2024.04.23
マンションの大規模修繕工事・施工業者ランキング!
大規模修繕や防水工事のご相談は実績豊富な新東亜工業へ
マンションの大規模修繕工事・施工業者ランキング!
高経年マンションの大規模修繕工事は、長期修繕計画に従って定期的に実施する必要があります。
工事の質が建物の資産価値に大きく影響するため、優れた施工業者を選ぶことが重要です。
ここでは、実績と顧客評価に基づいて、東京都内で活躍する大規模修繕工事施工業者を徹底ランキングしました。
株式会社小野工建
総合力と高い顧客満足度が魅力のリーディングカンパニー
株式会社小野工建は、創業以来50年以上にわたり首都圏を中心に大規模修繕工事を手掛けてきた老舗企業です。
確かな実績と豊富な経験に裏打ちされた技術力が強みで、特にRC造やSRC造の高層マンションの大規模修繕工事で定評があります。
高い顧客満足度も特長で、アンケート結果では9割以上の顧客が「良い」「大変良い」と評価しています。
口コミ:「工事の品質、職人の仕事ぶり、スケジュール管理など全般的に非常に高い水準だった」(T様/25階建てRC造マンション工事)
建装工業
リーズナブルな価格とフットワーク軽さが魅力
建装工業は、中小規模の修繕工事から大規模修繕工事まで幅広く対応する実力派です。
標準的な工事費の水準にもかかわらず、高い施工品質と工期遵守の実績を持つことから、コストパフォーマンスに優れています。
少人数での対応が可能なため、小規模マンションの工事でも機動的に対応できるのが強みです。
口コミ:「修理箇所の追加などにも、即座に柔軟に対応してくれたおかげで、スムーズに工事が進められた」(F様/RC造11階建てマンション工事)
富士防
高い技術力と長年の実績が太鼓判の老舗企業
創業90年を越える富士防は、首都圏有数の大手施工業者です。
高層マンション大規模修繕の分野で豊富な経験と実績を持ち、2021年には東京都内で121件の修繕工事を施工しています(業界団体調べ)。
高度な技術力と確かな管理体制が強みで、耐震補強工事など難易度の高い工事にも対応可能です。
口コミ:「設備関係の工事が非常に手堅く、説明や立会確認なども丁寧で安心できた」(K様/SRC造22階建てマンション工事)
カシワバラ・コーポレーション
中小規模向けのニーズに特化した専門業者
カシワバラ・コーポレーションは、中小規模マンションの大規模修繕工事に特化した専門業者です。
大手に比べ規模は小さいものの、細かなニーズにきめ細かく対応できるのが強みです。
施主との窓口を一本化し、スムーズなコミュニケーションを重視。工事の監理体制も手厚く、品質管理に定評があります。
2020年の東京都内実績は63件と中堅規模ながら、一定の施工実績を持ちます(業界団体調べ)。
口コミ:「中規模マンションに合わせた丁寧な工事と、費用対効果の高さに大満足」(Y様/RC造8階建てマンション工事)
シンヨー
若手ながら高い技術力と新しいアプローチで注目
設立から日が浅いシンヨーですが、最新の施工技術と工事マネジメントを取り入れた新しいアプローチで、急速に評価を高めています。
ICT(情報通信技術)を活用した遠隔監視システムなどを導入し、リアルタイムで施工状況を把握。
適切な指示と品質管理を行うことで、高い施工品質を実現しています。
まだ大手に比べると実績は少ないものの、2022年の東京都内での施工件数は35件と着実に伸ばしています(業界団体調べ)。
若手社員の活躍も光り、将来が期待される会社の一つです。
口コミ:「ICT活用による施工管理が優れており、スピーディーな対応と高い技術力に感心した」(H様/RC造15階建てマンション工事)
以上が、東京都内の主な大規模修繕工事施工業者ランキングとなります。
信頼と実績を重視するか、新しい技術に期待するかによって、それぞれ長所がある会社がございます。
マンションの状況に合わせて、ベストな施工業者を選んでいただければと思います。
マンションの大規模修繕工事・施工業者を選ぶコツ
マンションの大規模修繕工事は、建物の資産価値や居住性に大きな影響を与えます。
適切な施工業者を選ぶことが何より重要です。
ここでは、施工業者を選ぶ際の3つのポイントをご説明します。
①施工実績
確かな施工実績は、業者の技術力と管理能力を示す大きな指標となります。
施工件数が多ければ多いほど、ノウハウの蓄積が期待できます。
施工業者には、自社の実績を公開しているところが多くあります。
施工件数や、高層マンション、大規模工事の実績などを確認し、自分のマンションに合った業者かを見極めましょう。
一般的に、施工件数が年間100件を超える企業は大手、50件前後が中堅、それ以下が中小規模の業者と分類されています(業界団体調べ)。
②アフターサービスについて
大規模修繕工事は完了後も、定期的な点検やメンテナンスが必要不可欠です。
施工業者のアフターサービス体制を確認し、中長期的な品質保証が得られるかどうかを見極める必要があります。
主な確認ポイントは以下の通りです。
- 点検、補修の対応体制(人員・拠点など)
- 無料点検期間の長さ
- 修繕保証の期間と内容
③費用面について
マンション大規模修繕工事の費用は、修繕内容や建物の状況によって大きく異なります。
一般的な相場としては、1戸あたり100万円~300万円程度が目安とされています。
しかし、近年の資材高騰や人件費上昇により、さらに高額になる傾向にあります。
修繕積立金の状況を確認する
修繕積立金の額は建物ごとに異なり、建物の築年数や修繕履歴によって大きく変わります。
修繕積立金が不足している場合、一時金の追加徴収や借入れが必要になる可能性があります。
そのため、事前に修繕積立金の状況を確認し、不足分をきちんと見積もっておく必要があります。
国土交通省が実施した調査(2018年)によると、マンション管理組合の約6割が修繕積立金不足に直面しているとの結果がありました。
マンション管理適正化推進機構によると、修繕積立金の標準的な目安は、築後25年で修繕予想額の70%程度と言われています。
つまり、修繕積立金の不足は一般的な課題であり、適切な対策をしないと大きな負担が生じる可能性があります。
複数の業者から見積もりを取る
修繕工事の費用は業者によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
3社以上の見積もりを比較検討し、価格だけでなく、工事内容、施工実績、アフターサービスなども総合的に判断する必要があります。
実例として複数社の見積もりの比較について。
A業者 : 2,000万円(工事内容が不十分)
B業者 : 2,500万円(実績が不明確)
C業者 : 2,800万円(工事内容が適切、アフターサービスも充実)
この場合、最も安価なA業者ではなく、総合的に判断してC業者を選ぶことが賢明です。
工事の質を犠牲にしてしまっては、中長期的なコストがかさむリスクがあるためです。
大規模修繕工事の費用を適切に見積もり、複数の業者を比較検討することが重要です。
短期的な費用ではなく、中長期的な費用対効果を考慮する必要があります。
管理組合として、的確な判断を行うことが求められます。