神奈川県座間市の大規模修繕工事・中規模・小規模工事は新東亜工業へ!施工事例や助成金制度も紹介
2024/08/17
助成金や工事の知識を備え、賢く大規模修繕の費用を抑えましょう
大規模修繕や改修工事は、建物の維持管理において重要な要素ですが、費用面での課題がつきものです。当サイトでは助成金と専門業者をご紹介することで、お客様の大規模修繕費用を効果的に抑えるお手伝いをいたします。
掲載の会社は適切な材料や設備の選定、工期の最適化、コスト削減のポイントなど、お客様の費用を最小限に抑えながらも品質を確保するためのノウハウなどの修繕工事における専門知識を持っており、効率的かつ適切な方法で工事を実施できます。
併せて助成金の活用と専門知識により、修繕プロジェクトがより効果的かつ経済的に進行し、建物の長寿命化や低ランニングコストの実現につなげていきましょう。
目次
マンション・ビルの大規模修繕は新東亜工業へ

新東亜工業では、大規模修繕や外壁塗装、防水工事をお考えの方に向けて長年の職人経験を活かした高品質な施工サービスを提供しています。
すべての工事は自社施工で行い無駄のない最適な提案をお約束。お客様の予算に合わせたプランニングで周辺環境への配慮も徹底して行います。
さらに、安心の10年保証と充実したアフターフォローで、お客様満足度98%を誇ります。質の高い仕上がりをお求めの方はぜひ新東亜工業へご相談ください。
社名 株式会社新東亜工業 役員 取締役/代表執行役社長:高井 強:鈴木 哲也 所在地 〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋3-3-2吾妻橋アドバンスビル7階 TEL 03-6658-5364 FAX 03-6658-5365 創業 平成21年5月 設立 平成24年1月 資本金 8,000万円 建設業許可 東京都都知事許可
(般-6)第142885号一級建築士事務所 東京都知事登録 第65008号 新東亜工業の工事事例URL https://shintoakogyo.co.jp/case/ ホームページURL https://shintoakogyo.co.jp/
大規模修繕工事の基礎知識
大規模修繕工事とは一体どんな内容でどのような目的で行う工事なのかについて解説します。
大規模修繕工事の必要性と目的
建物の老朽化が進むと建物の構造や設備が劣化してしまいます。また、耐用年数を超えていなくとも自然災害や環境変化によって建物が被害を受けた場合には、修繕工事が必要です。このように、大規模修繕工事は主に安全に建物を維持するために実施されますが、建物の資産価値の低下を防ぐ役割もあります。異なる2つの目的について、それぞれ見ていきましょう。
建物の耐久性・安全性を高める
前述したとおり、マンションといった建物にはメンテナンスが必要不可欠です。外壁材や設備などの耐用年数が過ぎている場合、建物が崩壊するリスクも発生します。そのため、建物の構造や設備を修繕することで建物の寿命を延ばし、安全性を確保することが可能です。
特に建物の耐久性を高める上で大切なのは、コンクリート内部の劣化を抑制することです。コンクリート内部の鉄筋がさびてしまうと、建物の強度が格段に弱くなります。外部のひび割れや防水層の亀裂などによって水や空気が内部に入り込んでしまわないよう、劣化が軽度のうちに発見して速やかに直すことが重要です。もし劣化や損傷した場所を知っていて放置した場合、その損害は火災保険の対象にはなりません。
建物の資産価値の低下を防ぐ
大規模修繕工事を行うことで、建物の外観を美しく保つこともできます。建物の外装や内装といった見た目が劣化してしまうと、美観が損なわれて空室や空き店舗が増え、建物の価値が下がってしまいます。定期的なメンテナンスを行うことで、資産価値を守りましょう。さらに、セキュリティの強化やバリアフリー化などに対応する改修工事をすることで居住者や利用者の快適性が向上し、ひいては資産価値を高めることにつながっていきます。
大規模修繕工事ではどこまでやるのか?
大規模修繕工事とは、建物の根幹をなす壁や柱などの大規模な修繕のことを指しますが、具体的にどこまで工事を行うかについては、物件の状態や所有者の要望によって異なるため注意が必要です。ここでは、大規模修繕工事の定義と、一般的に大規模修繕で行われる工事の種類について解説します。
大規模修繕工事の定義
大規模修繕工事の定義として、建築基準法では「建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕」だと定められています。単純に壁紙を変える、床材を変えるといった表面上のことではなく、構造部から原状回復することが必要です。
大規模修繕で行われる工事の種類
大規模修繕工事で一般的に行われる工事の箇所について、外壁と屋上(屋根)についてそれぞれ解説します。その他にも給排水管や配電盤などの設備の修繕や交換のような細かい工事、共用部やエントランスの改修など建物全体の美観を整えるための工事もあり、建物によって修繕箇所は様々です。
外壁
建物の外壁は日々の風雨や紫外線などの影響を受けるため、塗装が剥がれたりひび割れが生じたりすることがあります。外壁の修繕では塗料の塗り替えや壁面の補修などが行われ、欠損がないように仕上げることが重要です。
屋上(屋根)
屋根は雨水を防ぐ重要な役割を果たしているため、積雪や風雨などによって傷つきやすい部分です。屋根の修繕では、屋根材や瓦の交換、防水工事、雨どいの修理などが行われます。
大規模修繕を行う適切な周期
大規模修繕工事を実施する時期に決まりはありません。マンションであれば管理組合が主導して実施するかどうか判断することが必要です。建物の状態から総合的に判断し、適切な周期を守ることで建物の寿命が延び、コスト削減につながります。
大規模修繕工事を行う周期は12年ごとが一般的
国土交通省が発表している「長期修繕計画作成ガイドライン」では、大規模修繕工事を行うのに適しているのは12~15年周期だとされています。また、新築時の建材の保証期間が10年程度で設定されていることも理由の一つですが、近年は材料も進化しているため15年や18年周期としているマンションも少なくありません。
大規模修繕工事の周期を決める際に考慮するべき点
上記はあくまでも一般的な周期であり、建物の状態によっては早めの大規模修繕工事が必要な場合もあります。判断材料として、以下の点を考慮してください。
- 建物の構造や素材が劣化していないか
- 自然災害の影響はないか(大雨、強い紫外線、塩害など)
- 使用用途に変化はないか(居住者やテナントのニーズなど)
- 工期が制限される可能性はないか(大きなイベントの会場が近いなど)
建物そのものの劣化だけでなく、環境や使用用途の変化によって大規模修繕工事の時期を検討する必要があります。これらを加味して適切なスケジュールで計画的に行うことで、最適なタイミングで工事を完了できるでしょう。
固定資産税について
固定資産税は、建物や土地などの不動産に対して課せられる税金で、不動産の所有者が支払うものです。この税金は、不動産の評価額に基づいて計算されます。つまり、不動産が高評価されるほど、固定資産税も高くなるということです。
ただし、資産価値を向上する要素でもある大規模修繕を行うことで、固定資産税を減額する制度が施行されました。
令和5年4月に「マンション長寿命化促進減税」スタート
マンション長寿命化促進減税とは、以下の条件を満たした大規模修繕工事を行うことで、翌年度の固定資産税(建物部分100㎡分まで)が基本的には1/3の減額ができる制度です。
※自治体によって割合は異なります。
- 築後20年以上が経過している10戸以上のマンションであること
- 長寿命化工事を過去に1回以上適切に実施していること
- 長寿命化工事の実施に必要な積立金を確保/積立金を一定以上に引き上げ、管理計画の認定を受けていること
上記に加えて、長寿命化工事を令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間に完了させなければなりません。これらの条件も含めて、いくつか注意点があります。
マンション長寿命化促進減税の注意点
まず、条件である「長寿命化工事」とは、屋根防水工事・床防水工事・外壁塗装等工事のことを指します。それ以外の軽微な塗装や張替えは対象にはなりません。
また、条件2に「長寿命化工事を過去に1回以上適切に実施」とあるため、1度目の工事は対象外です。条件3の「積立金を一定以上に引き上げ、管理計画の認定を受けていること」は自治体ごとに定める「マンション管理計画認定制度」の基準に則ります。
この減税措置は自動的に受けられるものではなく、工事後3ヶ月以内に市町村へ申告しなければならないため、注意してください。
神奈川県での大規模修繕工事の修繕工事施工例|新東亜工業
神奈川県での大規模修繕工事の修繕工事施工例を紹介します
神奈川県座間市低層マンション


| 内容 | 防水工事 |
| 工事期間 | 2日間 |
神奈川県座間市低層マンション


| 内容 | 仮設足場工事、下地補修工事、防水工事、サイディング工事、洗浄工事、塗装工事 |
| 工事期間 | 2ヶ月間 |
実録!7階建てマンションの大規模修繕工事の流れと費用・施工事例
東京都墨田区にある7階建てマンションにて、ワンオーナー物件の大規模修繕工事を新東亜工業が対応しました。外壁の塗装やシーリングの補修、防水工事の必要性、見積比較の不安など、オーナー様の悩みに対しどのような提案と判断を行ったのか——その一連の流れを、実際の会話を交えながらご紹介します。
お問い合わせ〜現地調査|過去施工の確認と細部の劣化診断
工事のきっかけは「前回の色選びに失敗した」「屋上防水は5年前に済ませたが今回も必要か不安」といったメール相談でした。
お客様とのやり取り
お客様:「屋上の防水は5年前にやってるんですけど、それでもやるべきですか?」
新東亜工業:「一度状態を拝見してから判断しましょう。無理にやる必要がなければ省く判断もできます」
現地では図面をもとにバルコニーや外壁、庇などを細かく確認。シーリングの劣化が目立ったため、全撤去と打ち替えの提案を行いました。

お客様とのやり取り
新東亜工業:「ここのシーリング、かなりひび割れてます。全て打ち替えですね」
お客様:「これ全部やるとなると…かなりの距離ですよね?」
新東亜工業:「ざっと見ても1000mは超えてきます」
見積り提示|屋上防水の有無で2プラン提案+実数精算の説明
調査後は「屋上防水あり・なし」2パターンの見積を作成。各項目の違いと予算の幅をわかりやすく提示しました。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「下地補修は“実数精算”になります。今見えてない部分も足場を組んでから補修範囲を確定します」
お客様:「100万円とか一気に増えることもありますか?」
新東亜工業:「状態は悪くないので10〜20万円程度の上下です。むしろ減る可能性もありますよ」
他社と比較されることも想定し、工事項目の説明や「新規打設」のリスクも正直に伝えました。
契約成立|「新規打設」との違いを丁寧に解説し信頼獲得
価格では他社より若干高めだったものの、工法や保証内容の丁寧な説明でご納得いただきました。
お客様とのやり取り
お客様:「他社には“新規打設”って書いてあります」
新東亜工業:「それは既存シールを撤去せず上からかぶせる方法で、密着不良やひび割れの原因になります。当社では必ず撤去・打ち替えを行います」
結果、「屋上防水なしプラン(852万円)」でご契約いただきました。
着工前の打ち合わせ|色決め・足場・近隣への配慮も徹底
工事前の打ち合わせでは、オーナー様が特に重視されたのが「色の選定」。過去2回の失敗を経て、今回は慎重に。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「今回は色のイメージをどうされたいですか?」
お客様:「前の2回、どちらもイメージと違って…。今回は絶対に失敗したくない!」
色見本板を用意し、納得のいく色を選定。中学校敷地への足場越境や1階テナントのバイク駐輪スペース確保など、周辺環境への配慮も抜かりなく実施しました。
工事中の対応|トラブルの早期発見と柔軟な対応で信頼感
施工中には、前回業者が「増し打ち」を行っていた痕跡を確認。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「やはり前回は増し打ちでしたね。しっかり撤去してから打ち換えますのでご安心ください」
お客様:「やっぱり!最初に“それはダメ”って言ってもらえて良かったです」
さらにバルコニー防水ではガス配管の位置により仕上げ調整を行うなど、現場での判断力も発揮。仕上がりにはご満足いただけました。
お客様とのやり取り
お客様:「本当にイメージ通りの外壁色で嬉しいです。母も喜んでました!」
引き渡しと今後の対応|最終確認と事務手続きまで丁寧に対応


完工後は外回りも含めた最終チェックを実施。仕上がりの満足度は非常に高く、保証書や請求書もスムーズに手配されました。
お客様とのやり取り
新東亜工業:「この庇も塗装・防水完了済みです」
お客様:「本当にきれいになってよかった。ありがとうございました!」
工事概要まとめ
- 契約金額:852万円(屋上防水なしプラン)
- 施工期間:約50日間
本事例を通じて、オーナー様の不安や悩みに寄り添いながら、適切な判断と施工を提供することの重要性が見えてきます。
「前回の修繕に不満がある」「見積内容が適正か判断できない」とお感じの方は、ぜひ一度ご相談ください。
大規模修繕の工事費用の目安
大規模修繕で行われる工事費の目安について施工内容ごとに分けて紹介します。
外壁塗装の工事費
| 規模 | 内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 11階建 23世帯 | シリコン塗装 | 540万円程度 |
| 9階建 18世帯 | シリコン塗装 | 450万円程度 |
| 5階建 10世帯 | シリコン塗装 | 320万円程度 |

屋根塗装の工事費
| 規模 | 内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 4階建 8世帯 | シリコン塗装 | 135万円程度 |
| 3階建 6世帯 | シリコン塗装 | 120万円程度 |
| 2階建 5世帯 | シリコン塗装 | 100万円程度 |

防水工事の工事費
| 規模 | 内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 4階建 | ウレタン防水工事 | 100万円程度 |
| 3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |

タイル工事の工事費
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 外壁タイル張替工事 | 1,500円/枚 程度 |
| 外壁タイル清掃 | 750円/枚 程度 |
| 外壁タイル補修 | 400円/枚 程度 |

マンションの大規模修繕で利用できる助成金(神奈川県座間市)
住宅リフォーム補助制度
この制度は、地域経済の活性化と市民の居住環境の向上を目的としたものです。
交付決定前の工事着手は補助対象となりません。
必ず「交付決定通知書」が届いてから工事を始めてください。
対象要件
市内在住で、住民登録のある方が所有し、自ら居住している住宅(共同住宅は専有部分、併用住宅は住宅部分)で、令和4年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)および令和5年度第1回目のリフォーム補助を受けていないもので、次の項目全てに該当するものが対象になります。
- 市税を滞納していない
- 市内に本店、本社がある業者が行う工事
- 市が実施する他の助成制度や南関東防衛局が行う防音工事と同じ箇所でない
- 着工予定の工事(着工中および着工済みの工事は対象外)
- 年度内(令和5年度は令和6年3月27日まで)に工事書類を提出完了するもの
- 工事費が10万円以上(税抜き)
- 対象工事に該当する工事
補助金額
一律5万円
※令和4年度中(令和4年4月1日~令和5年3月31日)および令和5年度第1回目のリフォーム補助を受けた方は応募できません。
リフォーム対象工事一覧表
1 浴室、キッチン、洗面室、トイレのリフォーム
2 給排水衛生設備工事
3 換気設備工事
4 電気設備工事
5 ガス設備工事
6 オール電化住宅工事
7 屋根の葺き替え、塗装、防水工事
8 外壁の張り替えや塗装工事
9 部屋の間仕切りの変更工事
10 床、壁、窓、天井や屋根の断熱改修工事
11 床材、内壁材や天井材の張り替えや塗装などの内装工事
12 ふすま紙、障子紙の張り替えや畳の取り換え(表替え、裏返し含む)
13 雨どいなどの取り換え修理
14 建具や開口部の取り換えや新設工事
15 造り付け収納家具工事(造作大工工事が伴うもの)
16 他の対象工事と併せて行うLED照明に関する節電工事
17 バリアフリー改修工事(手すりの設置、段差解消など)
18 耐震改修工事(屋根の軽量化、壁補強、基礎補強など)
19 スマートハウス関連設備工事
20 防音工事(天井・壁・サッシの改修など)
21 門扉、塀(フェンスなど)、ブロック塀改修
座間市役所 都市整備課 指導係
住所 〒252-8566 座間市緑ケ丘一丁目1番1号
電話:046-252-7396
大規模修繕に助成金を活用するメリットとは?
マンションの大規模修繕は、建物の老朽化を防ぎ、長期間にわたって快適な住環境を維持するために欠かせない工事です。しかし、修繕費用は高額になりやすく、管理組合や住民にとって大きな負担となります。
そこで、助成金を活用することで、コストを抑えながら適切な修繕を行うことが可能になります。さらに、助成金を利用することで、資産価値の維持にもつながるため、経済的なメリットも大きいと言えます。
大規模修繕に助成金を活用するメリット|助成金を使うことで大規模修繕コストを抑えられる
大規模修繕では、外壁の補修や防水工事、配管設備の改修など、多くの費用がかかります。助成金を活用することで、修繕費の一部を補助してもらえるため、住民の負担を軽減できるのが大きなメリットです。
- マンションの修繕費用は高額になるが、助成金を活用すれば負担を軽減できる
→ 外壁補修や防水工事は、一棟あたり数百万円〜数千万円のコストがかかるケースもありますが、自治体の助成金制度を活用することで、大幅なコスト削減が可能です。 - 計画的に修繕を実施することで、将来的な維持費も抑えられる
→ 劣化が進行する前に助成金を利用して適切な修繕を行うことで、大掛かりな改修が必要になる前に対策でき、長期的なコスト削減につながります。
助成金を活用することで、必要な修繕を適切なタイミングで実施し、計画的な資金管理が可能になります。
大規模修繕に助成金を活用するメリット|助成金を活用することでマンションの資産価値を維持
マンションの資産価値は、建物の状態やメンテナンス状況によって大きく左右されます。適切な大規模修繕を実施することで、建物の老朽化を防ぎ、資産価値を維持することができます。
- 大規模修繕を適切に行うことで、マンションの資産価値を高く維持できる
→ 外壁や共用部分が劣化していると、建物の見た目の印象が悪くなり、資産価値の低下につながります。助成金を利用しながら適切な修繕を行うことで、外観や機能面を維持し、長期的にマンションの価値を守ることができます。 - 居住者が快適に暮らせることで、空室対策にもつながる
→ 設備の老朽化や外観の劣化が進むと、新しい入居者が入りにくくなります。大規模修繕を定期的に実施することで、快適な住環境を維持し、空室率の低下につなげることが可能です。特に、修繕後の外観リニューアルや共用設備の改善は、入居希望者へのアピールポイントにもなります。
助成金を活用することで、コストを抑えながらマンションの維持管理を適切に行い、長期的な資産価値を保つことが可能になります。修繕費の負担を軽減するだけでなく、マンションの価値を守り、快適な居住環境を維持するためにも、積極的に助成金制度を活用することが重要です。
マンション大規模修繕の談合について解説!どんなリスクがあるの?
マンションの大規模修繕工事では、複数の業者が入札する「競争入札方式」が一般的ですが、中には特定の業者に受注を集中させる「談合」が問題となることがあります。
談合とは、入札前に業者同士があらかじめ価格や受注業者を決めてしまう不正な行為で、公正な競争を妨げるものです。これにより、本来よりも高額な契約が結ばれるリスクがあり、修繕積立金が無駄に使われることもあります。
マンション大規模修繕の談合を防ぐためには、理事会や管理組合が専門コンサルタントを活用し、透明性のある入札プロセスを整えることが重要です。また、複数業者による相見積もりや第三者によるチェック体制を導入することも有効な対策です。
大規模修繕工事Q&A
大規模修繕工事の際によくある質問を紹介します。
Q
マンションの大規模修繕工事とはどのようなことですか?
A
マンションは、日光や風雨、寒暖の差などの影響を受けやすく、年月とともに劣化していきます。また、設備も摩耗やさびなどの劣化が進みます。そのため、マンションを良好な状態に保つためには、日常の維持管理や小修繕、計画的な大規模修繕工事を行う必要があります。
大規模修繕工事とは、外壁塗装や防水工事、給排水設備の更新など、建物の主要な部分を修繕する工事です。工事内容や費用、期間が大がかりなため、マンションの管理組合が計画的に行う必要があります。
大規模修繕工事は、マンションの資産価値を維持し、居住者の安全・安心を確保するために重要です。また、マンションの長寿命化にもつながります。マンションの管理組合は、大規模修繕工事の必要性や時期を検討し、計画的に工事を実施することが大切です。
Q
大規模な修繕工事に対する費用が不足する場合はどうすればよいですか?
A
積立金を見直し、長期修繕計画に基づいて早急に行動することが最善の方法です。そうすることで資金不足に陥ることを防ぐことができます。もし実際に資金不足が発生した場合は、計画の調整方法として、工事の時期を変更したり、工事の範囲を見直したり、一時金の徴収や借入の可能性を検討したり助成金などをすることも方法の一つです。
Q
長期修繕計画とは何ですか?
A
大規模修繕工事の計画書は、将来の修繕工事の具体的な計画を示すものです。修繕工事の内容、時期、概算費用などを明確にし、工事実施に必要な修繕積立金の額を算定する根拠となります。
修繕工事の目的は、建物の現状を維持し、安全に長く使用できるようにすることです。そのため、基本的には現状維持を目的とした修繕工事を計画します。ただし、建物の老朽化や利用者のニーズに合わせて、グレードアップする改修工事を行う場合もあります。
修繕工事の実施の要否や内容については、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断します。調査・診断では、建物の劣化状況や利用者のニーズを把握します。その結果をもとに、修繕工事の必要性や内容を検討し、計画書に反映させます。
大規模修繕工事の計画書は、管理組合が工事を円滑に進めるために重要な書類です。計画書を作成する際には、専門家のアドバイスを受けることが大切です。
Q
建物調査や診断では、どのようなことをしますか?
A
建物調査・診断は、大規模修繕工事の実施前に建物の劣化状況を把握し、改修の必要性や内容を判断するために行われます。調査・診断にはいくつかのレベルがあり、調査内容は建物の劣化状況や大規模修繕工事の実施時期によって異なります。
一般的には、設計図書を確認しながら目視、打診などの非破壊検査を行います。より詳細な診断が必要な場合は、専用測定機器を用いたり破壊検査を行うこともあります。
建物調査・診断の結果をもとに、建物の劣化状況や改修の必要性、改修内容を判断します。また、大規模修繕工事の費用を算定する際にも、建物調査・診断の結果が活用されます。
建物調査・診断は、大規模修繕工事を円滑に進めるために重要なものです。建物を長く安全に使用するために、適切な建物調査・診断を行うことが大切です。
神奈川県座間市の街並み
座間市は神奈川県中部にある市で、昭和46年に市政が施行されました。昭和30年代から企業誘致が行われるようになり、企業城下町が形成されました。昭和40年代以降人口が急増し、神奈川県内の市町村では4番目に人口密度が高いです。
市内には小田急小田原線とJR相模線が通っており、合わせて3つの駅が存在します。市内では「ザマフレンド号」と名付けられたコミュニティバスも運行されています。
座間市を流れる相模川の河川敷では毎年5月4日に「座間市大凧祭り」が開催されます。毎年異なる文字が書かれた大凧が揚げられるのが特徴です。市内ではこの凧をモチーフとしたサブレや最中などが販売されています。
座間市には多数の公園がありますが、自然生態観察公園として整備された座間谷戸山公園もその一つです。様々な野鳥の姿を見られるため、バードウォッチャーが多く訪れます。初夏にはゲンジボタルを見ることも可能です。
かつては王子権現社と呼ばれた栗原神社も鎮座しており、境内にある樹齢500年前後のシラカシは市の天然記念物です。
大規模修繕工事・防水工事・外壁塗装・外壁補修参引用、参考サイト
国土交通省
特定非営利活動法人集合住宅管理組合センター
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会
一般社団協会マンション管理業協会
一般社団法人日本防水協会
日本ペイント
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
一般社団法人 マンション大規模修繕協議会
日本ウレタン建材工業会
FRP防水材工業会
株式会社ダイフレックス(シーカ・ジャパン株式会社)
