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30坪外壁塗装の費用相場を解説|塗り替えはいくらかかる?高くなる要因とは?

30坪の外壁塗装の費用相場は、施工方法や塗料の種類などさまざまな要素によって異なります。30坪はやや広めの広さとされ、塗料の種類により必要な費用も前後します。シリコン塗料やアクリル塗料などのさまざまな種類があります。耐久性や効果によって価格が異なるため、選択した塗料によって費用が変動します。今回は30坪の塗替えにかかる費用を解説します。

外壁塗装30坪の費用相場|50〜120万円

外壁塗装の費用は、様々な要素によって異なりますが、一般的な相場は50万円から120万円程度です。

外壁と屋根を一緒に塗装する場合は70万円〜150万円が目安になります。

塗料別の費用相場

下記に塗料の種類別で外壁塗装30坪の費用相場について明記しました。

塗料の種類外壁塗装30坪の費用相場単価相場(/㎡)
アクリル塗料約50万円~70万円1,400~1,600円/㎡
ウレタン塗料約60万円~80万円1,700~2,200円/㎡
シリコン塗料約75万円~100万円2,300~3,000円/㎡
フッ素塗料
約90万円~110万円
3,800~4,800円/㎡
無機塗料約100万円~120万円4,500~5,500円/㎡
断熱塗料約95万円~115万円5,500~6,000円/㎡

外壁塗装30坪の費用内訳

外壁塗装の基本的な作業工程は以下のような流れになります。

  1. 足場の設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理
  4. 養生
  5. 塗装

これらの作業費用が外壁塗装工事の費用になります。 

以下で各作業工程の費用相場を紹介します。

費用内訳①足場の設置

足場代は費用内訳の20%の割合です。足場の設置費用は建物の規模や高さ、塗装範囲などによって異なります。

30坪住宅の場合、足場代の平均価格は13〜17万円です。

建物の高さや面積が大きいほど、足場の設置に必要な材料や作業時間が増えるため、費用は高くなります。足場の種類については様々な種類があり、価格も異なります。一般的な足場の中でも、鉄骨やアルミ製の足場は比較的高価です。

費用内訳②高圧洗浄

高圧洗浄の費用は、洗浄する面積によって変動します。外壁の面積が広いほど、作業にかかる時間や水の使用量が増えるため、費用も高くなります。

30坪住宅の場合の平均価格は2〜3万円です。

費用内訳③下地処理

下地処理は、外壁の劣化や傷みを補修し、塗料が密着するための平滑な下地を作る作業です。外壁の劣化や傷みの度合いによって、下地処理に必要な作業内容が異なります。クラックの補修や剥がれた塗膜の除去など、補修や修繕が必要な場合は、費用が増えることがあります。

30坪住宅の場合の平均価格は10〜12万円です。

上記の他にもサンディング(研磨)やパテ埋め、防腐処理などがあります。下地処理の種類によって、必要な材料や作業時間が異なるため、費用も変動します。

下地処理は施工不良を起こさないためにも必要な作業工程です。下地処理を疎かにすると、塗装が剥がれたり、ひび割れなどが起こり、再度、工事が必要になるかもしれません。見積もりに上記の工程・費用が含まれているか、しっかりと確認しましょう。

費用内訳④養生

養生は、塗装作業中に周囲の建物や設備を保護するための作業です。

塗装作業中に周囲にある窓やドア、屋根など塗装をしない箇所に塗料が付着しないように、シートやマスキングテープなどで覆います。養生は室内にも行われます。床や家具などは、養生シートやビニールカバーなどで保護します。

養生費用は必要な材料や作業量によって変動しますが、10万円以上になることは滅多にありません。

30坪住宅の場合の平均価格は3万円です。

30坪の外壁塗装費用の求め方

外壁塗装の費用は自分で求めることができます。以下は外壁塗装費用の求め方です。

合計費用=外壁面積×工事代の単価(塗料代・足場代等)+その他諸経費

外壁塗装の求め方は以下の通りです。

外壁面積=延べ床面積(㎡)×1.1〜1.3(係数)

外壁塗装の費用は自分で算出することはできるものの、工事代の単価やその他諸経費は変動するため、正確な費用を割り出すのは難しいでしょう。上記の方法は費用の目安を把握するのに適しています。

正確な費用を知りたい場合は、業者に依頼し、見積もりを出してもらうのがおすすめです。

外壁塗装の費用が相場より高くなる要因

外壁塗装の費用が相場より高くなる要因を下記に挙げます。

高くなる要因①3階建ての家

3階建ての家は1階や2階に比べて建築面積が大きくなります。追加の階数や広いスペースを設計するために、建築材料や労働力のコストが高くなるケースもあります。

高くなる要因②道路使用許可・道路占用許可が必要になる場合

外壁塗装工事を行う際に道路使用許可や道路占用許可が必要な場合、費用が高くなることがあります。以下はその要因です。

道路使用許可とは

道路使用許可は、建築工事や特定の作業を行うために、公道や道路を一時的に使用するために必要な許可です。一般的に、道路使用許可は市町村や関係機関に申請し、許可を得る必要があります。

道路使用許可や道路占用許可を取得するためには、市町村や関係機関に申請を行う必要があります。申請手続きには手数料や費用がかかります。

道路占用許可とは

道路占用許可は一定期間または一時的に、公道や道路を占用するために必要な許可です。一般的に、道路占用許可は市町村や関係機関に申請し、許可を得る必要があります。

道路使用許可や道路占用許可を取得するためには、安全対策や交通規制などの追加の工事が必要になる場合があります。例えば、仮設の歩道やバリケードの設置、交通誘導員の配置などが必要になることがあります。

高くなる要因③外観のデザインが凝った家

デザインが凝った家では、細部までこだわった施工が求められることがあります。特に、曲線や角度のある形状や、窓や外壁のデザインなど、細かな部分に手間のかかる作業が必要となる場合があります。このような手間のかかる施工工程には時間と労力がかかるため、費用も高くなることがあります。

高くなる要因④外壁の劣化が進んでいる場合

外壁の劣化が進んでいる場合、修復やリフォームにかかる費用が高くなることがあります。以下に挙げる要因がその理由です。

修復範囲の拡大

劣化が進んでいる外壁を修復する場合、劣化している部分だけでなく、周囲の健全な部分も含めて修復する必要があります。劣化部分のみを修理する場合、修復箇所と周囲の境目が目立つ可能性があります。そのため、外壁全体を一括して修復することが求められ、修復範囲が広がることで費用も増えることがあります。

30坪住宅の外壁塗装を行う際の注意点

30坪の住宅の外壁塗装を行う際には、以下の注意点に留意することが重要です。

注意点①優良業者を選ぶ

信頼できる優良業者を選ぶことが重要です。業者の実績や評判、適切な保証やアフターサービスを提供しているかを確認しましょう。また、複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することも大切です。

注意点②一社の見積もりで決めない

複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することも大切です。

料金やサービス内容を比較することで、適正な価格を把握することができます。

注意点③参考価格を鵜呑みにしない

外壁塗装の際には参考価格を鵜呑みにせず、個別の見積もりを取ることが重要です。

参考価格は一般的な目安として提供されるものであり、具体的な建物の状態や要件に基づいていません。建物の大きさや形状、塗装の必要性や範囲、下地の状態などから見積もりを取ります。

注意点④格安工事

格安工事は材料や施工の品質が低下することがあります。安価な塗料や施工方法を使用することで、耐久性や防水性が低くなる可能性があります。結果として、塗装の寿命が短くなったり、劣化や浸水の問題が生じる可能性があります。

注意点⑤アフターケアの有無を確認

過去の施工事例や顧客の評価、業者の保証やアフターサービスなどを考慮して、信頼できる業者を選ぶこともお忘れなく。

30坪住宅の査定時間・塗装施工期間

30坪住宅の査定時間と塗装施工期間を解説します。

査定時間

30坪住宅の査定時間は30分〜1時間ほどです。業者は、建物全体の外壁や付属部分などをチェックし、工事計画と見積もりを作ります。外壁塗装の査定時間は、建物の状態や規模、業者のスタイルによって異なり、建物によっては1時間以上かかることがあります。

塗装施工期間

30坪住宅の外壁の塗装施工期間は、一般的に1〜3週間です。

施工期間は下地処理や塗装の回数、乾燥時間などの工程によっても変動することがあり、天候条件も影響を与え悪天候や高湿度の場合は、施工期間が延びることがあります。

業者によっても施工期間は異なります。施工期間が短い業者は効率的な作業を行い、迅速に完了させることができる場合があります。ただし、施工期間が短いからといって品質や仕上がりに問題がないわけではありませんので、業者の信頼性や実績も考慮する必要があります。

まとめ

外壁塗装の査定時間は、建物の状態や規模によって異なりますが、一般的には30分から1時間程度です。業者は建物の外壁を視覚的に確認し、塗装の必要性や範囲、下地の状態を評価します。

30坪の住宅の外壁塗装の施工期間は、建物の状態や塗装の範囲、天候条件などによって異なりますが、一般的には1週間から2週間程度が目安です。足場の設置、下地処理、塗装工程、足場の撤去などを含みます。

格安工事には品質の問題や施工技術の問題、保証やアフターサービスの問題、追加費用の問題などがあります。適正な価格と品質を提供する信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、料金や品質、保証やアフターサービスなどを比較することで、最適な外壁塗装業者を選ぶことができます。

重要なポイントは、施工期間だけでなく、業者の品質や技術力、提供される保証やアフターサービスなどを総合的に考慮することです。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適切な業者を選ぶことができます。

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