マンションの雨漏りの修理費用はいくら?修繕の責任は誰になる?雨漏りの原因も解説 | 株式会社新東亜工業  

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マンションの雨漏りの修理費用はいくら?修繕の責任は誰になる?雨漏りの原因も解説

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雨漏りが発生すると、生活に大きな支障をきたします。しかし、原因と責任の所在が不明確なため、どう対処すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、マンションの雨漏りの原因と責任の所在、発生した場合の対処方法、費用、修理業者選びのポイントなどについて詳しく解説します。雨漏りで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

マンションでの雨漏りの損害は誰が負担するのか

マンションで雨漏りが発生した場合の損害は、雨漏りの原因によって責任者が異なります。

  • 自身の不注意による雨漏りの場合は、自己責任となります。
  • 施工ミスによる雨漏りの場合は、施工会社が責任を負います。
  • マンション老朽化による雨漏りの場合は、管理組合が責任を負います。

また、雨漏り修理にかかる費用は、原因によって異なります。軽微な雨漏りであれば数万円で済むこともありますが、大規模な雨漏りになると数百万円かかることもあります。

雨漏り修理は、専門業者に依頼するのがベストです。業者の選び方としては、実績が豊富であること、保証制度が充実していることなどがポイントになります。

もし、自分が原因で雨漏りが発生させてしまった場合は、すぐに管理組合に連絡して事情を説明しましょう。また、火災保険に入っている場合は、保険金の請求も検討できます。

雨漏りは、早期に対処することが重要です。放置しておくと、建物の劣化が進むだけでなく、健康被害にもつながる恐れがあります。雨漏りが発生したら、早急に専門業者に相談しましょう。

マンションで雨漏りが起きた場合の応急処置

マンションで雨漏りが発生した際には、速やかに以下のような応急処置を行う必要があります。

  • 漏水した場所にバケツなどを設置し、漏水を受ける
  • 漏水場所の周りに防水シートやビニールシートなどを貼り、漏水の拡散を防ぐ
  • 可能であれば、ブルーシートなどで漏水場所の養生を行い、周囲への影響を最小限に抑える

このように一時的な対症療法を講じた上で、専門業者に連絡し、原因調査と本格的な修理を依頼することが不可欠です。

雨漏りを放置すれば、被害が拡大し、修理費用が高額になるリスクがあります。

初期対応としての応急処置と、速やかな専門業者への依頼が何より大切なのです。

マンションの雨漏りは誰に依頼するのがいい?

マンションで雨漏りが発生した場合、適切な業者を選ぶことが最も重要です。

おすすめの依頼先は以下の通りです。

  • マンション修繕専門業者
  • 総合リフォーム会社のマンション修繕部門
  • 管理会社の紹介する協力業者

中でも、マンション修繕専門業者に依頼するのが最も賢明な選択肢と言えます。

専門業者は、マンションの構造を熟知しており、適切な原因究明と修理方法を提案してくれるからです。

一方で、一般の工務店や地場の塗装業者などに依頼した場合、マンションの構造上の特性を十分に理解していない可能性があります。

マンションと一般住宅では構造が異なるため、本当に適切な修理ができるか疑問が残ります。

実際に、2021年の東京都内の事例では、一般の塗装業者に依頼したところ、ベランダ部分の修繕が不十分で、その後も雨漏りが継続したケースがありました。

原因を完全に取り除けていなかったためです。

修繕専門業者に依頼すれば、豊富な経験と知識を活かした適切な原因究明と修理を期待できます。

場合によっては、部材の供給状況から交換工事も提案されるかもしれません。

抜本的な解決のためには、専門家の知見が欠かせません。

マンションの雨漏りの工事内容

マンションの雨漏り修理工事で一般的に行われる内容は、以下の通りです。

  1. 漏水原因の徹底調査
    ひび割れのチェック、防水シーリング材の劣化確認、排水勾配の確認など
  2. 漏水部分の養生、シーリング材の撤去
  3. 漏水箇所の補修(ひび割れへのシーリング、部材交換など)
  4. 新しい防水シーリング材の取り付け
  5. 水抜け勾配の再確認と部分的な立て直し
  6. 完了後の水圧検査による防水チェック

より大規模な工事が必要なケースでは、以下のような作業が追加されます。

  • ベランダ床面の防水工事
  • 外壁タイル・サイディング部分の一部撤去と復旧

漏水の原因や範囲次第で、工事内容は大きく異なります。

原因を見落とさず、適切な修理方法を選ぶことが何より重要です。

マンションの雨漏りの修理費用

マンションの雨漏り修理にかかる費用は、工事の内容と規模によって大きく変動します。おおよその目安は以下の通りです。

  • 軽微な漏水(ひび割れ補修のみ):3万円~10万円程度
  • 中程度の漏水(一部撤去が必要):10万円~30万円程度
  • 広範囲の大規模漏水:50万円以上

特に、外壁や床の一部撤去と復旧工事が必要となれば、高額な費用が見込まれます。

実際の事例として、2019年の東京都内では、ベランダ床の防水工事を含む大規模な修理で100万円以上の費用がかかったケースがあります。

一方で、小規模な漏水に対する簡易な補修工事では、3万円程度の費用ですむケースもあり、ケースバイケースです。

工事の規模と内容によって、修理費用は大きく変動するため、実際の見積りを事前に取ることが重要です。

放置せずに早期発見・修理に努めることが、費用の抑制にもつながります。

マンションの雨漏りで確認しておきたいポイント

マンションで雨漏り修理を行う際は、以下のポイントを確認しておくことが重要です。

  1. 原因が正確に特定できているか
    一見したところで判断せず、丁寧な原因究明が欠かせません。
  2. 修理内容が適切で、抜本的な解決につながるか
    対症療法的な修理では雨漏りの再発を防げません。
  3. 業者の実績と信頼性は十分か
    マンション修繕の実績と高い技術力が求められます。
  4. 工事期間中の安全対策が万全か
    養生対策や足場設置など、安全面での配慮が重要です。
  5. アフターフォローや保証体制が整っているか
    完了後の点検や、一定期間の保証は不可欠です。

原因を正しく突き止め、適切な修理方法を選ぶことが何より大切です。

そのためには、専門性の高い業者を選ぶべきでしょう。

高額な修理費用がかかる可能性もありますが、建物の資産価値を守るためにも、入念な事前確認と、信頼できる業者の選定が重要なのです。

ンションでの雨漏り修理のまとめ

マンションで雨漏りが発生した場合、その原因によって責任者と修理費用は異なります。

原因が自分にある場合: 発生した損害のすべてを自己負担する必要があります。

原因が施工ミスにある場合: 施工業者が修理費用を負担する必要があります。

原因がマンションの老朽化にある場合: 管理組合が修繕積立金から修理費用を負担する必要があります。

雨漏りの修理費用は、原因や被害の程度によって異なります。一般的な目安としては、軽微な雨漏りであれば数十万円、大規模な雨漏りであれば数百万円かかります。

また、火災保険に水濡れ補償が付帯していれば、保険金で修理費用の一部を補填できる可能性があります。

雨漏りを防ぐためには、日頃からマンションの防水処理や排水溝のメンテナンスを行い、異常があれば速やかに管理会社に報告することが大切です。

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