コラム    

朝霞市でマンションの大規模修繕に利用できる助成金・補助金や施工会社の選び方

マンションの修繕工事は、建物の機能性や価値を維持するために欠かせません。

なかでも大規模修繕工事には費用面での課題がありますが、適切な施工会社の選定や制度の利用によって修繕計画を成功させることにつながります。

大規模修繕に利用できる費用面の制度には、市町村ごとに助成金や補助金が設けられており、これらをうまく活用することで経済的な負担を大幅に軽減できます。

本記事では、朝霞市で利用が可能な助成金や補助金制度、また適切な施工会社の選び方について解説しています。

また、制度を利用するにあたって、スムーズに申請手続きをするための注意点や手順なども紹介します。

大規模修繕工事を効率的かつ経済的負担を軽減して進めるためのポイントを解説しますので、これから修繕計画を立てる方はぜひ参考としてご覧ください。

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マンションの大規模修繕工事を解説

マンションの大規模修繕とは、建物の安全性や美観を維持し、資産価値を保つために行われる重要なメンテナンス作業です。通常、外壁や屋根の補修、防水処理、共用部分の設備更新などが含まれ、約12年から15年ごとに実施されることが一般的です。

この工事は、住民の合意形成や工事の計画・進行管理が求められ、専門的な知識と経験が必要とされます。工事を適切に行うことで、マンションの長期的な価値を維持し、居住者の安全と快適さを確保します。

大規模修繕工事と中規模・小規模修繕工事の違いについて

大規模修繕工事と中規模・小規模修繕工事の違いとは、工事の範囲と目的にあります。大規模修繕工事は、建物全体の外壁や屋根、共用部分の設備など、広範囲にわたるメンテナンスを行い、建物の耐久性や資産価値を長期的に維持するために行われます。一方、中規模・小規模修繕工事は、部分的な修繕や設備の更新を行うもので、主に日常的な維持管理や、局所的な問題の解決が目的です。規模が大きくなるほど、工事にはより多くの時間と資金が必要となります。

地震や台風からマンションなどの減災・防災を考えるためにも大規模修繕工事を

大規模修繕工事ではタイルの修繕や、階段や屋上の防水など様々な部分に関わる工事を行います。予知保全や予防保全という観点でも地震や台風、大雨からの被害から守ることにつながります。

様々な災害が起きてからの修繕は困難なことが多いため、大規模修繕工事は計画を立ててしっかり行うことが重要です。

大規模修繕工事内容について

アパートの大規模修繕工事は、建物の耐久性を維持し、快適な住環境を長く保つために欠かせません。外壁や屋根、防水、共用部分など、幅広い工事が含まれ、計画的に進めることが重要です。ここでは、大規模修繕工事の主な内容について解説します。

大規模修繕工事の主な内容

大規模修繕工事では、建物の安全性を確保し、劣化を防ぐためにさまざまな工事が実施されます。特に、外壁や防水処理、給排水管のメンテナンスは建物の寿命に大きく関わるため、適切なタイミングで実施することが重要です。

外壁修繕工事

外壁の劣化を放置すると、ひび割れや塗装剥がれが進み、雨水の侵入による建物の内部劣化につながります。

  • ひび割れ補修:外壁に発生したひび割れを埋め、防水性を高める
  • 塗装工事:外壁の保護と美観維持のため、耐候性の高い塗料を使用
  • シーリング工事:窓枠や目地のコーキングを打ち替え、防水性能を回復

屋根修繕工事

屋根は常に雨風や紫外線にさらされており、定期的な点検と補修が必要です。

  • 防水処理:シート防水やウレタン防水を施工し、雨漏りを防ぐ
  • 屋根材の補修・交換:瓦やスレート屋根のひび割れ、ズレを修正
  • 排水処理の改善:雨樋の清掃や勾配調整で水はけを向上

防水工事

屋上やベランダの防水が劣化すると、雨漏りや建物内部の腐食につながります。

  • ウレタン防水:弾力性があり、継ぎ目のない施工が可能
  • シート防水:耐久性が高く、広い面積の防水に適している
  • FRP防水:強度が高く、ベランダなどに施工されることが多い

共用部分の改修

共用部分は、入居者の利便性や安全性に直結するため、適切な維持管理が求められます。

  • 階段・廊下の補修:床材の劣化を防ぎ、滑り止め処理を施す
  • 手すりの交換:サビや強度不足がある場合は、新しい手すりに交換
  • エントランス改修:玄関ドアやインターホンの交換、美観向上のためのリニューアル

給排水管の更新・メンテナンス

給排水管の老朽化が進むと、漏水や悪臭の原因となるため、早めの点検・交換が必要です。

  • 給水管・排水管の交換:サビや詰まりを防ぎ、配管の耐久性を向上
  • 排水管の清掃:高圧洗浄を行い、詰まりや悪臭を防ぐ
  • 設備の更新:給湯器やポンプの交換で、設備の効率を向上

大規模修繕工事は、一度に多くの箇所を修繕するため、事前の計画がとても重要になります。修繕周期や建物の状態に応じて、適切なタイミングで工事を進めることが、コストを抑えながら長期的な建物の維持につながります。

マンションの大規模修繕にかかる費用相場は?

大規模修繕で行われる工事費の目安について施工内容ごとに分けて紹介します。

外壁塗装の工事費

規模内容費用相場
11階建 23世帯シリコン塗装540万円程度
9階建 18世帯シリコン塗装450万円程度
5階建 10世帯シリコン塗装320万円程度

屋根塗装の工事費

規模内容費用相場
4階建 8世帯シリコン塗装135万円程度
3階建 6世帯シリコン塗装120万円程度
2階建 5世帯シリコン塗装100万円程度

防水工事の工事費

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

タイル工事の工事費

内容費用相場
外壁タイル張替工事1,500円/枚 程度
外壁タイル清掃750円/枚 程度
外壁タイル補修400円/枚 程度

埼玉県朝霞市でのマンション大規模修繕工事は新東亜工業へ

新東亜工業では、大規模修繕や外壁塗装、防水工事をお考えの方に向けて長年の職人経験を活かした高品質な施工サービスを提供しています。

すべての工事は自社施工で行い無駄のない最適な提案をお約束。お客様の予算に合わせたプランニングで周辺環境への配慮も徹底して行います。

さらに、安心の10年保証と充実したアフターフォローで、お客様満足度98%を誇ります。質の高い仕上がりをお求めの方はぜひ新東亜工業へご相談ください。

代表者名代表取締役:高井 強
電話番号03-6658-5364
FAX番号03-6658-5365
設立平成24年1月
ホームページURLhttps://shintoakogyo.co.jp/
新東亜工業の工事事例URLhttps://shintoakogyo.co.jp/case/
代表的な保有資格・許認可建設業許可 東京都都知事許可 (般-4)第142885号
一級建築士事務所 一級 東京都知事登録 第65008号

朝霞市のマンション以外の保育施設や介護施設の改修工事・修繕工事も承ります

新東亜工業では、マンションやビル以外にも保育園などの修繕工事や改修、防水工事なども行っています。

朝霞市で施設の修繕をご検討の方は、幅広い大規模修繕工事に対応できる新東亜工業へご相談ください。

マンション大規模修繕工事の施工事例|新東亜工業

【企業様】埼玉県吉川市Pマンション 大規模修繕工事

エレベータ扉塗装工事

施工前

施工後

防水工事

施工前

施工後

詳しい施工内容は以下をご確認ください

大規模修繕・防水工事・外壁塗装の工事費用例|新東亜工業

大規模修繕で行われる工事費の目安について施工内容ごとに分けて紹介します。

外壁塗装の工事費

規模内容費用相場
11階建 23世帯シリコン塗装540万円程度
9階建 18世帯シリコン塗装450万円程度
5階建 10世帯シリコン塗装320万円程度

屋根塗装の工事費

規模内容費用相場
4階建 8世帯シリコン塗装135万円程度
3階建 6世帯シリコン塗装120万円程度
2階建 5世帯シリコン塗装100万円程度

防水工事の工事費

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

タイル工事の工事費

内容費用相場
外壁タイル張替工事1,500円/枚 程度
外壁タイル清掃750円/枚 程度
外壁タイル補修400円/枚 程度

大規模修繕に助成金を活用するメリットとは?

マンションの大規模修繕は、建物の老朽化を防ぎ、長期間にわたって快適な住環境を維持するために欠かせない工事です。しかし、修繕費用は高額になりやすく、管理組合や住民にとって大きな負担となります。

そこで、助成金を活用することで、コストを抑えながら適切な修繕を行うことが可能になります。さらに、助成金を利用することで、資産価値の維持にもつながるため、経済的なメリットも大きいと言えます。

助成金を使うことで大規模修繕コストを抑えられる

大規模修繕では、外壁の補修や防水工事、配管設備の改修など、多くの費用がかかります。助成金を活用することで、修繕費の一部を補助してもらえるため、住民の負担を軽減できるのが大きなメリットです。

  • マンションの修繕費用は高額になるが、助成金を活用すれば負担を軽減できる
    → 外壁補修や防水工事は、一棟あたり数百万円〜数千万円のコストがかかるケースもありますが、自治体の助成金制度を活用することで、大幅なコスト削減が可能です。
  • 計画的に修繕を実施することで、将来的な維持費も抑えられる
    → 劣化が進行する前に助成金を利用して適切な修繕を行うことで、大掛かりな改修が必要になる前に対策でき、長期的なコスト削減につながります。

助成金を活用することで、必要な修繕を適切なタイミングで実施し、計画的な資金管理が可能になります。

助成金を活用することでマンションの資産価値を維持

マンションの資産価値は、建物の状態やメンテナンス状況によって大きく左右されます。適切な大規模修繕を実施することで、建物の老朽化を防ぎ、資産価値を維持することができます。

  • 大規模修繕を適切に行うことで、マンションの資産価値を高く維持できる
    → 外壁や共用部分が劣化していると、建物の見た目の印象が悪くなり、資産価値の低下につながります。助成金を利用しながら適切な修繕を行うことで、外観や機能面を維持し、長期的にマンションの価値を守ることができます。
  • 居住者が快適に暮らせることで、空室対策にもつながる
    → 設備の老朽化や外観の劣化が進むと、新しい入居者が入りにくくなります。大規模修繕を定期的に実施することで、快適な住環境を維持し、空室率の低下につなげることが可能です。特に、修繕後の外観リニューアルや共用設備の改善は、入居希望者へのアピールポイントにもなります。

助成金を活用することで、コストを抑えながらマンションの維持管理を適切に行い、長期的な資産価値を保つことが可能になります。修繕費の負担を軽減するだけでなく、マンションの価値を守り、快適な居住環境を維持するためにも、積極的に助成金制度を活用することが重要です。

朝霞市で大規模修繕工事時に使える助成金・補助金

ここでは、朝霞市の大規模修繕に関する補助金・助成金について紹介します。詳しく知りたい方は市のホームページをご確認ください。

建築物耐震診断・改修等補助金

いつどこで起こるかわからない地震に備えるには、今できることをすることが大切です。市では建物の倒壊等の被害から居住する方を守るため、次のとおり耐震診断・改修等の費用に補助金を交付しています。

 平成30年4月1日より、朝霞市既存建築物耐震診断補助金交付要綱と朝霞市既存建築物耐震改修等補助金交付要綱を改正し、耐震診断の補助対象建築物を一部変更しました。また耐震改修の中間検査が必須となりました。

補助対象

補助対象建築物

原則として建築確認を取得し、昭和56年5月31日以前に着工された市内の建築物となります。
建築確認を取得したことが確認できなくても、建築基準法の規定による一定の条件が確認できた建築物は補助対象となる場合もあります(詳しくは、お問い合わせください)。

補助対象者

補助対象建築物の所有者
マンションにあっては、その管理を行う団体(管理組合等)

耐震診断

建築士事務所等に耐震診断を依頼される方に費用の一部を補助します。

市内建築士事務所リスト

※注意事項
耐震診断を実施する前に申請書等を提出する必要があります。また、補助金の申請を行った年度の1月31日までに完了報告を行う必要があります。

条件

診断者:原則として市内にある建築士事務所の建築士
診断方法:木造建築物の場合は、市が指定する耐震診断方法を行う。
木造以外の建築物の場合は、市が適当と認めた耐震判定委員会が判定を行う(詳しくは、お問い合わせください)。

建築物の用途補助金の額
戸建住宅(併用住宅含む)耐震診断にかかった費用の50%以内
最大5万円まで
戸建住宅(併用住宅含む
※障害のある方または65歳以上の方が居住者に含まれる場合
耐震診断にかかった費用の100%以内
最大10万円まで
共同住宅耐震診断にかかった費用の50%以内
最大戸数×2万円、かつ100万円まで
住宅以外耐震診断にかかった費用の50%以内
最大5万円まで

耐震改修

建設業者に耐震改修を依頼される方に費用の一部を補助します。
※注意事項
耐震改修を実施する前に申請書等を提出する必要があります。また、補助金の申請を行った年度の1月31日までに完了報告を行う必要があります。

条件

施工者:原則として市内にある建設業者(建設業法規定の業者)
建築士による耐震診断の結果、耐震性能が十分でないと診断された建築物
木造建築物の場合は、評点が1.0以上となる耐震改修計画
木造以外の建築物の場合は、構造耐震指標が0.6以上となる耐震改修計画

建物の用途補助金の額
戸建住宅(併用住宅含む)耐震改修にかかった費用の20%以内最大20万円まで
戸建住宅(併用住宅含む)
※障害のある方または65歳以上の方が居住者に含まれる場合
耐震改修にかかった費用の100%以内最大40万円まで
共同住宅耐震改修にかかった費用の20%以内最大戸数×30万円、かつ1,000万円まで
住宅以外耐震改修にかかった費用の10%以内最大100万円まで
問い合わせ先

都市建設部 開発建築課 住宅政策係

〒351-8501
埼玉県朝霞市本町1-1-1

Tel:048-423-3854 Fax:048-463-9490

引用:朝霞市公式ホームページ

大規模修繕工事の流れを紹介

大規模修繕工事では、マンションやビルの寿命を延ばし、快適な住環境を維持するために欠かせません。以下では、大規模修繕の流れを詳しく説明します。

修繕委員会を発足

まず、大規模修繕工事の計画を進めるために修繕委員会を発足します。この委員会は、住民の代表や管理組合のメンバーで構成され、工事の計画から実施、監督までの一連の流れを管理します。委員会があることで、住民全体の意見を反映した透明性の高い意思決定が可能になります。委員会のメンバーは、定期的に会議を開き、工事の進捗や問題点について話し合います。

状態確認・劣化診断

次に、専門家による建物の状態確認と劣化診断が行われます。技術者が外壁、屋根、配管、共用部分などを詳しく調査し、劣化や損傷の状態を把握します。この診断結果を基に、どの部分を修繕する必要があるかを決定します。調査は、住民の安全を確保しながら行われ、結果は詳細な報告書としてまとめられます。この報告書は、今後の修繕計画の重要な基礎資料となります。

予算・工事計画

劣化診断の結果を基に、修繕に必要な予算と具体的な工事計画を立案します。この計画には、修繕の範囲、工事内容、スケジュール、予算などが含まれます。住民の生活に与える影響を最小限に抑えるための対策も考慮されます。管理組合や住民と協議を重ね、最適な修繕計画を確定します。この段階で、計画に対する住民の理解と同意を得ることが重要です。

施工会社の選定

工事を実施する施工会社を選定します。複数の施工会社から見積もりを取り、技術力、実績、費用、サービス内容などを総合的に比較検討します。信頼性の高い施工会社を選ぶことが、工事の品質とスムーズな進行を確保するための鍵となります。選定された会社と具体的な工事内容について確認し、契約を結びます。

総会決議

修繕計画と施工会社の選定が完了したら、管理組合の総会で計画を承認する決議を行います。全住民に計画の詳細を説明し、同意を得ることで、計画の透明性と住民の理解を深めます。総会では、質疑応答の時間を設け、住民の疑問や不安を解消することが重要です。この総会決議をもって、修繕工事の正式なスタートが切られます。

工事説明会の開催

総会決議の後、工事説明会を開催します。施工会社の担当者が出席し、工事の具体的な内容、スケジュール、安全対策などを住民に説明します。住民からの質問や意見に対応し、工事への理解と協力を求めます。説明会では、工事中の生活への影響や安全対策についても詳しく説明し、住民の協力を得るための信頼関係を築きます。

大規模修繕工事の契約・着工

工事説明会が終了したら、施工会社との契約を締結し、いよいよ修繕工事が着工されます。工事は計画に基づいて進行し、安全管理と品質管理が徹底されます。工事中は定期的に進捗状況が確認され、住民への影響を最小限に抑えるための対策が講じられます。住民への定期的な報告も行い、安心して工事を見守れるようにします。

工事完了

工事が完了したら、最終検査を行い、修繕が計画通りに実施されたことを確認します。専門の検査員が工事箇所を詳細にチェックし、すべての修繕が適切に行われていることを確認します。最終検査に合格した後、工事は正式に完了となります。工事完了後には、アフターケアとして一定期間内に発生した不具合に対して施工会社が対応します。引き渡しの際には、工事の詳細な報告書や保証書が提供され、今後のメンテナンス計画についての説明も行われます。

大規模修繕工事は、建物の価値を維持し、住環境を向上させるための重要です。計画的に実施し、住民の理解と協力を得ることで、成功に導くことができます。

大規模修繕の優先順位をどう決める?計画的に進めるポイント

大規模修繕工事は一度に多くの工事を実施するため、費用も期間も大きな規模になります。そのため、すべてを一気に実施するのではなく、「どこから手をつけるべきか」を明確にし、優先順位をつけて計画的に進めることが非常に重要です。

以下に、優先順位を考える際の基本的な視点をご紹介します。

優先度の高い工事項目

  • 防水工事(屋上・バルコニー)
     雨漏りの原因になりやすく、内部構造への影響も大きいため、早期対応が必要です。
  • 外壁補修・タイルの浮きや剥がれ
     美観だけでなく、落下事故や浸水のリスクがあるため、構造安全性の観点からも重要です。
  • 鉄部の腐食・サビ対策(階段・手すり・扉など)
     劣化を放置すると強度低下や事故につながる可能性があるため、見落とし厳禁です。

優先順位のつけ方のポイント

  • 劣化の深刻度
     外観劣化よりも、建物本体や安全性に直結する項目を優先します。
  • 修繕の重複を避ける視点
     防水工事をした後に外壁を直すと再度足場が必要になるケースもあるため、工種の順序を整理しましょう。
  • 住民・利用者への影響
     共用廊下や階段など、生活動線に関わる部分は早めに対応すると満足度も高くなります。
  • 修繕予算とのバランス
     予算が限られている場合は、数年単位で段階的に修繕する「フェーズ分割」も検討可能です。

計画的に進めることで、予算内で建物の資産価値を保ちつつ、安全性・快適性を維持することができます。
まずは劣化診断を行い、必要な工事を「見える化」することが第一歩です。

長期修繕計画と積立金見直しのポイント

マンションやビルの大規模修繕は、10〜15年周期で行われるため、長期修繕計画と積立金の管理は、建物の維持において最も重要な基盤のひとつです。

しかし近年は、資材価格や人件費の高騰により、従来の積立金だけでは足りなくなるケースも増えています。ここでは、現実に即した計画と資金管理のポイントを解説します。

見直しが必要な理由

  • 工事費が当初の想定より高くなっている(物価上昇)
  • 修繕項目の追加や建物の劣化進行により、計画外の工事が発生している
  • 長期修繕計画が古く、最新の工事単価や建材の変化を反映していない

見直す際のポイント

  • 建築士や施工会社と連携して再調査を行う
     現状に即した修繕項目と費用を再見積もりし、無理のない積立計画を作成します。
  • 積立金の段階的な増額を検討する
     突然の大幅値上げではなく、段階的に引き上げることで住民の理解を得やすくなります。
  • 金融機関の修繕ローンも視野に入れる
     積立金が不足している場合、管理組合名義での融資制度を活用することで、一時的な負担を軽減できます。
  • 国や自治体の支援制度もチェック
     耐震・省エネ・バリアフリー対応の工事を含む場合、補助金が使える可能性があります。

修繕の質を落とすことなく、資金面でも安心して工事を進めるためには、数年おきの見直しと柔軟な資金調整が不可欠です。
専門家のアドバイスを受けながら、無理のない計画を立てましょう。

朝霞市でマンションの大規模修繕会社・業者の選び方

マンションの大規模修繕会社・業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントを重視しましょう。

1. 施工実績が豊富で施工事例を公表している

施工実績が豊富な業者は、その経験をもとに高品質なサービスを提供することが期待できます。長年にわたり多くのプロジェクトを手掛けてきた実績は、その業者が信頼されている証拠です。

また、施工事例を公表している業者は、自らの仕事に誇りを持ち、透明性を重視していると考えられます。公開されている事例を参考にして、自分の希望する施工スタイルや仕上がりをイメージすることができるため、安心して依頼することができます。

2. 見積もりの説明、工事内容の説明などのわかりやすさ

見積もりや工事内容の説明がわかりやすい業者は、非常に信頼できる存在です。詳細な見積もりや工事の内容を丁寧に説明することで、不安なく工事を依頼できるようになります。

特に初めてのリフォームや建築工事の場合、専門的な用語や工事の流れがわかりにくいことが多いため、業者側が理解しやすい言葉で説明してくれるかどうかが重要です。わかりやすい説明があることで、工事後の不満やトラブルも避けやすくなります。

3. アフターフォロー、保証内容がしっかりしている

アフターフォローと保証内容がしっかりしている業者は、長期的に見ても信頼できるパートナーと言えます。工事が完了した後も、何か問題が生じた際に迅速に対応してくれる業者は、大きな安心材料です。また、保証期間や保証内容が明確に示されていることも重要です。

これにより、顧客は長期的に安心して施工を任せることができ、必要なメンテナンスや修理が発生した際も、スムーズに対応してもらうことが可能となります。

マンション大規模修繕の談合について解説!どんなリスクがあるの?

マンションの大規模修繕工事では、複数の業者が入札する「競争入札方式」が一般的ですが、中には特定の業者に受注を集中させる「談合」が問題となることがあります。

談合とは、入札前に業者同士があらかじめ価格や受注業者を決めてしまう不正な行為で、公正な競争を妨げるものです。これにより、本来よりも高額な契約が結ばれるリスクがあり、修繕積立金が無駄に使われることもあります。

マンション大規模修繕の談合を防ぐためには、理事会や管理組合が専門コンサルタントを活用し、透明性のある入札プロセスを整えることが重要です。また、複数業者による相見積もりや第三者によるチェック体制を導入することも有効な対策です。

朝霞市の代表的なマンション

マンション名住所
ルジェンテ・リベル志木弐番館埼玉県朝霞市三原2丁目20-2
アーベイン朝霞リーデンス埼玉県朝霞市膝折町4丁目2-12
ベルポート朝霞埼玉県朝霞市根岸台8丁目7-44
藤和志木タワー埼玉県朝霞市朝志ケ丘2丁目13-16
コトー朝霞中央公園埼玉県朝霞市栄町3丁目1-15

埼玉県朝霞市の街並み

朝霞市は埼玉県南部に位置し、東京都心へのアクセスが良好な住宅都市として知られています。

この街の特徴的な景観は、自然と都市機能が調和した街並みにあります。

市の中心部には朝霞駅を中心とした商業地域や近代的な商業ビルや飲食店が立ち並んでおり、活気ある都市景観を形成しています。

一方で、駅から少し離れると、閑静な住宅街が広がり、緑豊かな環境の中に落ち着いた雰囲気です。

朝霞の森や黒目川沿いの遊歩道は、市民の憩いの場として四季折々の自然を楽しめる景観スポットです。

特に、黒目川の桜並木は春になると見事な花を咲かせ、多くの人々を魅了します。

市内には、旧高橋家住宅や旧高橋質店など、江戸時代から残る古い建造物も点在しています。

これらの歴史的建築物は、現代的な街並みの中に昔ながらの面影を残し、朝霞市の歴史を今に伝えています。

朝霞市の特徴的なスポットとして、旧陸軍の施設を利用した朝霞の森があります。

広大な敷地に広がる緑地は、都市部にありながら豊かな自然を感じられる貴重な空間です。

新開発された地区では、計画的に整備された街路樹や公園が、美しい都市景観を創出しています。

埼玉県朝霞市の対応可能エリア

あ行 青葉台、朝志ケ丘、岡
か行 上内間木、北原
さ行 幸町、栄町、下内間木、泉水
た行 台、田島
な行 仲町、西原、西弁財、根岸、根岸台
は行 浜崎、東弁財、膝折、膝折町、本町
ま行 溝沼、三原、宮戸

大規模修繕でよくある質問

大規模修繕工事の際によくある質問を紹介します。

Q

マンションの大規模修繕工事とはどのようなことですか?

A

マンションは、日光や風雨、寒暖の差などの影響を受けやすく、年月とともに劣化していきます。また、設備も摩耗やさびなどの劣化が進みます。そのため、マンションを良好な状態に保つためには、日常の維持管理や小修繕、計画的な大規模修繕工事を行う必要があります。

大規模修繕工事とは、外壁塗装や防水工事、給排水設備の更新など、建物の主要な部分を修繕する工事です。工事内容や費用、期間が大がかりなため、マンションの管理組合が計画的に行う必要があります。

大規模修繕工事は、マンションの資産価値を維持し、居住者の安全・安心を確保するために重要です。また、マンションの長寿命化にもつながります。マンションの管理組合は、大規模修繕工事の必要性や時期を検討し、計画的に工事を実施することが大切です。

Q

大規模な修繕工事に対する費用が不足する場合はどうすればよいですか?

A

積立金を見直し、長期修繕計画に基づいて早急に行動することが最善の方法です。そうすることで資金不足に陥ることを防ぐことができます。もし実際に資金不足が発生した場合は、計画の調整方法として、工事の時期を変更したり、工事の範囲を見直したり、一時金の徴収や借入の可能性を検討したり助成金などをすることも方法の一つです。

Q

長期修繕計画とは何ですか?

A

大規模修繕工事の計画書は、将来の修繕工事の具体的な計画を示すものです。修繕工事の内容、時期、概算費用などを明確にし、工事実施に必要な修繕積立金の額を算定する根拠となります。
修繕工事の目的は、建物の現状を維持し、安全に長く使用できるようにすることです。そのため、基本的には現状維持を目的とした修繕工事を計画します。ただし、建物の老朽化や利用者のニーズに合わせて、グレードアップする改修工事を行う場合もあります。

修繕工事の実施の要否や内容については、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断します。調査・診断では、建物の劣化状況や利用者のニーズを把握します。その結果をもとに、修繕工事の必要性や内容を検討し、計画書に反映させます。

大規模修繕工事の計画書は、管理組合が工事を円滑に進めるために重要な書類です。計画書を作成する際には、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

Q

建物調査や診断では、どのようなことをしますか?

A

建物調査・診断は、大規模修繕工事の実施前に建物の劣化状況を把握し、改修の必要性や内容を判断するために行われます。調査・診断にはいくつかのレベルがあり、調査内容は建物の劣化状況や大規模修繕工事の実施時期によって異なります。

一般的には、設計図書を確認しながら目視、打診などの非破壊検査を行います。より詳細な診断が必要な場合は、専用測定機器を用いたり破壊検査を行うこともあります。

建物調査・診断の結果をもとに、建物の劣化状況や改修の必要性、改修内容を判断します。また、大規模修繕工事の費用を算定する際にも、建物調査・診断の結果が活用されます。

建物調査・診断は、大規模修繕工事を円滑に進めるために重要なものです。建物を長く安全に使用するために、適切な建物調査・診断を行うことが大切です。

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