コラム    

東京都日野市でマンションやアパートの大規模修繕工事や中規模・小規模改修をお考えの方へ

東京都日野市でマンションやアパートの大規模修繕工事や中規模・小規模改修をお考えの方へ

東京都日野市の大規模修繕は「高い技術力」「中間マージン不要」「10年保証」で安心・安全な施工に自信を持つ新東亜工業にお任せ下さい。

新東亜工業では、多種多様な工事実績があるので建物のメンテナンスを適切に行うことができます。

費用面と技術力であなたの資産価値向上を目指します。

お客様とのコミュニケーションをしっかり行い、建物の状況と予算に沿ったメンテナンス方法をご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。

大規模修繕・防水工事・外壁塗装なら新東亜工業
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新東亜工業が選ばれる理由

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目次

大規模修繕工事とは?

大規模修繕工事は、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させるために非常に重要な工事です。

大規模修繕とは、経年劣化によって傷んだ建物の部分を補修し、新築時の機能を回復させる工事のことです。 12~15年ごとに、外壁の補修や塗装、屋上の防水工事などをまとめて行う大掛かりな工事となるため、足場を組んで行われることが一般的です。 工事の対象は、主にマンションの共有部分です。

大規模修繕工事は、建物の美観を回復させるだけでなく、安全性や快適性を向上させる効果もあります。 例えば、外壁のひび割れを放置すると、雨水が侵入し、鉄筋が錆びて建物の強度が低下する可能性があります。 また、防水工事を行うことで、雨漏りを防ぎ、建物の劣化を遅らせることができます。

さらに、大規模修繕工事は、時代の変化に合わせて、建物の機能や性能を向上させる良い機会でもあります。 例えば、バリアフリー化や省エネ対策など、現代のライフスタイルに合わせた改修を行うことで、より快適で暮らしやすい住まいを実現できます。

修繕工事と改修工事についての違い

修繕工事と改修工事は、どちらも建物の維持や改善を目的とした工事ですが、目的や内容にいくつかの違いがあります。

修繕工事

修繕工事は、建物の劣化や損傷を修復し、元の状態に戻すことを目的とした工事です。主に老朽化や経年劣化による不具合を修理するために行われ、建物の機能を維持することが重要視されます。例えば、外壁のひび割れ補修や、防水層の再施工、給排水設備の修理などが修繕工事に該当します。修繕工事は、建物の現状を保つために必要なもので、定期的に行うことが推奨されます。

改修工事

改修工事は、建物の機能やデザインを改善し、現状よりも良くすることを目的とした工事です。単なる修理に留まらず、設備の更新やレイアウトの変更、新たな機能の追加など、建物全体の性能向上を図るための工事です。例えば、古くなった設備の最新化や、内装デザインの変更、エネルギー効率の向上を目的としたリノベーションなどが改修工事に該当します。

大規模修繕工事の工事内容について

大規模修繕工事は、マンションやビルなどの建物全体を対象に、定期的に行う大規模な改修工事です。建物の老朽化を防ぎ、耐久性・安全性・美観を維持することが目的で、一般的には築12~15年を目安に実施されます。修繕内容は建物の状況に応じて異なりますが、マンション大規模修繕の工事内容には主に以下の工事が含まれます。

大規模修繕工事の工事内容1. 外壁補修・塗装工事

外壁は風雨や紫外線の影響を直接受けるため、経年劣化が避けられません。外壁のひび割れや塗装の劣化を放置すると、雨水の浸入によるコンクリートの劣化や鉄筋の腐食につながるため、適切な補修が必要です。

  • ひび割れ補修(クラック補修):コンクリートやサイディングのひび割れを埋め、防水性を回復させる。
  • 外壁塗装の塗り替え:耐久性や防汚性を向上させるため、劣化した塗膜を剥がし、新たな塗装を施工。
  • シーリング(コーキング)打ち替え:サイディングの継ぎ目や窓枠の防水機能を確保し、ひび割れを防ぐ。

外壁補修は、建物の美観を保つだけでなく、防水機能を維持し、耐久性を向上させる重要な工事です。

大規模修繕工事の工事内容2. 屋上・バルコニーの防水工事

屋上やバルコニーは、雨水が直接当たり、経年劣化によって防水層が傷みやすい部分です。防水機能が低下すると、雨漏りの原因となり、建物内部の損傷を引き起こす可能性があるため、定期的な点検と補修が必要です。

  • ウレタン防水・シート防水の施工:劣化した防水層を撤去し、新たな防水処理を実施。
  • 排水口の清掃・補修:雨水の流れを確保し、排水不良による水溜まりを防ぐ。
  • トップコートの再塗装:防水層の表面保護を強化し、耐久性を向上。

屋上やバルコニーの防水性能を維持することで、建物内部への浸水リスクを軽減し、長期的な修繕コストを削減できます。

大規模修繕工事の工事内容3. 共用部分の修繕・改修

マンションやビルの共用部分は、居住者や来訪者が日常的に利用するため、経年劣化による安全性の低下や美観の損なわれが気になる部分です。定期的なメンテナンスにより、快適な居住環境を維持できます。

  • エントランス・ロビーの改修:床材や壁材の張り替え、照明設備の交換などを実施。
  • 廊下・階段の補修:滑り止め処理や床材の補修を行い、安全性を向上。
  • エレベーターの点検・更新:耐用年数が近づいたエレベーターの部品交換や制御装置のアップグレードを実施。

共用部分の改修は、建物の印象を左右するだけでなく、住民の安全性と利便性を向上させるために重要です。

大規模修繕工事の工事内容4. 給排水設備の修繕・更新

給排水設備は、配管の老朽化や水圧の低下、漏水のリスクを防ぐために適切なメンテナンスが必要です。特に築20年以上経過した建物では、給排水管の劣化が進んでいる可能性が高く、修繕計画を立てることが推奨されます。

  • 給排水管の洗浄・更新:配管内部の錆や汚れを除去し、必要に応じて新しい配管に交換。
  • 貯水槽・ポンプのメンテナンス:清掃や部品交換を行い、適切な給水機能を維持。
  • 排水管のつまり除去:定期的な高圧洗浄で詰まりを防ぎ、水の流れを確保。

給排水設備の適切な維持管理を行うことで、住環境のトラブルを未然に防ぎ、快適な暮らしを支えることができます。

大規模修繕工事の工事内容5. 外構・駐車場・駐輪場の整備

建物の外構や駐車場・駐輪場も、時間の経過とともに劣化し、安全性の確保や利便性向上のために定期的な整備が必要です。

  • アスファルト舗装の補修:駐車場や通路のひび割れや陥没を修繕し、歩行や車両通行の安全性を向上。
  • 駐輪場の整備:ラックの交換やスペースの拡張を行い、利便性を向上。
  • フェンスや外灯の交換:老朽化したフェンスの張り替えや防犯性の向上を目的とした照明の設置。

外構部分の整備は、建物全体の安全性向上だけでなく、資産価値の維持にもつながります。

大規模修繕工事は、外壁・屋上防水・共用部分・給排水設備・外構といったさまざまな工事を組み合わせ、建物の機能と美観を維持するために実施されます。

修繕計画を適切に立て、定期的に点検を行うことで、長期的なコスト削減や住環境の向上が可能になります。特に、劣化の初期段階で適切なメンテナンスを実施することで、大掛かりな補修を回避し、建物の資産価値を維持することができます。

新東亜工業が行う大規模修繕の工事内容一覧

大規模修繕は新東亜工業|東京・神奈川・埼玉・千葉のマンション修繕はお任せ!

マンションの資産価値を守るなら、新東亜工業の大規模修繕工事

新東亜工業は、東京を中心にマンション大規模修繕の多くの実績を持つ専門業者として建物の寿命を延ばし、快適な住環境を提供します。

新東亜工業の大規模修繕工事の特徴
  • 自社一貫施工で高品質・低コスト
    新東亜工業では、調査から施工、アフターサービスまでを自社で一貫して行うため、中間マージンが発生せず、コストを抑えながら高品質な工事を実現します。
  • 経験豊富な職人による確かな技術
    20年以上の経験を持つ熟練の職人が最新の技術とノウハウを活かし、細部にまでこだわった施工を提供します。
  • 明確な見積もりと安心の保証制度
    工事内容や費用の内訳を明確に提示し、最長10年の保証を付けることで施工後も安心してお任せいただけます。

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大規模修繕工事をご検討中の方は、ぜひ新東亜工業にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なプランをご提案いたします。

東京都日野市で施工できる建物

ビル

マンション

アパート

戸建て(一般住宅)

大規模修繕では以下のような工事を行います。

外壁補修: 外壁のひび割れや剥離部分の補修、再塗装。
防水工事: 屋上やバルコニーの防水層の改修。
設備の更新: 給排水管や電気設備の点検・交換。
共用部分の改修: エントランスや廊下、階段などの共用部分の改修。
外構工事: 駐車場や庭の整備。

大規模修繕をお考えの方は新東亜工業へご相談ください。

大規模修繕工事の工事費用相場|修繕・改修・塗装・防水工事など

大規模修繕で行われる新東亜工業での工事費の目安について施工内容ごとに分けて紹介します。

外壁塗装の工事費

規模内容費用相場
11階建 23世帯シリコン塗装540万円程度
9階建 18世帯シリコン塗装450万円程度
5階建 10世帯シリコン塗装320万円程度

屋根塗装の工事費

規模内容費用相場
4階建 8世帯シリコン塗装135万円程度
3階建 6世帯シリコン塗装120万円程度
2階建 5世帯シリコン塗装100万円程度

防水工事の工事費

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

タイル工事の工事費

内容費用相場
外壁タイル張替工事1,500円/枚 程度
外壁タイル清掃750円/枚 程度
外壁タイル補修400円/枚 程度

実録!7階建てマンションの大規模修繕工事の流れと費用・施工事例

東京都墨田区にある7階建てマンションにて、ワンオーナー物件の大規模修繕工事を新東亜工業が対応しました。外壁の塗装やシーリングの補修、防水工事の必要性、見積比較の不安など、オーナー様の悩みに対しどのような提案と判断を行ったのか——その一連の流れを、実際の会話を交えながらご紹介します。

お問い合わせ〜現地調査|過去施工の確認と細部の劣化診断

工事のきっかけは「前回の色選びに失敗した」「屋上防水は5年前に済ませたが今回も必要か不安」といったメール相談でした。

お客様とのやり取り
お客様:「屋上の防水は5年前にやってるんですけど、それでもやるべきですか?」
新東亜工業:「一度状態を拝見してから判断しましょう。無理にやる必要がなければ省く判断もできます」

現地では図面をもとにバルコニーや外壁、庇などを細かく確認。シーリングの劣化が目立ったため、全撤去と打ち替えの提案を行いました。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「ここのシーリング、かなりひび割れてます。全て打ち替えですね」
お客様:「これ全部やるとなると…かなりの距離ですよね?」
新東亜工業:「ざっと見ても1000mは超えてきます」

見積り提示|屋上防水の有無で2プラン提案+実数精算の説明

調査後は「屋上防水あり・なし」2パターンの見積を作成。各項目の違いと予算の幅をわかりやすく提示しました。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「下地補修は“実数精算”になります。今見えてない部分も足場を組んでから補修範囲を確定します」
お客様:「100万円とか一気に増えることもありますか?」
新東亜工業:「状態は悪くないので10〜20万円程度の上下です。むしろ減る可能性もありますよ」

他社と比較されることも想定し、工事項目の説明や「新規打設」のリスクも正直に伝えました。

契約成立|「新規打設」との違いを丁寧に解説し信頼獲得

価格では他社より若干高めだったものの、工法や保証内容の丁寧な説明でご納得いただきました。

お客様とのやり取り
お客様:「他社には“新規打設”って書いてあります」
新東亜工業:「それは既存シールを撤去せず上からかぶせる方法で、密着不良やひび割れの原因になります。当社では必ず撤去・打ち替えを行います」

結果、「屋上防水なしプラン(852万円)」でご契約いただきました。

着工前の打ち合わせ|色決め・足場・近隣への配慮も徹底

工事前の打ち合わせでは、オーナー様が特に重視されたのが「色の選定」。過去2回の失敗を経て、今回は慎重に。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「今回は色のイメージをどうされたいですか?」
お客様:「前の2回、どちらもイメージと違って…。今回は絶対に失敗したくない!」

色見本板を用意し、納得のいく色を選定。中学校敷地への足場越境や1階テナントのバイク駐輪スペース確保など、周辺環境への配慮も抜かりなく実施しました。

工事中の対応|トラブルの早期発見と柔軟な対応で信頼感

施工中には、前回業者が「増し打ち」を行っていた痕跡を確認。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「やはり前回は増し打ちでしたね。しっかり撤去してから打ち換えますのでご安心ください」
お客様:「やっぱり!最初に“それはダメ”って言ってもらえて良かったです」

さらにバルコニー防水ではガス配管の位置により仕上げ調整を行うなど、現場での判断力も発揮。仕上がりにはご満足いただけました。

お客様とのやり取り
お客様:「本当にイメージ通りの外壁色で嬉しいです。母も喜んでました!」

引き渡しと今後の対応|最終確認と事務手続きまで丁寧に対応

完工後は外回りも含めた最終チェックを実施。仕上がりの満足度は非常に高く、保証書や請求書もスムーズに手配されました。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「この庇も塗装・防水完了済みです」
お客様:「本当にきれいになってよかった。ありがとうございました!」

工事概要まとめ

  • 契約金額:852万円(屋上防水なしプラン)
  • 施工期間:約50日間

本事例を通じて、オーナー様の不安や悩みに寄り添いながら、適切な判断と施工を提供することの重要性が見えてきます。

「前回の修繕に不満がある」「見積内容が適正か判断できない」とお感じの方は、ぜひ一度ご相談ください。

東京都日野市内の対応可能エリア

あ行旭が丘、新井、石田、大坂上、落川
か行上田、川辺堀之内
さ行栄町、さくら町、新町、神明
た行 高幡、多摩平、豊田
な行 西平山
は行 東豊田、東平山、日野、日野台、日野本町、平山、富士町、程久保
ま行 万願寺、三沢、南平、宮、百草

東京都日野市の大規模修繕で利用できる補助金・助成金

東京都日野市では、大規模修繕工事においてさまざまな補助金・助成金が用意されています。

日野市では、安全で安心な住環境の整備を推進するため、市民の皆様が木造住宅の耐震診断や耐震補強工事、住宅のバリアフリー改修工事、断熱改修工事を行う際の経費の一部を補助しています。

木造住宅の耐震診断

予想される大地震に対して、その木造住宅が必要な耐震性能を保有しているかを判断するための調査です。

対象建築物1.昭和 56 年(1981 年)5 月 31 日以前に着工した住宅
○市内に所有する居住用の一戸建て住宅(賃貸住宅も含みます)
○木造住宅(在来軸組工法以外の工法も含みます。※)
○併用住宅の場合、床面積の 2 分の1以上を住宅として使用していること
※一般社団法人日本建築防災協会による「木造住宅の耐震診断と補強方法」に定める一般診断又は精密診断
による耐震診断が可能なものを対象とします。
2.平成 12 年(2000 年)5 月 31 日以前に着工した住宅
○市内に所有する居住用の一戸建て住宅(賃貸住宅も含みます)
○木造住宅(2 階建て以下の在来軸組工法のみ)
○併用住宅の場合、床面積の 2 分の1以上を住宅として使用していること
対象事業の金額診断機関が行った木造耐震診断に要する経費(消費税も含む)で 2 万円以上のもの
補助額耐震診断費用の 3 分の 2 以内の額で上限 8 万 8 千円まで
診断機関以下のいずれかに該当すること
○一般社団法人東京都建築士事務所協会立川支部
○東京都木造住宅耐震診断事務所登録制度に基づく登録事務所

木造住宅の耐震改修工事

大地震に対して耐震性能が不足している木造住宅について、耐震性能を一定以上向上させる工事です。

対象建築物①耐震診断の対象建築物 1.と同様
対象工事〇耐震診断の上部構造評点が 1.0 未満である木造住宅を 1.0 以上にする耐震改修工事
〇耐震診断の上部構造評点が 1.0 未満である木造住宅を除却し、建替えをする工事
対象事業の金額木造住宅耐震改修工事に要する経費(消費税も含む)で 10 万円以上のもの
補助額耐震改修工事の費用の 5 分の 4 以内の額で上限 80 万円まで。ただし市内業者が行う工事は
上限 100 万円まで。
〇お問い合わせ先

日野市役所 まちづくり部 都市計画課 住宅政策係
 電話:042-514-8371 (直通)

高齢化等により身体能力が低下した場合に、支障なく自立した生活が営めるように実施する工事です。

対象建築物以下の要件のすべてに該当すること
○市内に所有する居住用の住宅(賃貸住宅も含む。集合住宅にあっては専有部分に限る)
○築1年以上経過したもの
○併用住宅の場合、床面積の 2 分の1以上を住宅として使用していること
対象工事主な内容
a.段差を解消する工事
b.廊下及び出入口の幅を確保する工事
c.低い浴槽に交換する工事
d.手すりを居室、浴室、階段、廊下、トイレ及び玄関に設置する工事
e.ホームエレベーター又は階段昇降機を設置する工事
f.いす座又は車いす対応キッチンを設置する工事
g.高齢者又は身体障害者対応のトイレ及び洗面所を設置する工事
その他要件等○高齢(概ね 60 歳以上)、または身体の障害等に伴い、身体機能が低下のおそれがあること。
※市内業者だけでなく、市外業者でも補助対象となります。
対象事業の金額バリアフリー改修工事に要する経費(消費税も含む)で 10 万円以上のもの
補助額バリアフリー改修工事の費用の 10 分の 1 以内の額で上限 20 万円まで
〇お問い合わせ先

日野市役所 まちづくり部 都市計画課 住宅政策係
 電話:042-514-8371 (直通)

大規模修繕を行うメリット

大規模修繕工事を行う目的は、劣化部分の補修だけではなく、老朽化の進行を遅らせたり、美観を向上させて資産価値を向上させることにあります。

マンションやアパートの大規模修繕を適切に行うメリットをひとつずつ解説します。

バリューアップ

大規模修繕工事は、建物の資産価値を向上させます。「バリューアップ」とは、資産価値の向上のことをいい、建物における大規模修繕工事では、所有される建物をより快適に住みやすくし、美観を向上させます。

小規模の改修工事では行えない、大規模改修ならではの工事で、劣化した建物の機能を回復させ、快適で安全に暮らせるようになります。

空室対策

前述のとおり、適切な大規模修繕工事を行うことで、マンションやアパートの美観の向上や快適で安全な暮らしを得ることが可能です。

オーナー様にとって大規模修繕工事は下記の3つの点で大きな効果をもたらします。

  • 家賃水準の維持
  • 入居率の確保
  • 周辺物件との競争力強化

大規模修繕工事で住環境を改善することができれば、住民の生活環境が向上し、地域の周辺物件より選ばれやすくなる、退去者が減る、など、空室対策につながります。

収益改善

大規模修繕工事を適切に行うことでバリューアップ・空室対策を図ることができると、さらにマンション・アパート経営においての「収益改善」が見込まれます。

オーナー様にとって所有されるマンション・アパートなどの建物は「資産」です。

大規模修繕工事を適切なタイミングで行うことで、経年による劣化スピードを遅らせ、資産価値の向上、建物・設備の維持につながります。

もし資金の問題で大規模修繕工事ができない状態が長引くと、建物の劣化は進み、雨漏りや外壁タイルの落下などの発生が考えられます。通行人や住民への被害が出て損害賠償が発生してしまっては、より経営悪化につながりかねません。

資金がないからと言って建物の劣化を放置するのではなく、実害が出る前の、余裕がある状態での修繕工事の検討がおすすめです。

弊社では大規模修繕に限らず、小規模な修繕や中規模な修繕も承っております。

リスク管理

大規模修繕工事を適切に行うことで、建物の劣化状況を把握することができ、次期の工事スケジュールや予算が組みやすくなるメリットが得られます。

また、大規模修繕工事を適切に行うと、最も大切な「安全」に対するリスク管理を図ることができます。

大規模修繕工事で屋上防水、外壁補修によって建物への雨水の侵入をふせぎます。

雨水が建物内部に侵入すると、雨漏りの心配だけではなく、躯体の脆弱化が発生し、地震による倒壊が心配になります。住民の安全を守るためにも、建物の「リスク管理」を適切に行いましょう。

大規模修繕のタイミング

大規模修繕を行うタイミングとして適切なのは、一般的に12年周期だといわれています。

12年という周期は、国土交通省が作成する「長期修繕計画作成ガイドライン」を参考にしています。

長期修繕計画作成ガイドライン

「長期修繕計画作成ガイドライン」とは、国土交通省が一般的な仕様の中高層の巣棟型マンションを想定し、適切な長期修繕計画の参考とするために作成しているガイドラインです。

この「長期修繕計画作成ガイドライン」におけるマンションの長期修繕計画の基本的な考えを項目別に下記の表にまとめました。

項目基本的な考え方
長期修繕計画の目的「快適な住環境の確保」「資産価値の向上」を維持するためにするべきこと・将来見込まれる修繕及び改修工事の内容、おおよその時期、概算の費用などを明確にする・修繕積立金の額の根拠を明確にする
計画の前提・建物及び設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持・回復させる修繕工事を基本とする・区分所有者の要望などに応じ、建物及び設備の性能・機能を向上させる・法定点検等は適切に実施する・計画修繕工事の実施の要否は、事前の調査等の結果に基づいて判断する
計画期間の設定30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とする
参考:国土交通省「長期修繕計画標準様式」

このガイドラインは令和3年9月に見直しが行われ、大規模修繕工事の適切な周期は12~15年と改定されています。新築時に使用されている塗料やシール材の保証期間が10年程度で設定されていることも改定された理由の一つです。

周期にこだわらない小規模修繕を

12~15年の大規模修繕工事のサイクルの中途段階で建物や設備に劣化箇所が見つかった場合、なるべく早く小規模修繕を実施しましょう。

小規模修繕とは、部分補修や雨漏り補修など、工事範囲が狭い修繕工事のことを指します。

サッシ廻りのシールの破断や、外壁のタイル欠損など、放っておくと建物内部に雨水が入り込み、コンクリートや鉄筋を劣化させ、建物の脆弱化を加速さます。

12年周期だからといって大規模修繕工事のタイミングまで劣化箇所を放置せず、定期的な点検やメンテナンスを行いましょう。住居環境の保全において、点検やメンテナンスの実施は重要です。

大規模修繕工事の流れ

大規模修繕工事は、計画から施工、アフターケアまでの流れをしっかり把握しておくことが重要です。特に、工事期間が長期にわたるため、居住者や管理会社との調整を適切に行うことが求められます。以下に、一般的な大規模修繕工事の流れを解説します。


1. 事前調査と修繕計画の立案

大規模修繕工事を成功させるためには、まず 建物の現状を正確に把握すること が重要です。

  • 建物診断の実施(外壁のひび割れ・防水の劣化・給排水管の状態などを確認)
  • 修繕が必要な箇所の特定と優先順位の決定
  • 工事のスケジュールと概算費用の算出
  • 管理組合(オーナー)の合意形成
  • 助成金・補助金の活用検討

ポイント:建物診断は専門業者に依頼し、劣化状態を明確にすることが大切です。


2. 業者の選定と見積もり

適切な施工業者を選ぶことで、工事の品質とコストパフォーマンスを向上させることができます。

  • 複数の施工業者に見積もりを依頼(相見積もり)
  • 工事の内容・費用・保証の有無を比較
  • 施工実績の確認(過去の修繕事例)
  • 施工業者との契約締結(契約書の内容をしっかり確認)

ポイント:見積もりは 1社だけでなく、最低でも3社以上 に依頼し、適正価格を判断しましょう。


3. 工事前の住民説明会・近隣対応

大規模修繕工事では、居住者や近隣住民への配慮が不可欠です。

  • 住民説明会を開催し、工事の内容・期間・注意点を共有
  • 工事期間中の騒音や振動、臭い対策を検討
  • 近隣住民への挨拶と説明(特に騒音や足場設置が影響する場合)

ポイント:住民や近隣の理解を得ることで、トラブルを未然に防ぐ ことができます。


4. 仮設工事(足場設置・養生)

本格的な工事に入る前に、足場を組んだり、養生シートを設置する作業を行います。

  • 足場の設置(作業員の安全確保)
  • 養生シートや防音シートの設置(塗料やホコリの飛散防止)
  • 安全対策の確認(転落防止・防犯対策など)

ポイント:足場の設置が工事全体の安全性に関わる ため、慎重に進める必要があります。


5. 修繕工事の実施

修繕工事は、建物の状態や計画に応じて以下の作業を実施します。

  • 外壁補修(ひび割れ補修・タイルの張替え・塗装)
  • 防水工事(屋上やバルコニーの防水処理)
  • 給排水管の更新・修理
  • 共用部の改修(階段・エントランス・廊下の補修)
  • シーリング打ち替え(防水性能の向上)

ポイント:作業が進むにつれて 追加の補修が必要になる場合がある ため、予備費を考慮しておくと安心です。


6. 検査・引き渡し

工事が完了したら、最終的な検査を行い、問題がないかを確認します。

  • 完了検査(管理者・施工業者・専門家が立ち会い)
  • 不具合があれば補修対応
  • オーナーや住民への引き渡し

ポイント:施工不良がないか 第三者検査機関を活用する ことも推奨されます。


7. アフターサポート・メンテナンス

大規模修繕後も、定期的なメンテナンスを行うことで 建物の資産価値を維持 できます。

  • 定期点検の実施(1年後・3年後など)
  • アフターフォローの確認(保証期間・メンテナンス計画の策定)

ポイント:アフターサービスが充実している施工業者を選ぶことが重要です。

大規模修繕の優先順位をどう決める?計画的に進めるポイント

マンションやビル、アパートの大規模修繕工事は一度に多くの工事を実施するため、費用も期間も大きな規模になります。そのため、すべてを一気に実施するのではなく、「どこから手をつけるべきか」を明確にし、優先順位をつけて計画的に進めることが非常に重要です。

以下に、優先順位を考える際の基本的な視点をご紹介します。

優先度の高い工事項目

  • 防水工事(屋上・バルコニー)
     雨漏りの原因になりやすく、内部構造への影響も大きいため、早期対応が必要です。
  • 外壁補修・タイルの浮きや剥がれ
     美観だけでなく、落下事故や浸水のリスクがあるため、構造安全性の観点からも重要です。
  • 鉄部の腐食・サビ対策(階段・手すり・扉など)
     劣化を放置すると強度低下や事故につながる可能性があるため、見落とし厳禁です。

優先順位のつけ方のポイント

  • 劣化の深刻度
     外観劣化よりも、建物本体や安全性に直結する項目を優先します。
  • 修繕の重複を避ける視点
     防水工事をした後に外壁を直すと再度足場が必要になるケースもあるため、工種の順序を整理しましょう。
  • 住民・利用者への影響
     共用廊下や階段など、生活動線に関わる部分は早めに対応すると満足度も高くなります。
  • 修繕予算とのバランス
     予算が限られている場合は、数年単位で段階的に修繕する「フェーズ分割」も検討可能です。

計画的に進めることで、予算内で建物の資産価値を保ちつつ、安全性・快適性を維持することができます。
まずは劣化診断を行い、必要な工事を「見える化」することが第一歩です。

長期修繕計画と積立金見直しのポイント

マンションやビル、アパートの大規模修繕は、10〜15年周期で行われるため、長期修繕計画と積立金の管理は、建物の維持において最も重要な基盤のひとつです。

しかし近年は、資材価格や人件費の高騰により、従来の積立金だけでは足りなくなるケースも増えています。ここでは、現実に即した計画と資金管理のポイントを解説します。

見直しが必要な理由

  • 工事費が当初の想定より高くなっている(物価上昇)
  • 修繕項目の追加や建物の劣化進行により、計画外の工事が発生している
  • 長期修繕計画が古く、最新の工事単価や建材の変化を反映していない

見直す際のポイント

  • 建築士や施工会社と連携して再調査を行う
     現状に即した修繕項目と費用を再見積もりし、無理のない積立計画を作成します。
  • 積立金の段階的な増額を検討する
     突然の大幅値上げではなく、段階的に引き上げることで住民の理解を得やすくなります。
  • 金融機関の修繕ローンも視野に入れる
     積立金が不足している場合、管理組合名義での融資制度を活用することで、一時的な負担を軽減できます。
  • 国や自治体の支援制度もチェック
     耐震・省エネ・バリアフリー対応の工事を含む場合、補助金が使える可能性があります。

修繕の質を落とすことなく、資金面でも安心して工事を進めるためには、数年おきの見直しと柔軟な資金調整が不可欠です。
専門家のアドバイスを受けながら、無理のない計画を立てましょう。

新東亜工業が日野市のみなさまに選ばれる理由

中間マージンがない

管理会社や建設会社を挟むと、その会社分の人件費やコスト=中間マージンが積み上がっていくことになります。

新東亜工業では、お客様と直接対話し、材料、足場、施工まで全て自社施工で行なっております。

塗料の仕入れ価格が違う

新東亜工業では、子会社に塗料販売店を持っており、塗料を各メーカーから卸価格で調達することが可能です。

メーカーと直接やりとりしていることになり、材料費は大体15〜20%削減が可能です。

足場材を自社所有

弊社は創業当初より足場材を自社所有しており、足場材のレンタル費用を見積りに含める必要がありません。

他社より格段に安い価格にて、品質管理された足場を提供することが可能です。

10年保証と長期のアフターフォロー

技術に絶対の自信を持っているからこそ、万が一10年以内に不具合が生じた場合はすぐに対応させていただきます。

弊社は工事が終わったら「終わり」とは考えていません。オーナー様が10年、15年を気持ちよく過ごされるために長期間に渡ってフォローいたします。

※ペンキの剥がれなど通常の経年劣化については対象外となってるのでお問い合わせください

お客様満足度98%

施工後98%のお客様が満足というアンケート結果となりました。

地元密着を掲げて全力でサービスのご提供に努めてきたことによるものと自負しています。

また、満足いただけなかったお客様からのご指摘も真摯に受け止め、ますます満足いただけるように努めてまいります。

大規模修繕工事の流れ

足場・共通仮設の設置
資材置き場や道具の洗い場となる仮設の事務所を設置します。
建物の外周には、足場を設置し飛散防止のためのメッシュシートを張ります。

調査・下地補修工事
コンクリートやモルタルなどのひび割れや躯体の欠損などを調査し、下地の補修を行います。

シーリング工事
劣化した古いシーリングをはがし取り、新しいシーリング材を充填します

洗浄工事
外壁や天井、床などの表面に付着した汚れや塗膜を除去します。

外壁塗装工事
美観を保つだけでなくコンクリートやタイルを保護する目的があります。

鉄部または木部塗装工事
鉄材の耐久性を向上させるための塗装工事です。

長尺工事
廊下や階段、バルコニーなどに長尺シートを貼る工事を行います。

防水工事
バルコニーや屋上、廊下や階段部分の防水工事を行います。

建具・金物工事
扉のドアクローザーや蝶番、サッシを交換したり、郵便受けや面格子、金属手すりなど金物を新しいものに交換したり、補修を行います。

足場・共通仮設解体
設置した足場や仮設建物の撤去を行い、工事で一時撤去したものなどの現状回復を行います。

引き渡し & アフターサービス
竣工検査を行い、竣工資料と保証書をお渡しいたします。
アフターサービスについての説明を行い、お引き渡しとなります。

ご相談から工事までの流れ

弊社、新東亜工業へご相談頂くと、以下の流れで工事完了まで完全フォロー致します。

どんな些細な疑問でも、プロの担当者が丁寧にお答えしますので、納得のいくまでご質問ください。アフターフォローもしっかり行いますので、最後まで安心して工事をお任せください。

料金、内容、スケジュール面の全てにおいてご満足いただけるよう、全力で取り組みます。

問い合わせ

まずはお電話または下記のフォームからお問合せください。

工事について、決まっている点、迷っている点など、どんな些細なことでも丁寧にお答えします

建物調査

スケジュールの調整後、現在の建物の状態を調査させていただきます。

この時に御見積に必要な建物の計測などもさせていただきます。 1時間〜2時間程度で終了します。

お見積り

現地調査結果をもとに算出して御見積もりを作成します。その際にお伺いしたご予算など、お客様のご希望も反映させた上、ご説明に上がります。

御見積とともに、下記の資料をご用意します。

・使用材料などのカタログ

・工程表

ご契約

御見積書やスケジュールにご納得いただけましたら、ご成約となります。ご納得いただけないまま進むことはありませんので、ご不明点などはお申し付けください。

近隣の方へご挨拶

ご近所にお住まいの皆さまには、着工の1週間前に工事開始のご挨拶に伺います。

施工中はできる限りご迷惑をおかけしないよう、細心の注意を払って行います。

(建物の規模により、案内の方法や時期は異なります)

工事着工

高所の作業が必要な場合は、安全・確実な施工が行えるよう仮設足場を設置します。

また、近隣住宅や屋内へのほこりの飛散を防止するために養生にも万全を期します。

完了&アフターフォロー

当社の保証は10年の長期保証。「おかしいな」と感じた際にはご連絡ください。速やかに対応いたします。

このようなお悩みやご要望がありましたらぜひご相談ください

  • 突然の雨漏りでどう対処すればよいかわからない
  • 大規模修繕計画や時期について相談したい
  • なるべくコストを抑えて大規模修繕がしたい
  • 複数の会社との相見積りで比較検討したい

1営業日以内にご連絡いたします。
ご希望の工事内容や建物の面積等をお聞かせいただければ、費用の概算や工期をすぐにお答えします。

大規模修繕工事でよくある質問

ここでは大規模修繕工事でよくある質問を紹介します。工事費用や施行中の疑問をまとめました。

Q

大規模修繕で10戸のマンションではどのくらいが費用目安?

A

10戸のマンションの大規模修繕の費用は、規模や建物の状態、修繕内容によって異なりますが、一般的には1000万円から1,500万円程度が目安とされています。具体的な費用は、外壁や共用部分の修繕内容、使用する材料の種類によって変動するため、詳細な見積もりを施工業者で確認しましょう

Q

マンション大規模修繕時にエアコンは使用できる?室外機はどうする?

A

大規模修繕中でも基本的にはエアコンの使用は可能ですが、外壁塗装や防水工事の際には一時的に使用を控える必要がある場合があります。室外機は、作業に支障がない限りそのまま設置された状態で保たれることが一般的です。ただし、工事の進捗によっては室外機を一時的に移動させる場合もあるため、管理組合や施工業者からの指示に従ってください。

Q

マンション大規模修繕の際のベランダの荷物やアンテナはどうすればいい?

A

大規模修繕の際には、ベランダの荷物は一時的に室内に移動させる必要があります。特に、外壁塗装や防水工事の影響を受けやすいものは、工事開始前に片付けてください。また、テレビアンテナや物干し竿も取り外しが必要になる場合がありますので、事前に管理組合や施工業者の指示に従い、適切に対応してください。

Q

大規模修繕の際に洗濯物は外に干せる?

A

大規模修繕期間中は、外壁工事や塗装の影響でベランダに洗濯物を干すことが制限されることがあります。工事用のネットやシートが張られるため、日光が遮られたり、塗料やホコリが付着する可能性があります。管理組合や施工業者からの案内に従い、洗濯物は室内で乾かすか、コインランドリーの利用を検討してください。

Q

大規模修繕の際に立ち会いや在宅が必要なことはある?

A

大規模修繕では、住戸内に立ち入る必要のある作業が発生する場合があります。例えば、配管の点検やベランダ側のサッシ工事などが該当します。その際には、居住者の立ち会いや在宅を求められることがあるため、事前に管理組合や施工業者からの連絡を確認し、予定を調整してください。それ以外の工事については基本的に在宅の必要はありませんが、作業内容によって異なるため、詳細は管理組合の案内を確認することが重要です。

この他、大規模修繕のよくある質問について知りたい方は以下の記事をご覧ください

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