊富な職人による確かな技術
20年以上の経験を持つ熟練の職人が最新の技術とノウハウを活かし、細部にまでこだわった施工を提供します。 - 明確な見積もりと安心の保証制度
工事内容や費用の内訳を明確に提示し、最長10年の保証を付けることで施工後も安心してお任せいただけます。
今すぐ無料相談・お見積もりを!
大規模修繕工事をご検討中の方は、ぜひ新東亜工業にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なプランをご提案いたします。
マンション大規模修繕時の施工業者の選定のポイント

マンションの大規模修繕工事を成功させるには、「どの業者に依頼するか」が非常に重要です。修繕工事は多額の費用と長期間の工事を伴うため、信頼できる業者の選定がマンションの資産価値維持や住環境の向上に直結します。この章では、後悔しない業者選びの具体的なチェックポイントを解説します。
新築時の施工業者にこだわらない
マンションの大規模修繕では、必ずしも新築時の建設会社に依頼する必要はありません。なぜなら、新築工事と修繕工事では求められる技術や管理体制が異なるためです。修繕の実績が乏しい業者に依頼すると、施工ミスや不具合が起こるリスクもあります。「修繕工事の専門業者」を候補に入れることで、より高品質な工事を実現できる可能性が高まります。
個人的な関係がある業者の選定は避ける
区分所有者や理事の知人といった、利害関係のある業者の選定はトラブルのもとです。不透明な選定プロセスは、他の住民からの不信感を招き、合意形成を妨げる要因にもなります。業者選びはあくまで客観的な基準と実績に基づいて、公平に進めることが基本です。
業者の規模や過去の施工実績をチェック
信頼できる業者かどうかを判断するには、会社の規模感や過去の施工事例の確認が欠かせません。特に、同じような規模・築年数のマンションでの修繕実績が豊富な会社であれば、現場対応力にも期待できます。ホームページでの情報公開や、資料請求時に得られる施工レポートなどをしっかりチェックしましょう。
現場監督の実績と人柄にも注目
実際の現場を仕切るのは施工会社の現場監督です。技術力や知識だけでなく、住民や管理組合とのコミュニケーション能力も重要な資質です。現場見学や面談の機会を活用して、対応の丁寧さやトラブル時の対応力などを見極めましょう。
保証内容とアフターサービスを事前に確認
大規模修繕では、工事完了後に不具合が発覚するケースもあります。保証期間の長さや、どこまでの範囲が補償されるのかを必ず確認しましょう。信頼できる業者であれば、明確な保証内容と迅速なアフター対応を約束してくれるはずです。
ヒアリングや提案力で比較する
各社のプレゼンテーションやヒアリングへの対応姿勢も、重要な比較ポイントです。建物の現状や住民ニーズにどれだけ真摯に向き合い、的確な提案ができているかが問われます。「提案内容の質」は、そのまま業者の施工品質とトラブル対応力に直結します。
実録!7階建てマンションの大規模修繕工事の流れと費用・施工事例
東京都墨田区にある7階建てマンションにて、ワンオーナー物件の大規模修繕工事を新東亜工業が対応しました。外壁の塗装やシーリングの補修、防水工事の必要性、見積比較の不安など、オーナー様の悩みに対しどのような提案と判断を行ったのか——その一連の流れを、実際の会話を交えながらご紹介します。
お問い合わせ〜現地調査|過去施工の確認と細部の劣化診断
工事のきっかけは「前回の色選びに失敗した」「屋上防水は5年前に済ませたが今回も必要か不安」といったメール相談でした。
お客様とのやり取り
お客様:「屋上の防水は5年前にやってるんですけど、それでもやるべきですか?」
新東亜工業:「一度状態を拝見してから判断しましょう。無理にやる必要がなければ省く判断もできます」
現地では図面をもとにバルコニーや外壁、庇などを細かく確認。シーリングの劣化が目立ったため、全撤去と打ち替えの提案を行いました。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「ここのシーリング、かなりひび割れてます。全て打ち替えですね」
お客様:「これ全部やるとなると…かなりの距離ですよね?」
新東亜工業:「ざっと見ても1000mは超えてきます」
見積り提示|屋上防水の有無で2プラン提案+実数精算の説明
調査後は「屋上防水あり・なし」2パターンの見積を作成。各項目の違いと予算の幅をわかりやすく提示しました。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「下地補修は“実数精算”になります。今見えてない部分も足場を組んでから補修範囲を確定します」
お客様:「100万円とか一気に増えることもありますか?」
新東亜工業:「状態は悪くないので10〜20万円程度の上下です。むしろ減る可能性もありますよ」
他社と比較されることも想定し、工事項目の説明や「新規打設」のリスクも正直に伝えました。
契約成立|「新規打設」との違いを丁寧に解説し信頼獲得
価格では他社より若干高めだったものの、工法や保証内容の丁寧な説明でご納得いただきました。
お客様とのやり取り
お客様:「他社には“新規打設”って書いてあります」
新東亜工業:「それは既存シールを撤去せず上からかぶせる方法で、密着不良やひび割れの原因になります。当社では必ず撤去・打ち替えを行います」
結果、「屋上防水なしプラン(852万円)」でご契約いただきました。
着工前の打ち合わせ|色決め・足場・近隣への配慮も徹底
工事前の打ち合わせでは、オーナー様が特に重視されたのが「色の選定」。過去2回の失敗を経て、今回は慎重に。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「今回は色のイメージをどうされたいですか?」
お客様:「前の2回、どちらもイメージと違って…。今回は絶対に失敗したくない!」
色見本板を用意し、納得のいく色を選定。中学校敷地への足場越境や1階テナントのバイク駐輪スペース確保など、周辺環境への配慮も抜かりなく実施しました。
工事中の対応|トラブルの早期発見と柔軟な対応で信頼感
施工中には、前回業者が「増し打ち」を行っていた痕跡を確認。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「やはり前回は増し打ちでしたね。しっかり撤去してから打ち換えますのでご安心ください」
お客様:「やっぱり!最初に“それはダメ”って言ってもらえて良かったです」
さらにバルコニー防水ではガス配管の位置により仕上げ調整を行うなど、現場での判断力も発揮。仕上がりにはご満足いただけました。
お客様とのやり取り
お客様:「本当にイメージ通りの外壁色で嬉しいです。母も喜んでました!」
引き渡しと今後の対応|最終確認と事務手続きまで丁寧に対応


完工後は外回りも含めた最終チェックを実施。仕上がりの満足度は非常に高く、保証書や請求書もスムーズに手配されました。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「この庇も塗装・防水完了済みです」
お客様:「本当にきれいになってよかった。ありがとうございました!」
工事概要まとめ
- 契約金額:852万円(屋上防水なしプラン)
- 施工期間:約50日間
本事例を通じて、オーナー様の不安や悩みに寄り添いながら、適切な判断と施工を提供することの重要性が見えてきます。
「前回の修繕に不満がある」「見積内容が適正か判断できない」とお感じの方は、ぜひ一度ご相談ください。
マンション大規模修繕は新東亜工業へ

新東亜工業では、大規模修繕や外壁塗装、防水工事をお考えの方に向けて長年の職人経験を活かした高品質な施工サービスを提供しています。
すべての工事は自社施工で行い無駄のない最適な提案をお約束。お客様の予算に合わせたプランニングで周辺環境への配慮も徹底して行います。
さらに、安心の10年保証と充実したアフターフォローで、お客様満足度98%を誇ります。質の高い仕上がりをお求めの方はぜひ新東亜工業へご相談ください。
代表者名 | 代表取締役:高井 強 |
電話番号 | 03-6658-5364 |
FAX番号 | 03-6658-5365 |
設立 | 平成24年1月 |
ホームページURL | https://shintoakogyo.co.jp/ |
新東亜工業の工事事例URL | https://shintoakogyo.co.jp/case/ |
代表的な保有資格・許認可 | 建設業許可 東京都都知事許可 (般-4)第142885号 一級建築士事務所 一級 東京都知事登録 第65008号 |
マンション大規模修繕ご相談の流れ|修繕工事・防水工事などお気軽にお問い合わせ下さい
新東亜工業でのマンション大規模修繕・防水工事の流れは以下になります。
- STEP
問い合わせ
- STEP
建物調査
スケジュールの調整後、現在の建物の状態を調査させていただきます。
この時に御見積に必要な建物の計測などもさせていただきます。 1時間〜2時間程度で終了します。
- STEP
お見積り
現地調査結果をもとに算出して御見積もりを作成します。その際にお伺いしたご予算など、お客様のご希望も反映させた上、ご説明に上がります。
御見積とともに、下記の資料をご用意します。
- 使用材料などのカタログ
- 工程表
- STEP
ご契約
御見積書やスケジュールにご納得いただけましたら、ご成約となります。ご納得いただけないまま進むことはありませんので、ご不明点などはお申し付けください。
- STEP
近隣の方へご挨拶
ご近所にお住まいの皆さまには、着工の1週間前に工事開始のご挨拶に伺います。
施工中はできる限りご迷惑をおかけしないよう、細心の注意を払って行います。
※建物の規模により、案内の方法や時期は異なります
- STEP
工事着工
高所の作業が必要な場合は、安全・確実な施工が行えるよう仮設足場を設置します。
また、近隣住宅や屋内へのほこりの飛散を防止するために養生にも万全を期します。
- STEP
完了&アフターフォロー
当社の保証は10年の長期保証。「おかしいな」と感じた際にはご連絡ください。速やかに対応いたします。
マンション大規模修繕における施工業者の選定方式の種類とメリット・デメリット
マンション大規模修繕における施工業者の選定方式は、工事の品質、コスト、そして工期に大きな影響を与えます。
選定方法 | 内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
見積もり合わせ方式 | 複数の業者から見積もりを取り 比較検討する方法 | コスト削減しやすい | 低価格・低品質の危険性 |
入札方式 | 公開された条件に基づいて 条件に合致した業者を選ぶ方法 | 透明性が高く公平な選定 | 談合のリスク |
特命随意契約方式 | 特定の業者に直接依頼する方法 | 迅速な決定が可能 | コストが高くなる傾向 |
マンション大規模修繕時の施工業者の種類について
マンション大規模修繕を行う際には、業者の種類を理解し、それぞれの特徴を考慮して選定することが重要です。
ゼネコン
ゼネコンは、総合建設業者であり、大型プロジェクトに対応する能力を持っています。
豊富な経験と技術力を有しているため、大規模な修繕に適しています。
しかし、小規模な修繕ではコストが高くなる可能性があるため大規模で複雑な修繕工事に適しています。
大規模修繕工事専門の施工業者
専門の施工業者は、マンション修繕に特化しており、細かなニーズに対応できます。
修繕専門の知識と経験が豊富で、質の高いサービスを提供することが期待できます。
地域に根ざした業者は、地元のマンションに対する理解も深いため中規模以下の修繕に適しています。
管理会社(または関連施工業者)
管理会社やその関連業者は、日常の管理と連携して修繕を行うことができます。
建物の状態を熟知しているため、効率的な修繕が期待できます。
ただし、専門性に欠ける場合があるため、施工の品質を確認する必要があります。
管理会社は、既存の信頼関係を活かして修繕を行いたい場合に適しています。
これらの情報を踏まえ、マンションの大規模修繕においては、適切な施工業者の選定が成功の鍵となります。
各業者の特徴を理解し、マンションの状況に合わせた最良の選択を行いましょう。
大規模修繕工事でよくある質問
ここでは大規模修繕工事でよくある質問を紹介します。工事費用や施行中の疑問をまとめました。
Q
大規模修繕で10戸のマンションではどのくらいが費用目安?
A
10戸のマンションの大規模修繕の費用は、規模や建物の状態、修繕内容によって異なりますが、一般的には1000万円から1,500万円程度が目安とされています。具体的な費用は、外壁や共用部分の修繕内容、使用する材料の種類によって変動するため、詳細な見積もりを施工業者で確認しましょう
Q
マンション大規模修繕時にエアコンは使用できる?室外機はどうする?
A
大規模修繕中でも基本的にはエアコンの使用は可能ですが、外壁塗装や防水工事の際には一時的に使用を控える必要がある場合があります。室外機は、作業に支障がない限りそのまま設置された状態で保たれることが一般的です。ただし、工事の進捗によっては室外機を一時的に移動させる場合もあるため、管理組合や施工業者からの指示に従ってください。
Q
マンション大規模修繕の際のベランダの荷物やアンテナはどうすればいい?
A
大規模修繕の際には、ベランダの荷物は一時的に室内に移動させる必要があります。特に、外壁塗装や防水工事の影響を受けやすいものは、工事開始前に片付けてください。また、テレビアンテナや物干し竿も取り外しが必要になる場合がありますので、事前に管理組合や施工業者の指示に従い、適切に対応してください。
Q
大規模修繕の際に洗濯物は外に干せる?
A
大規模修繕期間中は、外壁工事や塗装の影響でベランダに洗濯物を干すことが制限されることがあります。工事用のネットやシートが張られるため、日光が遮られたり、塗料やホコリが付着する可能性があります。管理組合や施工業者からの案内に従い、洗濯物は室内で乾かすか、コインランドリーの利用を検討してください。
Q
大規模修繕の際に立ち会いや在宅が必要なことはある?
A
大規模修繕では、住戸内に立ち入る必要のある作業が発生する場合があります。例えば、配管の点検やベランダ側のサッシ工事などが該当します。その際には、居住者の立ち会いや在宅を求められることがあるため、事前に管理組合や施工業者からの連絡を確認し、予定を調整してください。それ以外の工事については基本的に在宅の必要はありませんが、作業内容によって異なるため、詳細は管理組合の案内を確認することが重要です。
この他、大規模修繕のよくある質問について知りたい方は以下の記事をご覧ください
大規模修繕工事の施工業者を選ぶポイント
マンションの大規模修繕工事は、住民にとって大きなイベントです。そのため、施工業者を選ぶ際は慎重に検討する必要があります。
マンション大規模修繕工事の施工業者を選ぶポイントは、実績、技術力、価格、対応力、保証です。実績のある業者、最新の技術や工法を駆使できる業者、価格に見合った品質が確保できる業者、コミュニケーションが良好な業者、充実した保証制度を提供している業者を選ぶことをおすすめします。
大規模修繕工事の手順は、大きく分けて調査・診断、計画立案、業者選定、工事契約、工事施工、竣工検査、アフターフォローの7段階です。長い時間と費用がかかる工事のため、信頼できる業者を選び、計画的に進めることが大切です。
大規模修繕工事でよくある質問
ここでは大規模修繕工事でよくある質問を紹介します。工事費用や施行中の疑問をまとめました。
Q
大規模修繕で10戸のマンションではどのくらいが費用目安?
A
10戸のマンションの大規模修繕の費用は、規模や建物の状態、修繕内容によって異なりますが、一般的には1000万円から1,500万円程度が目安とされています。具体的な費用は、外壁や共用部分の修繕内容、使用する材料の種類によって変動するため、詳細な見積もりを施工業者で確認しましょう
Q
マンション大規模修繕時にエアコンは使用できる?室外機はどうする?
A
大規模修繕中でも基本的にはエアコンの使用は可能ですが、外壁塗装や防水工事の際には一時的に使用を控える必要がある場合があります。室外機は、作業に支障がない限りそのまま設置された状態で保たれることが一般的です。ただし、工事の進捗によっては室外機を一時的に移動させる場合もあるため、管理組合や施工業者からの指示に従ってください。
Q
マンション大規模修繕の際のベランダの荷物やアンテナはどうすればいい?
A
大規模修繕の際には、ベランダの荷物は一時的に室内に移動させる必要があります。特に、外壁塗装や防水工事の影響を受けやすいものは、工事開始前に片付けてください。また、テレビアンテナや物干し竿も取り外しが必要になる場合がありますので、事前に管理組合や施工業者の指示に従い、適切に対応してください。
Q
大規模修繕の際に洗濯物は外に干せる?
A
大規模修繕期間中は、外壁工事や塗装の影響でベランダに洗濯物を干すことが制限されることがあります。工事用のネットやシートが張られるため、日光が遮られたり、塗料やホコリが付着する可能性があります。管理組合や施工業者からの案内に従い、洗濯物は室内で乾かすか、コインランドリーの利用を検討してください。
Q
大規模修繕の際に立ち会いや在宅が必要なことはある?
A
大規模修繕では、住戸内に立ち入る必要のある作業が発生する場合があります。例えば、配管の点検やベランダ側のサッシ工事などが該当します。その際には、居住者の立ち会いや在宅を求められることがあるため、事前に管理組合や施工業者からの連絡を確認し、予定を調整してください。それ以外の工事については基本的に在宅の必要はありませんが、作業内容によって異なるため、詳細は管理組合の案内を確認することが重要です。
この他、大規模修繕のよくある質問について知りたい方は以下の記事をご覧ください
大規模修繕工事の業者選定についてのまとめ
マンションの大規模修繕工事は、長期にわたって住み続けるために必要な重要な工事です。そのため、施工業者の選定は慎重に行う必要があります。
業者選定の際には、実績と経験、技術力、アフターサービス、価格、近隣の施工実績、コミュニケーション能力、信頼性などを総合的に判断することが大切です。
実績と経験が豊富な業者は、さまざまなトラブルに対応することができ、技術力が高い業者は、施工品質の高い工事を請け負うことができます。また、アフターサービスが充実している業者は、万が一不具合が発生した場合に迅速な対応をしてくれます。
適正な価格で工事を請け負ってくれる業者を選ぶことも重要です。近隣のマンションで施工実績がある業者は、近隣の状況や特徴を理解しているため安心です。
施工内容やスケジュールについて、分かりやすく説明してくれる業者を選ぶことも大切です。信頼できる業者を選ぶことも重要です。
これらの条件を総合的に判断することで、マンション大規模修繕工事に最適な施工業者を選ぶことができます。
大規模修繕工事・防水工事・外壁塗装・外壁補修参引用、参考サイト
国土交通省
特定非営利活動法人集合住宅管理組合センター
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会
一般社団協会マンション管理業協会
一般社団法人日本防水協会
日本ペイント
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
一般社団法人 マンション大規模修繕協議会
日本ウレタン建材工業会
FRP防水材工業会
株式会社ダイフレックス(シーカ・ジャパン株式会社)