2024.03.07
マンション大規模修繕の空き巣対策・防犯対策は?
大規模修繕や防水工事のご相談は実績豊富な新東亜工業へ
マンションの大規模修繕中は、足場が設置されるため、泥棒にとって侵入しやすくなる時期でもあります。
本記事では、マンション大規模修繕中の空き巣対策について、マンション側と住民それぞれが行うべき対策を紹介します。大規模修繕を安全に乗り切るために、ぜひ参考にしてください。
大規模修繕工事中の空き巣被害について
マンションの大規模修繕工事は、建物の耐久性や美観を保つために必要なものですが、同時に空き巣のリスクも高まります。
なぜなら、足場があることで、不審者が外壁から侵入しやすくなるからです。
実際に、大規模修繕工事中の空き巣被害は、全国で年間約200件発生していると言われています。
空き巣被害に遭った場合、住民だけでなく、管理組合やオーナーも責任を問われる可能性があります。
管理組合は、住民の安全を守るために、工事会社に防犯対策を依頼する義務があります。
オーナーは、賃貸契約において、借主の財産を守るために、防犯対策を講じる義務があります。
これらの義務を怠った場合、住民から損害賠償を請求される恐れがあります。
したがって、大規模修繕工事中の空き巣被害を防ぐためには、工事会社に依頼する足場の防犯対策と、住民への周知と追加で行う防犯対策が必要です。
マンション大規模修繕中には空き巣対策を徹底しよう!
大規模修繕中は、セキュリティ対策が弱体化しがちとなり、空き巣被害が増加する傾向があります。特に、足場は侵入経路として悪用されやすく、対策が重要です。
工事関係者の出入りのために、玄関オートロックを解除していることが多いので注意が必要です。足場周りの防犯対策も徹底しましょう。
また、上層階の住民も防犯意識を高め、窓やベランダの施錠など、対策を怠らないようにしてください。
大規模修繕中は、セキュリティ対策を万全にすることで、空き巣被害を防ぎ、安心して過ごすことができます。
足場を利用した空き巣対策の重要性
マンションの大規模修繕中は、足場が設置されるため、空き巣にとって侵入しやすい環境になってしまいます。足場を利用した空き巣対策は、大規模修繕中の空き巣対策において非常に重要です。
足場は、空き巣が上層階のベランダや窓に簡単にアクセスできるようになります。また、足場は空き巣が隠れて作業するのに最適な場所になります。さらに、足場は空き巣が逃げるときに利用される可能性があります。
足場を利用した空き巣対策には、以下の対策が有効です。
- 足場にセンサーライトを設置する
- 足場に防犯カメラを設置する
- 足場に有刺鉄線を設置する
これらの対策を講じることで、足場を利用した空き巣対策を強化することができます。
工事関係者の出入りのために玄関オートロックを解除していることが多いことに注意
マンション大規模修繕中は、足場を設置したり、バルコニーの床を張り替えたり、外壁を塗装したりと、様々な工事が行われます。そのため、工事関係者が頻繁に出入りすることになります。
玄関オートロックは、住民の安全を守るために設置されていますが、大規模修繕中は工事関係者のために解除されていることが多いため、防犯対策が甘くなりがちです。オートロックが解除されていることで、不審者が容易に建物内に入ることができるため、空き巣被害が発生するリスクが高まります。
そこで、大規模修繕中は玄関オートロックの解除を最小限に抑えることが重要です。工事関係者の出入りがある場合は、必ず監視カメラを設置したり、警備員を配置したりして、不審者の侵入を防止する必要があります。また、住民自身も防犯意識を高め、不審な人物を見かけたらすぐに管理人や警察に連絡するようにしましょう。
足場周りの防犯対策を徹底
マンション大規模修繕中は足場が組まれるため、外部からの侵入が容易になります。そのため、足場周りの防犯対策を徹底することが重要です。
主な対策としては、足場の外側にネットを張り、足場の出入口に施錠し、防犯カメラを設置し、夜間は照明をつけ、警備会社と契約するなどがあります。これらの対策を組み合わせることで、空き巣の侵入を防止することができます。
また、足場が組まれている間は、住民も防犯意識を高めることが大切です。特に、高層階の住民は、ベランダからの侵入に注意しましょう。
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上層階の住民も防犯意識を高める必要がある
マンションの大規模修繕中は、足場が設置されるため、上層階への侵入が容易になります。そのため、上層階の住民も防犯意識を高めることが重要です。
具体的には、以下の対策が有効です。
- 施錠を徹底する: 外出時だけでなく、在宅時でも玄関や窓の施錠を徹底しましょう。
- 窓に補助錠や防犯フィルムを設置する: 補助錠や防犯フィルムは、窓からの侵入を防ぐのに効果的です。
- 防犯カメラを設置する: 防犯カメラは、侵入者を威嚇したり、証拠を確保するのに役立ちます。
また、近隣住民とのコミュニケーションも重要です。不審者を見かけたら、すぐに管理人や警察に通報しましょう。
大規模修繕中は、普段よりも防犯対策を強化することが大切です。上層階の住民も、自分たちの身は自分たちで守るという意識を持ち、対策を講じましょう。
マンション側で実施すべき空き巣対策の具体的な方法
マンションの空き巣対策は、住人の安全を確保するために重要な課題です。マンション側で実施すべき具体的な対策としては、共用部分の防犯対策と各住戸への侵入を防ぐ対策があります。共用部分の防犯対策としては、エントランスのオートロック化や防犯カメラ設置、共用廊下の照明強化などが有効です。また、各住戸への侵入を防ぐ対策としては、玄関ドアの鍵を強化する、防犯ガラスを採用する、窓に防犯フィルムを貼るなどが有効です。さらに、各住戸にホームセキュリティシステムを導入することも検討できます。これらの対策は、マンション側の責務として実施されるべきものです。マンション管理会社と連携し、適切な防犯対策を講じることが、住人の安全確保につながります。空き巣対策の具体的な工事は、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。防犯カメラの設置や玄関ドアの鍵交換など、専門的な技術が必要な作業については、プロに任せるのが安心です。マンション側の防犯対策を強化することで、空き巣被害のリスクを最小限に抑えることができます。住人の安全を守るために、マンション管理会社は積極的に防犯対策に取り組むべきでしょう。
マンション側で実施すべき空き巣対策にはどのようなものがあるのか?
マンション大規模修繕中は、足場が設置されるため、空き巣にとって侵入しやすい環境になります。そのため、マンション側では万全の空き巣対策を実施する必要があります。
マンション側で実施すべき空き巣対策としては、以下のものが挙げられます。
- 足場への侵入防止
- 防犯カメラの設置
- センサーライトの設置
- 巡回警備の依頼
- 住民への防犯意識の向上を促す
これらの対策を組み合わせることで、より効果的な空き巣対策となります。
なお、マンション側で実施できる空き巣対策は、マンションの規模や構造によって異なります。そのため、専門業者に相談して、最適な対策を検討することが重要です。
空き巣対策はマンション側の責務
マンション大規模修繕中は、足場が設置されるため、窓やベランダから容易に侵入されてしまう危険性が高まります。空き巣被害を防ぐため、マンション側と住民の双方で対策を講じることが重要です。
マンションの管理組合は、居住者の安全確保を義務付けられています。そのため、大規模修繕中は、空き巣対策を積極的に実施する必要があります。具体的には、工事会社に防犯対策を依頼する、共用部分の照明を明るくする、防犯カメラを設置する、住民への防犯意識の周知を徹底するなどの対策が挙げられます。
住民も、各自で防犯対策を行うことが重要です。外出時は必ず施錠する、窓に補助錠や防犯フィルムを設置する、防犯カメラを設置する、不審者を見かけたら、管理人や警察に通報するなどの対策を心がけましょう。
マンション大規模修繕中は、空き巣被害に遭うリスクが高まります。マンション側と住民が協力して、適切な防犯対策を講じることが大切です。
工事会社に依頼すべき適切な空き巣対策とは?
マンションの大規模修繕中は、足場が組まれるため、外からの侵入が容易になります。そのため、空き巣被害に遭うリスクが高まる時期です。
工事中は玄関オートロックが解除されていることが多いため、空き巣は容易に玄関から侵入することができます。また、足場を利用してベランダや窓から侵入することも可能です。
そこで、工事会社に依頼すべき適切な空き巣対策を紹介します。
- 足場の防犯対策: 足場にセンサーライトや防犯カメラを設置することで、侵入を検知することができます。また、足場の周囲にバリケードを設置することで、物理的な侵入を阻止することができます。
- 玄関の防犯対策: 工事中は玄関の鍵を二重にするなど、防犯対策を強化する必要があります。また、オートロックが解除されている場合は、在宅中であっても玄関の鍵を掛けておくことが重要です。
- 窓やベランダの防犯対策: 窓やベランダに補助錠や防犯フィルムを設置することで、侵入を困難にすることができます。また、窓やベランダにセンサーライトを設置することで、侵入を検知することができます。
これらの対策を講じることで、空き巣被害のリスクを軽減することができます。
大規模修繕中は、いつも以上に施錠を徹底することが大切です。外出時だけでなく、在宅中でも玄関の鍵は必ずかけましょう。また、窓やベランダの鍵も忘れずにかけましょう。
窓やベランダに補助錠や防犯フィルムを設置することで、侵入を困難にすることができます。補助錠は窓やベランダの鍵を二重にすることで、侵入をより困難にすることができます。防犯フィルムは窓ガラスを強化することで、侵入を遅らせることができます。
防犯カメラを設置することで、空き巣の侵入を検知することができます。また、防犯カメラの映像は証拠として活用することもできます。
空き巣被害に遭った場合に備えて、火災保険や盗難保険に加入しておくことが大切です。保険に加入しておくことで、被害にあった場合に経済的な負担を軽減することができます。保険に加入する際には、補償内容や保険金額などを確認することが重要です。
マンションの大規模修繕中は、空き巣被害に遭うリスクが高まります。そのため、工事会社と住民が協力して空き巣対策を徹底することが大切です。
工事会社は、足場の防犯対策、玄関の防犯対策、窓やベランダの防犯対策を講じる必要があります。住民は、施錠を徹底し、窓やベランダに補助錠や防犯フィルムを設置し、防犯カメラを設置することを検討しましょう。また、火災保険や盗難保険に加入しておくことも大切です。
これらの対策を講じることで、空き巣被害のリスクを軽減し、安心して大規模修繕を行うことができます。
住民に周知されるべき空き巣対策と自主的に行うべき対策
空き巣対策は、被害に遭わないために非常に重要なものです。住民に周知されるべき対策としては、施錠を徹底すること、窓に補助錠や防犯フィルムを設置すること、防犯カメラの設置が挙げられます。自主的に行うべき対策としては、保険加入を検討すること、近隣住民とのコミュニケーションが挙げられます。これらの対策をしっかりと行うことで、空き巣被害を防ぐことができます。
施錠を徹底する
マンションの大規模修繕中は、足場が組まれたり、窓が外されたりと、普段とは異なる状態になります。そのため、空き巣の被害に遭いやすくなるので、防犯対策を徹底することが重要です。
特に、玄関やベランダ、窓の施錠は徹底しましょう。施錠が甘いと、わずかな隙を突かれて侵入されてしまう可能性があります。また、住民以外の人が建物内を自由に歩き回れる状況になるので、工事関係者以外の人が立ち入る場所への鍵をかけ、管理を強化することも大切です。
また、防犯カメラやセンサーライトを設置するなどの対策も効果的です。防犯カメラは、空き巣の侵入を録画することで証拠を残すことができます。センサーライトは、人感センサーで照明を点灯させることで、空き巣の侵入を威嚇することができます。
大規模修繕中は、空き巣の被害に遭いやすくなるので、防犯対策を徹底することが重要です。施錠を徹底し、住民以外の人が立ち入る場所への鍵をかけ、管理を強化しましょう。また、防犯カメラやセンサーライトを設置するなどの対策も効果的です。
窓に補助錠や防犯フィルムを設置することの効果
マンションの大規模修繕中は、足場が設置されるため、侵入経路が増加し、空き巣被害のリスクが高まります。そのため、窓への対策は特に重要です。
窓への対策として、補助錠や防犯フィルムの設置が有効です。
- 補助錠: 補助錠は窓に後付けできる錠前で、既存の鍵とは別に施錠することができます。窓からの侵入をより困難にすることで、空き巣の抑止効果が期待できます。
- 防犯フィルム: 防犯フィルムは、窓ガラスに貼ることで、ガラスの強度を高め、破られにくくする効果があります。また、飛散防止効果もあり、万が一ガラスが割れても破片が飛び散るのを防ぐことができます。
これらの対策は、空き巣の侵入を物理的に阻止するだけでなく、侵入に時間がかかることで犯人の心理的な抑止効果も期待できます。
ただし、補助錠や防犯フィルムは、種類によって効果が異なります。設置する前に、信頼できる業者に相談し、適切なものを選ぶことが重要です。
防犯カメラの設置
マンションの大規模修繕中は、足場が設置されるため、空き巣にとって侵入しやすくなります。そのため、マンション側では防犯カメラを設置することが重要です。防犯カメラを設置することで、空き巣の侵入を抑制することができます。また、空き巣が侵入した場合でも、犯人の特定に役立てることができます。
防犯カメラは、建物の出入り口や駐車場、共用廊下に設置するのが効果的です。また、夜間でも撮影できる赤外線カメラを設置することも重要です。
防犯カメラを設置する際は、以下の点に注意する必要があります。
- カメラの性能: 解像度が高く、夜間でも撮影できるカメラを選択する。
- カメラの設置場所: 侵入経路となる場所や、死角になりにくい場所に設置する。
- 録画方法: 録画データは一定期間保存できるようにする。
防犯カメラを設置することで、空き巣対策だけでなく、住民の防犯意識の向上にもつながります。マンションの管理組合は、防犯カメラの設置を検討することをおすすめします。
保険加入を検討する際のポイント
マンションの大規模修繕中は、空き巣が入りやすくなるため、対策を徹底することが大切です。住民は、施錠の徹底、窓への補助錠や防犯フィルムの設置、防犯カメラの設置など、自主的にできる対策を行いましょう。
保険への加入も検討すべきです。加入のポイントは、以下の通りです。
- 補償内容を確認する: 火災や盗難など、補償対象となる内容を確認しましょう。
- 保険金額の設定: 修繕費用の概算を把握し、適切な保険金額を設定しましょう。
- 免責金額の確認: 免責金額とは、自己負担額のことです。免責金額が高すぎると、補償を受けられる範囲が狭くなるため注意が必要です。
- 保険料の比較: 複数の保険会社の保険料を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
空き巣対策と保険加入を組み合わせることで、大規模修繕中のリスクを軽減することができます。
マンション側も、足場周りの防犯対策や、住民への周知など、空き巣対策を積極的に行う必要があります。上層階の住民も、防犯意識を高めることが重要です。
大規模修善工事でのよくある質問
ここでは大規模修繕工事でよくある質問を紹介します。工事費用や施行中の疑問をまとめました。
Q
大規模修繕で10戸のマンションではどのくらいが費用目安?
A
A: 10戸のマンションの大規模修繕の費用は、規模や建物の状態、修繕内容によって異なりますが、一般的には1000万円から1,500万円程度が目安とされています。具体的な費用は、外壁や共用部分の修繕内容、使用する材料の種類によって変動するため、詳細な見積もりを施工業者で確認しましょう
Q
マンション大規模修繕時にエアコンは使用できる?室外機はどうする?
A
大規模修繕中でも基本的にはエアコンの使用は可能ですが、外壁塗装や防水工事の際には一時的に使用を控える必要がある場合があります。室外機は、作業に支障がない限りそのまま設置された状態で保たれることが一般的です。ただし、工事の進捗によっては室外機を一時的に移動させる場合もあるため、管理組合や施工業者からの指示に従ってください。
Q
マンション大規模修繕の際のベランダの荷物やアンテナはどうすればいい?
A
大規模修繕の際には、ベランダの荷物は一時的に室内に移動させる必要があります。特に、外壁塗装や防水工事の影響を受けやすいものは、工事開始前に片付けてください。また、テレビアンテナや物干し竿も取り外しが必要になる場合がありますので、事前に管理組合や施工業者の指示に従い、適切に対応してください。
Q
大規模修繕の際に洗濯物は外に干せる?
A
大規模修繕期間中は、外壁工事や塗装の影響でベランダに洗濯物を干すことが制限されることがあります。工事用のネットやシートが張られるため、日光が遮られたり、塗料やホコリが付着する可能性があります。管理組合や施工業者からの案内に従い、洗濯物は室内で乾かすか、コインランドリーの利用を検討してください。
Q
大規模修繕の際に立ち会いや在宅が必要なことはある?
A
大規模修繕では、住戸内に立ち入る必要のある作業が発生する場合があります。例えば、配管の点検やベランダ側のサッシ工事などが該当します。その際には、居住者の立ち会いや在宅を求められることがあるため、事前に管理組合や施工業者からの連絡を確認し、予定を調整してください。それ以外の工事については基本的に在宅の必要はありませんが、作業内容によって異なるため、詳細は管理組合の案内を確認することが重要です。
この他、大規模修繕のよくある質問について知りたい方は以下の記事をご覧ください
まとめ|マンション大規模修繕中の空き巣対策について
マンションの大規模修繕中は、空き巣に狙われやすい時期です。足場が設置されることで外部からの侵入が容易になり、工事関係者の出入りも多くなるため、セキュリティが低下するからです。
空き巣対策として、以下のことが重要となります。
- 足場への侵入を防ぐ対策
- 工事関係者の出入りを管理する対策
- 上層階の住民の防犯意識を高める対策
マンション側では、足場への侵入を防ぐために、防犯カメラの設置やセンサーライトの設置、警備員の巡回などの対策を実施する必要があります。また、工事関係者の出入りを管理するためには、工事関係者への入退室の記録や、不審者の侵入を監視するなどの対策が必要です。
また、上層階の住民も防犯意識を高める必要があります。窓や玄関の施錠を徹底したり、防犯ブザーや防犯カメラを設置したりすることで、空き巣被害を防ぐことができます。
大規模修繕中は、空き巣に狙われやすい時期であることを認識し、マンション側と住民が協力して、空き巣対策を徹底することが重要です。